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ももいろクローバーZ『春の一大事! 5人で“チャレンジ”した2Days西武ドーム公演をレポート!』

 2ndアルバム『5TH DIMENSION』を発表したももいろクローバーZが4月13日、14日の2日間、埼玉・西武ドームで『ももいろクローバーZ 春の一大事 2013 西武ドーム大会〜星を継ぐもも vol.1/ vol.2Peach for the Stars〜』を開催した。昨年の8月以来となる2回目の西武ドームは、両日とも約3万5,000人を動員。14日(2日目)の模様をレポートしよう。

初の本格生バンドの演奏でイキイキと輝く!

 超満員の大きな会場は、メンバー・カラーの服やペンライトでかなりカラフル。オープニング映像が流れた時点で、地鳴りのようなすさまじい歓声が沸き起こる。「overture」で、ステージ後方のエレベーターで下降してくるメンバー。ビジョンに映された彼女たちの表情がとても凛々しく、5人の自信やみなぎるパワーをこの時点で思いっきり感じ取ったほどだ。ステージに降りた5人は、高城れにのせき込みから「黒い週末」でライブをスタート。火柱が立ち上がるなか、生バンドの演奏で、彼女たちはイキイキと歌い踊る。音源以上に躍動感とグルーブを増したサウンドがとても新鮮だ。

 「上球物語 -Carpe diem-」では、7月に開催される『WALKING WITH DINOSAURS LIVE ARENA TOUR IN JAPAN』のサポーターに任命されたももクロの応援に、恐竜が駆けつけるというアメージングな展開。続く「ピンキージョーンズ」で、モノノフ(ももクロファンの愛称)のテンションはさらにアップする。「PUSH」では佐々木彩夏とれにがクレーンでアリーナ上空から歌い、「ゲッダーン!」では5人がアリーナ中央のセンターステージを1周しながら笑顔でパフォーマンス。再び生バンドで演奏された「労働讃歌」は、会場中がサビの振りを一体となって踊るアガりっぷり。衣装チェンジしたももクロは、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)チューン「BIRTH O BIRTH」をクールかつ大人っぽく歌い、「CONTRADICTION」の高速ビートでパワフルに攻めまくる。

 タイトルに『星を継ぐもも』とあるように、今回のライブは先輩スターとの共演が繰り広げられた。2日目最初のゲストは、ももクロのビッグマッチにレギュラー参戦の“南国ピーナッツ”こと松崎しげる。「愛のメモリー」を大熱唱したあと、ももクロとともにトロッコに乗り込み、松崎の最新曲「愛のボラーレ」を一緒に歌う。ホームベース側ステージに着いたももクロは、「BIONIC CHERRY」でひと盛りあがりした後、ビジョンに宇宙の絵が映し出されるなか、メロディアスなミディアムチューン「月と銀紙飛行船」をゆったりと歌い、曲の持つ広い世界観をスタジアム中に響かせた。色とりどりの楽曲を、会場全体を使って披露していくももクロ。DJ・TeddyLoidのスクラッチからバンド演奏で必殺「行くぜっ!怪盗少女」をお見舞いする。大ヒートアップする会場に、百田夏菜子はエビ反りハイジャンプをばっちりキメてみせた。

 バイオリンとアクロバットのショーを挟んで、次なるスターは広瀬香美が登場。「ロマンスの神様」をコラボした後に、有安杏果が嬉しさで涙する。さらに夏菜子は冬の『ももクリ』用に「曲を書いてください」と直訴。広瀬からは「心を込めて作ります」とうれしい返事が返ってきた。ますます勢いづく5人は、バンド演奏で「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を歌ったあと、三塁側からトロッコに乗り込み「5 The POWER」でラップし、「ワニとシャンプー」で扇子を振り回しながら歌っていく。モノノフのテンションはグングン上昇し、西武ドームは季節を越えて早くも夏祭り状態だ。さらにMCタイムでは緊急告知で、5月11日に幕張メッセで行われるメタルフェス『OzzFest Japan 2013』出演という嬉しい発表もあった。

 さて、ライブが後半に差し掛かると、次なるスター坂本冬美が登場。「ももクロちゃん」、「冬美ちゃん」と呼び合う2組は、トロッコに乗り込んで坂本の新曲「花はただ咲く」、そしてももクロの「走れ!」をコラボ。「走れ!」の大サビを、坂本はSの字のペンライトを振りながら可愛らしく歌い、演歌とアイドルの融合で絶妙マッチングを見せた。メインステージに戻った5人は、白い羽根を付けLEDが光る衣装で、オーロラの絵をバックに「空のカーテン」を歌う。会場が幻想的なムードに包まれたあと、「あの空に向かって」をさわやかに届けると、会場中いっぱいに“世界のももクロ、ナンバーワン!”の大合唱が轟いた。彩夏の“ハイハイハーイ”の声からメンバーが会場中のステージに散らばり、ラストチューンの「コノウタ」が披露された。夏菜子と杏果はクレーンでアリーナ上空から歌い、最後はメインステージに5人揃ってのパフォーマンスを見せて本編が終了。

さらなる成長を予感させる極上パフォーマンス

 アンコールに沸き立つ会場に、壮大なクラシック曲「カルミナ・ブラーナ」が鳴り響くと、白い衣装に身を包んだ5人が登場し、火柱とスモークが立ち昇るなか、クールなメロディーのエレクトロチューン「Neo STARGATE」を披露する。5人は、シリアスなムードのなか歌とダンスで会場中を魅了。玉井詩織が「会場のいろんなところに行ったけど、まだ行ってないとこあるでしょ」と語ると、夏菜子、詩織、れにが1塁側スタンド、彩夏と杏果が3塁側スタンドのトロッコに乗り込み、ポップな「宙飛ぶ!お座敷列車」をスタンド席のど真ん中で歌っていく。モノノフとの距離感をさらに縮めた5人は、ホームベース側ステージで、メロディアスな「灰とダイヤモンド」をしっかりと感情を込めて歌う。

 そして、彩夏が「まだ終わらんのかー! 叫べんのかー!」と声をあげると、生演奏での「Chai Maxx」で最後の最後の大騒ぎ。ステージ上には恐竜や坂本冬美といった出演者が全員登場。会場のボルテージはさらにアガりまくり、最後のフレーズをこれでもかと繰り返し歌って大団円のフィニッシュとなった。

 「2日間、4時間以上のライブに最初は不安もあったけど、あっという間でした。前回のように頭のネジが抜けたみたいに楽しめたし、たくさんのゲストのみなさんと良いライブを作ることができました」(れに)、「(3月の)『5TH DIMENSION』ツアーで新しいことをやって、それをどう活かそうかと頑張りました。2日間やり切れて達成感がすごくあります。モノノフが私たちのスター、これからも私たちのスターでいてください」(彩夏)、「ドーム内をいろいろ回ってたくさんの笑顔を見ると、応援されているんだと思えて幸せでした。『星を継ぐもも』ということで、私たちがたくさんの人を照らし続けられたら嬉しいです」(詩織)

 続いて杏果は、涙ながらに「元旦からここがゴールだと思っていたので、(みなさんに)心配をかけましたけど、みんなの笑顔がいつもより大きなパワーになったし、自分の自信にもなりました。音楽として深く向き合えたドームでした」。夏菜子は「スターのみなさんと一緒にライブを作れたこと、新しいチャレンジでバンドさんと本格的にやれたことも嬉しかったです。これからもみなさんがビックリすることをやっていきたい。新しいことをやっても、ももクロは変わらないです。みなさんは仲間だと思うから、一緒にどんどんチャレンジしていろんな夢を叶えたいです。これからもよろしくお願いします」

 それぞれがライブの感想を語ると、最後は5人が地声で「ありがとうございました!」とモノノフに感謝を告げ、西武ドームは大きな拍手に包まれた。4時間15分という長時間のエンターテインメントショーを、思いっきりやり切ったももクロ。スタジアムクラスのライブを、見事にこなせるグループに成長している事実に改めて感心した。どんどんスケールを増す彼女たちに、凄みすら感じたほどだ。8月4日には、約7万2000人収容の横浜・日産スタジアムでのビッグマッチを控えるももクロ。そこでまた驚くようなショーを見せてくれることは間違いないでしょう。

※13日(土)のゲストには、mihimaru GT、南こうせつが出演。
(文:土屋恵介)

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