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“視聴者”目線の小山慶一郎、キャスターとしての高い支持率

 報道番組『news every.』(日本テレビ系)でメインキャスターを務めるアイドルグループ・NEWSのメンバー、小山慶一郎。彼のアナウンス技術が“プロアナウンサー以上”との高い評価を受けている。その滑舌の良さやニュース原稿読みの上手さ、現場対応力の高さなど、小山の本職を知らない中高年が見たら、本物の局アナだと思っても不思議ではない。それでいて、腰が低く、体当たり取材も平気でこなしてみせる。なぜ彼は、アイドルの枠を超えた活動ができるのか、その人間像とあわせて検証してみよう。

小山の卓越した現場レポートの裏にある、取材力の高さ

 小山は現在31歳。ジャニーズJr.に所属後、2003年に明治大学文学部に入学。同年、NEWSのメンバーとしてデビューを果たす。2007年、同大学を模範卒業生として卒業し、『24時間テレビ』への出演をきっかけに手話を学び、手話検定準2級を取得した。そんななか、2010年3月から週1回で『news every.』にレギュラー出演していたが、2014年1月からは月〜木曜の16時台でメインを張るようになった。「障害者の取材や被災地の取材など、常に現場に足を運び“人間関係を重視した”取材で独自性高い報道を継続中」(日本テレビ同番組HPより)とあるが、その取材力の高さを証明したのが、『第47回衆議院議員総選挙』(2014年)での選挙特別番組『ZERO×選挙』でのこと。

 小山は、自民党本部や候補者の選挙事務所などで現場レポートを担当していたが、すらすらとしたなめらかな語り口で、自民党の候補者の数や当選のバラのサイズまで即答し、事前にしっかりと予習していることをうかがわせた。つまり、小山の卓越したレポートの裏には、彼なりの相当な勉強と努力があるということだ。実際、小山自体、飛び抜けた“イケメン”とは言えないだろうし、かつては、茶髪でチャラチャラしたイメージもあった。しかし現在は、髪色も落ち着き、スーツを着こなして現場からレポートする姿は、もはやアイドルというより、局アナより局アナっぽく見えるほどだ。

本職のキャスターを凌ぐ能力を潜在的に持っている

 同じように『ZERO』でキャスターを務めるジャニーズ事務所の先輩に、嵐の櫻井翔がいる。櫻井に至ってはキャスター歴も長く、加えてMC能力の高さでも定評がある。先日、11時間にわたって放送された『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ。』(日本テレビ系)で、櫻井は総合司会を務めたが、まったく問題のない安定した進行ぶりは、もはや貫禄さえ感じさせた。ちなみに、フリーキャスターの羽鳥慎一がフォロー役でいたのだが、羽鳥の出番は少なかった。いったい、どちらが本物のキャスターだ? と思った方も多いのではないだろうか。

 小山しかり櫻井しかり、アイドルの他分野への進出も多いが、驚くべきことは、彼らがすでに本職のキャスターを凌ぐ能力を潜在的に持っているということだ。小山にしても、「アイドルが話題づくりのためにニュース番組に出てるんだろう」的な世間の勘ぐりを、自らの実力と、現場できっちりと視聴者目線で取材するという“努力”で、見事にぶち壊してくれた。

 ちなみに、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏は、2007年に「ユーはアナウンサーが向いてるよ。テレビ局に入社しなよ」と小山に言っていたというが、この予言は見事に的中したとも言える。やはり、“アイドルの他業種への進出”という点においても、氏には先見の明があったということか。

(文:五目舎)

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