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ギャル曽根、大食いキャラとしては“異例”の良妻キャラ確立
料理の資格ですっかり“素敵な奥さん”のイメージに
芸能プロダクションに所属し、2007年には「ギャルル」というユニットで歌手デビューを果たすが、直後にリーダーの辻希美が結婚のため脱退。しかしそのことで逆にユニットも注目を浴び、ギャル曽根は2代目リーダーとなる。その後はタレント活動に徐々にシフトし、バラエティ番組で“すっぴん”を披露するなど話題性をキープしながら活動を続け、2011年にはTVディレクターと結婚、翌年に男児を出産する。テレビ復帰後は、調理師、野菜ソムリエ、食育アドバイザーなどの資格をフルに活用し、ダイエットレシピで夫の10kg減量を成功させたり、『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)で一般家庭の残り物でおいしい料理を作るなど、現在では“素敵な奥さん”キャラとしての立ち位置をしっかりと確立。ダイエット系やレシピ系の著書も数多く出版している。
何をしても嫌みにならないキャラクターの強み
彼女の場合、「ギャルル」結成や授かり婚など、タレントとしての岐路に立たされたときの、節目節目の選択や立ち回りが実に的を射ていたのではないだろうか。ことごとく自分に利する方向に進んでこられたのは、本人の努力のみならず、天性の直観力・才能さえ感じさせる。過去にここまで成功した“大食いタレント”の事例はなかったよう思う。逆に言えば、ギャル曽根の例は唯一無二のものであって、他の大食いタレントがマネようにもマネできない類いのものなのかもしれない。
(文/五目舎)