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TEAM NACS秘密兵器・森崎博之はなぜ全国区にならないのか?

大泉洋、安田顕、戸次重幸、音尾琢真とキー局のドラマや映画に引っ張りだこの彼らは、北海道で結成された劇団TEAM NACSのメンバー。全国公演のチケットは常に即完売するバケモノ的な人気を誇る同劇団のリーダーが森崎博之だ。全国区の人気を誇る4人とは異なり、キー局の番組などでその姿を見かけることが少ない森崎は、今でもひとり北海道に残り、メンバーがいつでも帰ってこられるように地元を守っている。

リーダーとしてTEAM NACSを立ち上げ、復活させた

 北海道を拠点に活動する森崎は、ほかのメンバーと違い、同劇団ファンを除くと全国区の人気ではないかもしれない。しかし、彼がいなかったら、現在の大泉らTEAM NACSメンバーの活躍はないと言っても過言ではないだろう。なぜなら、1996年に出演予定だった舞台が延期になり、その代わりとしてTEAM NACSを立ち上げ、最初で最後の公演を企画したのが森崎ならば、就職を機に一時は解散となったTEAM NACSを再び復活させたのも森崎だったからだ。

 メンバーのなかでもとくに北海道にこだわる森崎だが、以前はほかのメンバー同様、『おかしなふたり』(フジテレビ系/2006年)や『受験の神様』(日本テレビ系/2007年)など、東京でも俳優として活動もしていた。しかし、2008年に、北海道で『森崎博之のあぐり王国北海道』(HBC)がスタートすると、自分は北海道に残り、メンバーとは違う形で仕事をすることで、チームの幅も広がるのでは……と考えるようになったという。今では、北海道フードマイスター、ごはんソムリエなどの資格も取得し、食に関する講演会活動も行っている。

俳優、農業…北海道での活動へのこだわり

  • TEAM NACSの『ハナタレナックスPRESENTS TEAM NACS 4月はじまり人文字カレンダー』(3月6日発売)

    TEAM NACSの『ハナタレナックスPRESENTS TEAM NACS 4月はじまり人文字カレンダー』(3月6日発売)

 そんな森崎が、所属事務所の会長である鈴井貴之氏が監督、脚本を務めるドラマ24『不便な便利屋』(テレビ東京系)で、ひさびさにキー局のドラマにレギュラー出演した。森崎は正義感の強い小森巡査という役を演じているが、ストレートで実直、声が大きくておおらかな森崎のキャラクターが多いに活かされたキャラクターになっている。これをきっかけに、東京での活躍が増えることもあるかもしれない。

 ドラマ、映画とエンタテインメントシーンにひっぱりだこのTEAM NACSメンバーのなかで、あまり顔を見かけることがない森崎。しかし、森崎だけが売れていないわけではない。そんな人気者集団を率いるリーダーに声がかからないわけがない。経験を積み重ねてきている演技は認められ、独特な雰囲気を醸し出すキャラクターは誰からも愛されている。森崎は、地元へのこだわりから、自らの立ち位置、活動すべきフィールドを考えた末に、俳優業だけではなく、農業や食に関する活動も北海道を拠点に行っている。東京で活躍するメンバーがいつでも戻ってくることができるように、劇団と地元を守る。それが森崎という人間なのだろう。

 森崎には、TEAM NACSでは演出家、脚本家としての顔もあり、結成から数々のTEAM NACS公演の演出、脚本を手がけてきた。この夏から上演されるTEAM NACS第15回公演『悪童』では、演出はマギー、脚本は古沢良太が手がけるため、初めて森崎はその両方を外部に託すことになる。しかし、森崎はTEAM NACSの演出、脚本にはまだまだ意欲的で、今回の公演ではマギーの演出を学んで、次に活かしたいと語っている。演技、農業、そして演出、脚本にも携わる森崎の活躍は、ブレることはない。

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