(更新:)
ORICON NEWS
平祐奈インタビュー『ありのままで自分いいかな…眉毛を剃るのは20歳になってから!』
母との約束ごとがたくさんある
平お兄ちゃんにはわがままを言っています。とくに一番上の兄には「今から焼肉に行こう」とか言って、すぐに来てもらったり。
――そのお兄さんが蓮奈さんのお父さんなんですよね。
平蓮奈の上に年子のお姉さんがいて、私と三姉妹みたいに育ったんです。不思議な感覚で、お兄ちゃんが私の若いお父さんのような部分もあって。いつも私に口うるさかったし(笑)。
――DVDの発売翌日が祐奈さんの17歳の誕生日です。
平花のセブンティーン(笑)。17歳のイメージは制服を着て、髪はストレートのロングで、サワーンとしていて。おしとやかで、友だちと学校を楽しんでいる感じ。私もそうなるかと思っていたら、「高校生に見えない」と言われるので、ほど遠いのかな(笑)。初対面だと「中学生?」と言われます。話すと声も幼いので。
平ありのままの自分でいいかなと思います。ときが経つうちに、年齢に追いついていけば。外見も中身も。
――DVDで“ゲジ眉”とイジられていましたが、眉毛は20歳になったら剃るそうで。
平母との約束で、小さい頃から言われています。同年代の子はほとんど剃っていますけど、「あなたはまだいいのよ」って。母との約束ごとはたくさんあるんです。20歳まで炭酸とコーヒーは飲んだらダメとか。
――そうなんですか!? コーラも飲んだことがない?
平ないです。シュワシュワしているんですかね? 20歳になった乾杯は炭酸でやると思います。お酒はその20年後、40歳になったら(笑)。
――逆に、今しかできないことでやりたいこともあります?
平大人になったら、動物園とかに行かないイメージなんです。だから、今のうちに行っておこうと。この夏も3歳の姪っ子に「一緒に行こう」と言われて、久々に行きました。姪っ子がウサギさんを好きなので、一緒の写真をたくさん撮ってあげて。
新しい楽しさを知りました
平 勉学で、sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)とかもしっかり習っておいて、将来は甥っ子や姪っ子に教えられたらいいなって。そういう女性像が私の憧れでもあります。
――「そんなの勉強しても役に立たない」とは思わず?
平 そう思うこともありましたけど、お母さんに「人生で役に立たないことはないのよ」と言われるので、そうなんだなと。
――女優の仕事に関しては「役を通して新しい部分を探す」と語っていましたね。ドラマ『JKは雪女』でも探せました?
平 新しい挑戦がたくさんありました。(演じた)小雪の表情は眉間にシワを寄せてばかりで、始まる前は「大丈夫かな?」ってドキドキしていましたけど、いざやってみると「できるんだ」と。また次に活かせるといいな。
――普段はああいう乱暴な口調もしませんよね?
平 しないですね。監督にもご指導いただいて、雪女で人間じゃないから、感情の入り方もあれでいいんじゃないかと。アクションは大きく表現しないといけなくて、そこも難しかったけど、やるとスッキリして、新しい楽しさを知りました。
――DVDには夏の思い出が収められましたが、秋はどんな思い出を作りますか?
平 芸術の秋なので、美術館に行きたいです。いまモネ展もやっているので。そんなに詳しくはないですけど、今年は母と箱根のポーラ美術館にも行ったし、フェルメールの絵とか好きなので、観ていろいろなことを感じたいです。写真もあちこちの現場で撮っているので、カメラももっと学びたいです。
――食欲の秋はどうですか?
平 食欲は1年中なので(笑)。でも、この秋はブドウをたくさん食べると決めていて、毎日ひと房は食べています(笑)。
(文:斉藤貴志/撮り下ろし写真:鈴木一なり/ヘアメイク:丹澤由梨子)