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中条あやみインタビュー『課題がたくさん…日々成長しないといけない』

自分に自信がないところがあって

――ちょうど仕事が忙しくなってきた時期でしたよね。今も『Seventeen』(集英社)モデルとして活躍中ですが、女優の仕事もどんどんやっていく意向ですか?
中条演技では1回1回役が変わるし、ジャンルもいろいろあって、スタッフさんや現場の雰囲気も違うから、いつも新鮮です。だんだん慣れてきたと思っても、またゼロからやり直すので、難しさもあり楽しさもあって。いろいろ勉強できるから、もっとやっていきたいと思うようになりました。

――差し当たって自分のなかで、演技の課題にしていることはありますか?
中条課題ばかりです。演技もモデルをやるうえでも日々成長しないといけないと思いますけど、もともと自分に自信がないところがあって。
――そうですか? むしろ完璧ぐらいに見えますが。
中条いえいえ。全力でガムシャラにやっているだけで、演技指導されると「何でできなかったんだろう?」とヘコみます。特技とかできることをたくさん磨いて、人間性を深めて、自信を持って演技ができるように……というのが課題です。

――普段から演技力を高めるためにしていることもあったり?
中条前は洋画ばかり観ていたのを、演技の仕方が違うから、邦画やドラマも観るようにして勉強しています。

――最近だと、どんな映画を?
中条洋画だとソフィア・コッポラ監督の『ヴァージン・スーサイズ』ですけど、邦画はいろいろ観すぎて覚えていなくて(笑)。勉強になったことは忘れないようにメモしています。

毒を吐く演技が楽しい(笑)

――気になる女優さんはいます?
中条一緒にお仕事をしている方は一人ひとり演技の仕方が違って。「こういう台詞をこんな感じで言うんだ」とか、自分にないものがあって勉強になります。

――あやみさんは“学校一の美女”みたいな役が、どうしても多いですよね。
中条『She』(フジテレビ系)でそういう役をやらせてもらいましたけど、今回は初めて毒を吐く演技をしました。それが意外と楽しいなーと思って(笑)。

――毒を吐くのは快感でしたか(笑)。
中条そうですね。実はそういう性格なのかな(笑)。ふだん言えないからか、おもしろくて。悪役にとても興味あります。あと、この前『ストレイヤーズ・クロニクル』を観て、特殊能力とかカッコイイなって。少年みたいな感想ですけど(笑)、そういうのもやりたいと思いました。

――では改めて、『ほん怖』の『閑却の社』について、アピールしておきたいことを。
中条毎日同じような夢を見るとか、夢で見たことが現実に起きるとか、そういう経験をした人は多いと思うんです。そういう方にきっと共感してもらえるし、リアルに入り込んで驚いていただけると思います。

――8月末の放送ですが、夏の思い出もできましたか?
中条満喫しました。バーベキューもしたし、お祭りも花火大会も行ったし。あとは泳ぎに行ったら、コンプリートかな(笑)。
(文:斉藤貴志/写真:鈴木一なり)

ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015

 夏の風物詩としてすっかり定着し、今年で16周年を迎える『ほんとにあった怖い話』。今回は、斎藤工、高梨臨、中条あやみ、そして観月ありさ。今までにも増して豪華なキャストが勢ぞろい。日本を代表する美男美女の「怖顔」共演となる。

『閑却の社』
 飯田真美(中条あやみ)は、真っ暗な闇の中をさまよい続けるという夢を見る日が続いていた。最初のうちは、同じ夢を見ることを楽しんでいた真美だったが、ある日夢のなかでたどり着いた真っ暗な祠にいたのは……。とんでもない事態が真美を襲う!
脚本・演出:鶴田法男
出演:中条あやみ
【公式サイト】(外部サイト)

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