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虎姫一座 in アミューズ カフェシアター『大衆芸能発祥の地ならではのショーを体感!!』

2010年の結成以来、日本の大衆芸能発祥の地である浅草を拠点に、古きよき昭和歌謡のリバイバルをコンセプトに通算1400回を超えるエンタテインメント・ショーを繰り広げるスーパーユニット・虎姫一座。昨夏より浅草六区のアミューズ カフェシアターを本拠地にスタートした新作レヴューは、追加公演も決定して今まさに話題沸騰中。そんな人気と実力を兼ね備える虎姫一座を新形態のシアターで直撃!!

カフェ&ショーが楽しめる新感覚シアターを体感!

 アミューズ カフェシアターは、日本の大衆芸能発祥の地である浅草六区にあり、古き良き昭和歌謡のリバイバルをコンセプトにしたレヴューショーをほぼ毎日上演している。

 カフェシアターに一歩足を踏み入れると、そこはゆったりと落ち着いて食事を楽しめる空間になっている。座席から見渡せる場所にある大きな窓からは、7階にあるシアターからの浅草の風景が一面に広がる。しかし、ショーが始まると、その窓をバックにしたスペースがステージへと一変するのだ。

 毎日ここで公演をしているのは、女性11名、男性2名からなる虎姫一座。昭和の名曲をメインに歌う彼らの心のこもった歌唱はこれまでに高い評価を得ている。メンバーは、きっと歌を勉強してきた人たちだろうと思っていたのだが、実は彼らの生い立ちは様々だそうだ。浅草を拠点に機織りのパフォーマンスをしていたメンバーもいれば、太鼓芸能集団・鼓童の出身で日本の伝統音楽を演奏してきたメンバー、民謡歌手、新体操やチアリーディングをしていたメンバーなどで結成。そんな混合グループでパフォーマンスを続けてきている。

キャストと一緒にレヴューの醍醐味&トークを堪能

 この日、そんな彼らのレヴュー『これが浅草レヴュー「虎姫一座」だ!』の最初のパートで歌われたのは、シュープリームスの名曲「ストップ イン ザ ネイム オブ ラブ」やショッキングブルーの「ビーナス」など、日本でも知られたポピュラーな洋楽だった。

 また、歌だけでなく、第二部は昭和の古き良き家族をモチーフに、映画音楽の楽曲を合わせた「ちゃぶ台ミュージカル」が繰り広げられる。この演目は、虎姫一座をスタート時から見守っている、俳優の小倉久寛のナレーションとともに進んでいくが、小倉の優しい語り口と、ちょっと懐かしい雰囲気の昭和家族の物語との相性がピッタリ。同ミュージカルの脚本は、虎姫一座のメンバーであるしゅくが手掛けている。
 最終のパートでは、懐かしい昭和歌謡のレヴューに。「情熱の花」「恋のフーガ」などの楽曲や、男性陣の力強い太鼓の演奏、女性陣が総出演するフレンチカンカンなど、華やかな演目が続く。しかし、これだけでは終わらない。さきほど力強い太鼓の演奏を披露していた男性ふたりも、女性と同じくキャミソールにスカートという姿で登場! 全員でフレンチカンカンの足上げパフォーマンスを繰り広げて、観客をあっと驚かせた。

 その後、キャンディーズの「春一番」、イルカの「なごり雪」、矢野顕子の「春咲小紅」など、昭和の歌謡曲世代はきっと心揺さぶられるだろう、春に関連した名曲のメドレーでこの日のレビューは締めくくられた。曲の途中でメンバーが客席に降りてきてハイタッチをしたり一緒に歌ったりと、一体感を感じさせるステージになっていた。
 レヴューが終わっても、そのままその余韻を楽しみながら食事が続けられるのもこのカフェシアターの特徴だ。カフェとシアターが一体になっているので、ショー前後の時間でゆっくりと食事やお酒を楽しむことができる。ハンバーグやグラタンなど、味も本格的なのだが、このメニューをさっきまでパフォーマンスしていたメンバーが作ったり、ホールでサービスしてくれたりするため、レヴューの感想を伝えたりとコミュニケーションがとれるのもうれしい。

 アミューズ カフェシアターは、ショーの醍醐味とキャストたちの熱量を肌で体感することができ、よりエンタテインメントを身近に感じることができる場所。大衆芸能発祥の地・浅草ならではの、何層にも楽しみが見いだせる空間だった。

歌も演劇もお笑いも!ジャンルに縛られないレヴューのおもしろさ

虎姫一座メンバー・しゅく インタビュー
特技の異なる個性的なメンバーが集結した集団
――今年で虎姫一座は結成5年目だそうですね。
しゅく新体操やアクロバットの得意な人から、太鼓奏者、民謡歌手だけでなく、ミュージアムで機織りのパフォーマンスをしていた私のような人まで、それぞれ違う分野で活動をしていたメンバーでスタートしたカンパニーなんです。だから周囲の人たちも、こんなに長く続くなんて意外だったかもしれないですね。

――虎姫一座の公演には、いつも小倉久寛さんのナレーションが入るんですね。
しゅくそうなんです。スタート当初から虎姫一座とともに歩んでくださっていて。私たちもレヴューで流れる映像のなかで小倉さんと一緒にお芝居をしたりしています。

――小倉さんからアドバイスを受けたりしましたか?
しゅく私が「舞台には何が大切ですか?」と尋ねたら、「真心が大切だ」と教えていただきました。本当にその通りだなと思って、何かあるたびにその言葉を思い出しています。

――しゅくさんは、今回の公演では出演だけではなく、ミュージカル脚本も担当しているそうですね。ほかの方もいろいろな役割を担っているんですか?
しゅく私は今回のミュージカル部分のストーリーを作りましたが、フレンチカンカンの振付もメンバーがやっていますし、曲選びにしても、演出家さん、座付作家さんが私たちの意見を尊重してくれていて、メンバーみんなで作る部分が多いです。

――ステージの上以外でも、厨房で料理を作ったり、ホールでサービスもしているそうですね。
しゅくそうなんです。このシアターに拠点を移してからは、料理を作ったり、シェイカーをふったり、ホールを担当したり、受付をしたり。それから棚卸まで自分たちですべてやっています。

カフェシアターで過ごす時間がエンタテインメント

――このアミューズ カフェシアターを拠点にしてからのことと聞きましたが、それまでと意識は変わりましたか?
しゅくショーの部分だけではなくて、このカフェで過ごす時間すべてを観客のみなさまに楽しんでいただきたいと思っていたので、すごくいい状態です。それに、ステージが終わった後のホールでは、食事やお酒を楽しんでいるお客さまから直接感想を聞くことができたり、うれしそうな表情を見ることができたりして、とても励みになります。「君、さっきまで踊っていたんだね」と声をかけていただくことも多くて、ちょっとしたお客さまの優しさに触れられることがうれしいです。

――このレビューを見て、虎姫一座の皆さんの歌のうまさが印象に残りました。
しゅく実は歌が専門だったメンバーは少ないんですが、やっぱりレヴューにおいて歌が一番の要であるとみんな認識しています。オリジナル曲ではなく、観客のみなさまそれぞれに思い入れのある曲だからこそ、大事に歌わないといけない。だから、すごく練習しています。

――この浅草という場所をどうとらえていますか?
しゅく浅草で活動するようになって、日本の文化に触れる機会が増えて、新たな発見がたくさんありました。浅草は芸能文化を発信し続けてきた場所でもあります。だからでしょうか、私たち虎姫一座のメンバーにも、浅草の方たちはすごく優しくしてくれるんですよね。とても温かい街です。

――いまレビューを見られる場所は少ないと思います。知らない人たちにとっては、どういうところがおもしろさになるのでしょうか。
しゅく歌、演劇、お笑いとか、ジャンルに固定されないところがレヴューの良さだと思います。昔のテレビ番組って、『シャボン玉ホリデー』でも歌番組なんだけどそのなかにコントがあったり、笑いがあったりといろいろな要素が一緒になっていました。今の時代にもそういうものがあってもおもしろいし、形態として新鮮だと思います。若い世代の方にも、虎姫一座のレヴューをきっかけに、昭和の歌謡曲ってこんなにかっこいいんだって知ってもらえたらうれしいです。

これが浅草レヴュー「虎姫一座」だ!

 浅草六区アミューズカフェシアターにて絶賛ロングラン公演中の虎姫一座の新作『浅草レヴュー』第5弾が、『これが浅草レヴュー「虎姫一座」だ!』。「昭和の名曲を次世代に歌い継ぐ」ことをコンセプトに、今作も歌、ダンス、アクロバット、芝居、和太鼓を盛り込んだレヴュー仕立てのショーをお届けします!
【虎姫一座 公式サイト】(外部サイト)

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