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家入レオ、話題の月9ドラマ主題歌「『また明日』が『また今度』になる切なさ」

 家入レオが、8月19日にフジテレビ系月9ドラマ『恋仲』の主題歌「君がくれた夏」を発売した。今夏は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」などイベント出演も続いている家入。特別な想いを抱いていた“20歳”も、もう半分以上が過ぎた。今回は新曲の話をはじめ、夏にまつわるエピソード、挑戦してみたいことなどについても聞いた。

本や映画に触れた時は毎回感想文を書いています

――20歳になって8ヶ月が経ちましたけど、何か変わったことはありましたか?
家入レオ 早い! もう21歳が見えてきてますね(笑)。周りの人には「ハタチになっても何も変わらないと思うよ」って言われてたんですけど、私はけっこう変わりましたね。これまで以上に責任感を持って行動するようになり、今まで以上に外の世界に出ていけるようになりました。あとはお酒が飲めるようになったので、スタッフさんと一緒の場にいられる時間が増えたんです。そうすると、「あ、この人はこんな心意気で一緒にやってくれてたんだな」とか、あらためていろんなことに気づける瞬間も多くて。

――ツアー中もお酒は飲まれたんですか。
家入 いえ、私はツアーが終わるまでは飲まないと決めていたので、ツアー中は一切飲まなかったです。最終日の渋谷公会堂が終わった後、打ち上げで飲みました(笑)。

――お酒を飲むとどうなるんですか?
家入 その日の体調にもよりますけど、すごく冷静になってズバズバ言うタイプになるか、キャッキャキャッキャ言ってるかどっちかですね(笑)。けっこうキャッキャキャッキャしてることが多いかもしれないです。

――20歳になったらこれまで以上にインプットをしていきたいと以前のインタビューでおっしゃっていましたよね。それは実行できていますか?
家入 そうですね。元々、本を読むことも映画を観ることも大好きなので、変わらずにやれているとは思います。私、本や映画に触れた後は必ず感想文を書くようにしてるんですよ。そうすることで真剣に作品と向き合うようになりますからね。楽しかった作品のときだとたくさん感想文を書くし、逆に切なくなるぐらいハズれた作品のときは数行しか書けないですけど(笑)。

――そういう習慣が作詞に与える影響は大きそうですね。
家入 影響はきっとあると思いますね。歌詞における小道具とか比喩とかはボキャブラリーをどんどん増やしていかないと、「家入、また“果実”?また“時計”?」ってことになってしまうので(笑)。これからもインプットはし続けていかなきゃなって。

聴く人によっていろんな“Love”を感じてもらえる

――では新曲のお話へ。「君がくれた夏」は、現在放送中の月9ドラマ「恋仲」の主題歌として大きな注目を集めています。
家入 月9ドラマの主題歌は2度目ですね。今回は福士蒼汰さん演じる葵という男の子が、社会とか友情とか恋とかにもまれながら少年から大人になっていくストーリーで。台本を読ませていただいたときに、今の私の心情をそのまま歌詞に描くことで、ドラマに寄り添えそうだなって思いました。毎回タイアップをいただくと、その作品と自分の共通点をどう見つけるかっていうところで悩むんですけど、今回はすごく幸運でしたね。

――未来へ一歩踏み出すことで迎える別れを切なく描いた歌詞になっていますね。
家入 学生時代には「また明日ね」と言っていた友人と、卒業して大人になると「また今度ね」になる切なさがあるなぁって。重なり合っていたはずの未来が、いつしか交差するようになるというか。前に一歩踏み出す喜びと同時に、「この子が語っている未来の中に自分はいないんだな」とか、「この子の日常の中の一人になれなくなっていくんだな」とか、そう感じてしまう切なさを歌詞に入れることができたと思いますね。

――“Love”というワードが使われていますが、それは大きな意味での“愛”を意味している感じですよね。
家入 はい、広い意味での“Love”ですね。ドラマの恋愛要素はあまり意識せず、聴く人によってラブソングにも友情ソングにも聴こえるような幅を持たせた表現方法にしました。

――柔らかく優しい歌の表情が際立つバラードだと思いますけど、その中には切なさや強さといった感情表現も散りばめられていて。表現がものすごく豊かになっていますよね。
家入 今回はいろんな歌い方を探したんですよ。いつもの家入レオの力強い歌い方だとバラードとは程遠いものになってしまうので、息を抜くように歌ってみました。ところどころスッと息を抜いて歌うと、そこに空間が生まれて切なさを表現できるんです。それによってドラマで求められているものと、私が表現したいことを両方満たせた気はします。

――<愛情の罠>というフレーズが印象的な大サビの歌もすごく良かったです。
家入 そこの部分は力強くガッツリ歌いました。ただ、聴いてくださる方の熱量に応えられるように、そこもすごくこだわって、あえてちょっと英語っぽく歌うことで耳残りを出そうとか、いろいろ考えました。

夏は子どもが大人になっていく季節

――ミュージックビデオも素敵な仕上がりになっていますね。
家入 夜の街をさまよっている不安を抱えた若者たちに、私が「大丈夫だよ」って歌で包み込むような内容ですね。丘の頂上まで登って撮影したんですけど、星空がすごくキレイでした。あと、自然豊かな場所だったのですごく静かで。どれだけ普段の生活の中で耳を休めていないのかっていうことにも気づきました。

――では、この曲のテーマになっている“夏”にはどんなイメージがありますか?
家入 夏は子供が大人になっていく季節というイメージがありますね。普段行けないところにも行けるし、話さない人とも話せるから、それだけ感情が潤っていろんなことに気づける。特別な何かが起こりやすい季節なんじゃないかな。実際、私が上京を決めたのも夏でしたし。

――夏ならではのイベントごとはきっちりやるタイプですか?
家入 1人で花火したことはありますけどね、上京してから。まぁまぁせつなかったです(笑)。今一番やってみたいのは、みんなで焼肉パーティとかして、終わった後にトランプして、負けた2人がコンビニにアイス買いに行くとか…。私、青春しなきゃいけないときにしてない分、そこへの憧れがすごく膨らんでるんですよ。それをいつか消化しないとちゃんとした大人になれない気がしてて。なので来年…再来年くらいにはやりたいですね(笑)。

――今年はもう諦めましたか(笑)
家入 今年はこのシングルをリリースすることで充実した日々が過ごせると思うので、その中で夏を実感しながら駆け抜けたいと思います!

(文/もりひでゆき)

「君がくれた夏」 (月9ドラマ『恋仲』主題歌)

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