ORICON NEWS

アイドルじゃない! 名古屋発の男版・宝塚“BOYS AND MEN”とは

どんなに大きくなっていっても、僕たちは名古屋から全国に

――改めてBOYS AND MENというグループの魅力について、ご自身たちではどこだと思いますか?
田中 なんでも全力で取り組んでいくところですね。あと、土田がさっき決まらない王子と言っていましたが、僕たち自身も、全部を決め切りたくないといいますか、途中までかっこつけていたとしても、最終的には笑いの方向に持っていくんです。むしろカッコいいまま終わるのを良しとしない面々しかいないんです(笑)。
吉原 俺らがかっこつけて、ツンとしていても似合わないですし。
平松 何より面白いことをしているほうが、僕ら自身、楽しいんですよね。
若菜 カッコはつけるもんじゃなく、勝手につくもんだからって、事務所の社長にも言われましたし。
平松 僕らは、アイドルではなく、BOYS AND MENというジャンルのエンターテインメント集団なので、どんなときも素に近い自分たちでいたいですし、頂点を目指しながらも、みなさんとずっと身近な存在でありたいですね。

――ランキングで1位を獲得したとしても?
平松 ずっと謙虚さを忘れずにいたいですね。

――基盤は名古屋(東海地方)のままで?
一同 もちろんです!
田中 名古屋は、日本の三大都市のひとつであるのも関わらず、芸能の面でいまいち盛り上がってないんじゃないかと。僕ら自身、ボイメンに加入する前までは、芸能の夢を叶えるためには東京に行かなければいけないという意識があったのですが、そこをどうにかして変えたいという思いがあり、地域に密着した活動をすることで、名古屋に住みながらでも、全国的に有名になれる、芸能の夢を持てることを、僕らが示すことができたらいいなと。そういう場所にBOYS AND MENがなってくれたらいいなと思っています。

――現在は11人ですが、今後はメンバーが増えていく可能性もあると。
田中 最終的に目指すところは、やはり男版・宝塚といいますか、BOYS AND MENという大きな組織を東海地方に根付かせていくことなんで、この11人でBOYS AND MENであるのは変わりないですけど、同じ志を持った人たちがどんどん増えていったらいいなと思いますし、僕たちの存在によって、東海地方の芸能が盛り上がってくれたらいいなと思います。
平松 どんなにBOYS AND MENが大きくなっていったとしても、僕たちは名古屋から東京に行くし、名古屋から全国に行きますんで!
吉原 車で!

――新幹線じゃなく?
平松 吉原以外、リニアモーターカーで行きます!
吉原 えぇー!! 僕もリニア乗りたい(笑)。
土田 あと、僕らは、名古屋をモチーフにした楽曲もたくさんあって。先日リリースしたDVD『新装版 PV COLLECTION 1&2』にも、僕たちの代表曲である「なごやめしのうた」のMVやメイキング映像も収録されているので、ぜひ僕たちを通して、名古屋の素晴らしさを知っていただけたらうれしいです。

――「なごやめしのうた」は、楽曲自体がかなりキャッチーで一度聴いたら頭から離れないですし、実際の名古屋飯が出てくる映像もインパクトがありますね。
勇翔 イベントなどで披露したときに、初めて聴いた方が一緒に口ずさんでくださったり、笑顔になっているのを見ると、毎回テンションがあがります。

――また歌詞やトークに名古屋弁が使われているのも、ボイメンならではですよね。
田中 DVDでは、個性の強い11人が、見ている人をとにかく笑顔にしたいという思いで、いろんなことにチャレンジしているので、一生懸命やっている僕らの姿をぜひ楽しんでいただけたらうれしいですね。
平松 あと、メンバーの女装姿も見どころですね。女装は、ボイメンでは結構するんですけど、ここまで振り切った女装はなかなかないので、ぜひ注目してみてほしいですね。綺麗かどうかは別として(笑)。

夢はあきらめなければ必ず叶う、それがBOYS AND MENのテーマ

――さらにみなさんが出演された舞台のDVD『新装版 RETURNER 俺たちの幕末異伝 完全版』も同時リリースされましたが。
吉原 最近の僕らは、様々なテレビ番組に出させていただけるようになったこともあり、動画サイトなどでも見ることができると思うのですが、今までの軌跡といいますか、スタート時からやってきたものはなかなか見ることができないと思うんです。なので、『新装版 RETURNER 俺たちの幕末異伝 完全版』で僕たちを作ってきた舞台の映像を見て、ぜひボイメンの原点を知っていただけたらうれしいです。あのときどんな気持ちでやっていたのか、今の僕らが当時を振り返ったインタビューも収録されているので、新たなファンのかたはもちろん、ずっと応援してくださっているファンのかたも楽しめる作品になっていると思います。
勇翔 正直、自分たちで見るのは、恥ずかしい部分もありますけど。
若菜 若っいな〜って(笑)。
平松 昔の自分たちではあるんですけど、髪型や髪色、肉づきが違っていたりして、今のボイメンしか知らない人は、逆に新しく見えると思うんです。
若菜 新装版ということで、以前発売されている内容から、さらにパワーアップした内容になっているので、ぜひ少しでも僕らに興味を持ってくださったかたは、チェックしてほしいです。
土田 ネットをなどを通じて、僕らの存在が少しずつ広まってきているとは思うのですが、まだ九州や東北などでライブができていないので、今回のDVDで僕たちのことをさらに多くの人たちに知ってもらって、応援していただければ、地方でもライブが実現できると思うので、ぜひたくさんの方に手にとっていただけたらうれしいです。

――具体的な目標はありますか?
平松 第一の大きな目標は、武道館、そして、さらなる目標はナゴヤドームでコンサートをやることですね。
吉原 あと、海外公演もやりたいですね。名古屋から全国、世界に発信していくのが僕らが与えられた使命なんで。
若菜 あと、全国ネットで、ボイメンのテレビ番組を持ちたいですね。
土田 夢は、どんどん広がりますね。
平松 だいぶ無謀だって言われるかもしれないですけど、夢はあきらめなければ、必ず叶うって言いますし、それがBOYS AND MENのテーマなんで。
田中 この11人だったら、夢が現実になるんじゃないかなって、僕は信じてます。
吉原 ぜひ僕らの夢に、みなさんも加わってくださったら、一緒に夢を叶えることができたらうれしいです!

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索