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“映像”と“光”で感動的な空間を演出〜無線ペンライトの革新と進化とは

「無線コントロールペンライト」が進化、アトラクションなどでも活用

 ここ数年、コンサートで「無線コントロールペンライト」を採用した演出を行うアーティストが増えている。「無線コントロールペンライト」は、手持ちのものからリストバンド型まで、デザインや形状も様々。ペンライトの点灯や色など、自由自在に操ることができ、歌唱や映像に合わせて七色に輝く。BUMP OF CHICKENやSEKAI NO OWARIなどのロックバンドから、サザンオールスターズやaikoといったアーティストまで、観客との一体感をより深める演出のためのツールとして使用している。

 韓国俳優のチャン・グンソクとサウンドプロデューサーのBIG BROTHERによるユニット・TEAM Hの全国ツアーでもエンタテインメント照明システム「PIKABON(外部サイト)」が起用され、ウサギのキャラクターを型どった腕時計型ペンライトが人気を博した。今月13日には、東京タワーフットタウンにオープンした人気アニメ『ワンピース』初の大型テーマパーク『東京ワンピースタワー』内のライブショー「ワンピース・ライブ・アトラクション」でも、ワイヤレスペンライトが採用されている。最新のプロジェクションマッピングと通称「ココロ石」と呼ばれるワイヤレスペンライトが一体となった臨場感溢れるアトラクションは、開園前より話題となった。

SHINeeの初の東京ドーム2days公演の様子

SHINeeの初の東京ドーム2days公演の様子

SHINeeの初ドーム公演では、映像とペンライトがリンクした演出で魅了

 3月14日と15日の2日間にわたって行われたSHINeeの初の東京ドーム公演でも、「PIKABON」の「無線コントロールペンライト」が観客全員に配布され、その光のマジックが楽しめた。同公演では、映像とペンライトがリンクした、これまでにはない新たな試みが実施された。

 その初となる映像とペンライトがリンクした演出が、至る箇所で採用された。イメージカラーに彩られた光のボールを客席に投げるというパフォーマンス映像と連動して、客席のペンライトの色が変化。ステージ両サイドから徐々にペンライトが点灯すると、その見事なまでにシンクロした光の演出に「おお〜!」と会場から大歓声が沸き起こった。ソロコーナーでは、歌声と連動してそれぞれのイメージカラーに光輝き、バラード曲「Moon River Waltz」では、明るく浮かぶ月や星が空から降り注ぐイメージまで、楽曲の世界観に合わせた叙情的な光の演出で魅了した。

 「SHINee」コールと5万人による光のウェーブに応えたアンコールでは、七色に輝いたペンライトの光が、トロッコに乗って会場を周遊するメンバーたちを、更に輝かせた。イメージカラーの「アクアグリーン」一色に染められた会場を見て、「ペンライトきれいだなあ〜みなさん本当にありがとう」とメンバーのジョンヒョンが感慨深げに語っていたが、「光の演出がキレイで、思い出になった」とSNSでのファンのコメントも目立った。その「アクアグリーン」一色に包まれた会場を見渡し、メンバーが思わず感極まって涙する場面もあったが、圧巻の光景だった。彼らのパフォーマンスに加え、映像や観客が一体となった光の演出で、より感動的なライブになったのは確かだ。
  • SHINeeのライブで配布された「無線コントロールペンライト」

    SHINeeのライブで配布された「無線コントロールペンライト」

  • 「PIKABON」製の「無線コントロールペンライト」

    「PIKABON」製の「無線コントロールペンライト」

企画力次第で、無線ペンライトの活用範囲と市場機会は無限

 今回のSHINeeのライブを通して、安定化した「無線ペンライト」の演出システムと技術の進歩を実感した。無線通信方式の「PIKABON」は、約1坪のスペースと110ボルトの電源を接続できる環境であれば、基本的な機器だけでオペレータひとりでドーム規模の会場まで演出が可能。「PIKABON」の特許技術でもある「4チャンネル スマート・アンテナ・システム」は、4段階にわけて電波の安定性を確保し、各ペンライトが最適な電波信号を拾うように設計されている。

 これまで、運営コストの関係でアリーナクラスの大規模会場で使用されることが多かった。しかし、企画によっては中小規模の公演で真価を発揮することもある。「PIKABON」を取り扱う株式会社N&P 代表取締役のイ・ジョンウォン氏は、「無線ペンライトの活用範囲と市場機会は無限である」と言う。例えば、『ワンピース』テーマパークのように、一定期間公開されるアトラクションや定期的な公演では、「無線ペンライト」の演出が付加価値となり、リピーターの獲得にも繋がるだろう。「無線ペンライト」は、コンサートに限らず、テーマパークやスポーツ、展示会など、様々なシチュエーションで活用できる。今後、更なる市場規模の拡大が見込める。

「PIKABON」セッティングの様子

PIKABON オフィシャルサイト(外部サイト)
【インタビュー】SHINee、メンバーの“LOVE(愛)”なこととは
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