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ギャル曽根、大食いキャラとしては“異例”の良妻キャラ確立

 先日、第二子の妊娠を自身のブログで発表し、まさに公私ともに充実ぶりを見せている“大食いタレント”のギャル曽根。気がつけば、『元祖!大食い王決定戦』(テレビ東京系)で、“細いのにメチャメチャ大食いのギャル”として鮮烈なデビューを果たしてから早10年。当初は“色物”的なタレントとして、「すぐ消えてしまうのではないか」といった見方も多かったようだが、今では大食いだけではなく、フードコーディネーターなどの資格も取得し、“よくできた奥さん”キャラとして大活躍している。一時期は多数いた大食いタレントの中、どうして彼女だけが残ってきたのか? 検証してみよう。

料理の資格ですっかり“素敵な奥さん”のイメージに

  • “よくできた奥さん”キャラとして大活躍忠のギャル曽根 (C)ORICON NewS inc.

    “よくできた奥さん”キャラとして大活躍忠のギャル曽根 (C)ORICON NewS inc.

 ギャル曽根が前述の『大食い王決定戦』で一躍注目を浴びたのが2005年。同番組からデビューしたジャイアント白田、三宅智子らとともに素人として各バラエティ番組で活躍するのだが、彼女には当初から大食い以外に、“かわいい”“食べ方がきれい”“憎めないキャラ”といった、視聴者から好感を持たれるような、親しみやすいタレント性が備わっていた。それゆえか、自らのポジションを支えていた『大食い王決定戦』でその王座から転落しても、彼女の仕事にあまり影響することはなかったようだ。

 芸能プロダクションに所属し、2007年には「ギャルル」というユニットで歌手デビューを果たすが、直後にリーダーの辻希美が結婚のため脱退。しかしそのことで逆にユニットも注目を浴び、ギャル曽根は2代目リーダーとなる。その後はタレント活動に徐々にシフトし、バラエティ番組で“すっぴん”を披露するなど話題性をキープしながら活動を続け、2011年にはTVディレクターと結婚、翌年に男児を出産する。テレビ復帰後は、調理師、野菜ソムリエ、食育アドバイザーなどの資格をフルに活用し、ダイエットレシピで夫の10kg減量を成功させたり、『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)で一般家庭の残り物でおいしい料理を作るなど、現在では“素敵な奥さん”キャラとしての立ち位置をしっかりと確立。ダイエット系やレシピ系の著書も数多く出版している。

何をしても嫌みにならないキャラクターの強み

 事務所側の戦略も功を奏したのだろうが、各種資格を取得するなど、彼女の成功の陰にはやはり本人の“努力”があると思われる。彼女自体は、結婚→出産→ママタレントとして再ブレイク、といった最近の女性タレントの流れの枠内に収まってはいるが、他のママタレントと比べても、やはり“食”に関しては一枚も二枚も上で、ママタレにありがちなあざとさも狙ってる感もない。また、かつてだったら大食いのウリがタレント活動のネックともなりかねないところを、ママになることで逆にそれをプラスの方向にウリにしてしまうという、ある種の“したたかさ”すらも感じられるのだ。

 彼女の場合、「ギャルル」結成や授かり婚など、タレントとしての岐路に立たされたときの、節目節目の選択や立ち回りが実に的を射ていたのではないだろうか。ことごとく自分に利する方向に進んでこられたのは、本人の努力のみならず、天性の直観力・才能さえ感じさせる。過去にここまで成功した“大食いタレント”の事例はなかったよう思う。逆に言えば、ギャル曽根の例は唯一無二のものであって、他の大食いタレントがマネようにもマネできない類いのものなのかもしれない。

(文/五目舎)

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