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広瀬すずインタビュー『今までにない すごく不思議な感覚』

トークが楽しい…またバラエティに出演したい

――すずさん自身は、自分の天然的なところは自覚しているんですか?
広瀬いえ、天然ではないです……と言い張っています(笑)。ただ、「楽しくなって乗るとすごい」と言われていて、綾瀬さんもそうだということだったので、「タイプは一緒だね」というお話をしました。

――最初に話に出ましたが、バラエティは好きなんですよね?
広瀬大好きです。最近、出演させていただく機会が増えて、「笑いを取らなきゃ」と思っちゃって(笑)。でも、だいたい序盤で「ムリだ。やめよう」と諦めますけど。台本がないフリートークの番組が楽しくて、前に『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出させてもらったときは、バラエティがほぼ初めてだったので、舞い上がってしまってちゃんと話せなくて、反省しているんです。楽しかったんですけど。また出演させていただけないかな〜と思っています(笑)。
――ところで、楓がお守りにしていた昔読んだ本の栞を、九太に渡すシーンもありました。すずさんがお守りにしているものはありますか?
広瀬映画でご一緒した是枝(裕和)監督と長澤さんからもらったお手紙は、すごく大事にしています。私のこれからのこととか、思ってくれたことをいろいろ書いてくださって。「何があっても応援してもらえる」と伝わってきて、これを読めばどんなときでもがんばれると思えました。

――6月に誕生日を迎えて“日本一忙しい17歳”となったすずさんですが、息抜きでしていることはありますか?
広瀬友だちと会うことですね。あと、おいしいものを食べたり。

――以前に「ニラが好き」と話していたこともありました。
広瀬恥ずかしいです(笑)。ニラは最近食べていませんけど、いろいろなお店に連れていってもらったりしています。

――それこそ、『バケモノの子』の舞台になった渋谷にも行きます?
広瀬遊ぶのはほとんど渋谷です。スクランブル交差点も普通に歩きますし、映画を観るのも渋谷。『バケモノの子』で、現実にはないことが身近な街で起きるのもおもしろくて。これから渋谷を歩いたら、「ここを通るとバケモノ界?」とか考えちゃいそうです(笑)。
(文:斉藤貴志/写真:逢坂 聡)

バケモノの子

 ある日、バケモノ・熊徹(役所広司)に出会った少年(宮崎あおい)は強くなるために、バケモノの世界へ行くことを決意。少年は熊徹の弟子となり、九太という新しい名前を授けられる。奇妙な共同生活と修行の日々を重ねることで互いに成長し、本当の親子のような絆が芽生え始める。

 少年が青年となったある日、渋谷へ戻った九太(染谷将太)は、新しい世界や価値観を教えてくれる高校生の楓(広瀬すず)と出会い、生きるべき世界を模索し始めるのだが……。

監督・脚本・原作:細田 守
声の出演:役所広司/宮崎あおい 染谷将太 広瀬すず/山路和弘 宮野真守 山口勝平 長塚圭史 麻生久美子 黒木華 諸星すみれ 大野百花/津川雅彦 リリー・フランキー 大泉洋
2015年7月11日公開
(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
【公式サイト】(外部サイト)

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