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みんながいたから今のRev.from DVLがある――新曲に込めた思い

 福岡発のダンスボーカルアイドルユニット、Rev.fromDVLが、3月25日に4thシングル「君がいて僕がいた/愛がーる」を発売する。「君がいて僕がいた」は、Rev.のデビュー以降の1年を振り返りつつ、春にピッタリな応援ソングに仕上がった。今回、メンバーから、橋本環奈、秋山美穂、四宮なぎさ、鷲尾美紀、西岡優菜、橋本幸奈の6人にインタビュー取材を実施。新曲の話から“春”“卒業”にまつわるエピソード、橋本環奈のサプライズバースデーまで、様々な話を聞いた。

卒業の感動エピソード 先生からのサプライズとは?

――4thシングル「君がいて僕がいた」は、前向きな応援ソングですね。
鷲尾美紀私たちにとってはメンバーだったり、学校生活を送っている方だったら友達だったり……そういう人たちと過ごした時間があるから前に進めるっていう、未来に向けた明るい応援ソング、卒業ソングになっています。
橋本環奈本当に題名そのままだと思っていて、もうすぐデビューして1年経つけど、ファンの皆さんがいて、スタッフさんもいて、今のRev.があるんですよね。
四宮なぎさ私にも当てはまるけど、人間ってついつい“ひとりで頑張ってる”って思いがちじゃないですか。でも、周りを見ればたくさんの人がいて、メンバーがいて、家族がいる。出会えたことの奇跡とか、そういうことがつながって輪になってるんですよ。
橋本幸奈メロディーは、すごくキャッチーで覚えやすいです。聴いた人が一緒に歌ってくれる曲になったらいいなって思います。
秋山美穂私は曲の最後の部分の振り付けが好きですね。集合写真を撮ってるみたいに、みんなでワーッて集まるんですよ。
西岡優菜そしてなんといってもこの衣装! セーラー服。見てください、(幸奈に視線を送りながら)入学式みたいじゃないですか(笑)?
幸奈イヤイヤ、そこじゃないよ(笑)! でも脱ぐと中もすごく可愛いんですよ。ノースリーブになるんです。
環奈こういう制服をモチーフにした衣装は初だから嬉しいですね。

――環奈さん、秋山さん、四宮さんが歌う『アイカツ!』とのコラボ曲「愛がーる」は、ポップでかわいい曲ですね。
四宮<春眠無双>とか<花鳥風月>とか、今まで言ったことのない言葉が多くて、逆に覚えやすかったです(笑)。
秋山ポイントはダンスです! すごくコミカルで、今までのRev.にない感じなんですよ。
環奈うん。ファンの人と一緒に歌って踊れる曲。「イエイイエーイ♪」「アイヤイヤイヤ〜♪」っていうところがすごく可愛いから、一緒に歌ってほしいなって思います。

――どちらも“卒業”や“出会い”など春を感じさせる歌詞ですが、卒業にまつわる思い出は?
鷲尾中学校の卒業式で、アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」を歌ったら号泣しちゃって。その後にひとりひとりでセリフを言うとき、全然声が出なかったんです(笑)。
環奈私も中学校の卒業式が終わった後、みんなで先生にファンキーモンキーベイビーズさんの曲を贈ったんですけど、号泣で全然聞こえなかった(笑)。
秋山私は高校の卒業式がライブと重なっちゃって、卒業証書を10日後に取りに行ったんですよ。でもその代わり、ライブでみんなに卒業の思いを伝えられたからよかったですね。
幸奈私は卒業式で卒業証書をもらったとき、もらった後に1度置かなきゃいけないのに、置くのを忘れちゃって。先生に「ちょっと!」って言われました(笑)。
四宮私は保育園のときに優しいおばあちゃんの先生がいて、その先生が辞める時、すごく悲しかったんだけど、気持ちを出せずにみんなの後ろでポツンと見てたんです。そしたら帰るときに先生が待っててくれたんですよ。「今までありがとうございます」って言えたのが嬉しかった。
西岡私は高校の卒業式のとき、担任の先生に3年間ずっと借りてた本を返したら、「あげるよ」って言われて戻ってきて。それからずっと見てなかったんだけど、デビューした後にその本を開いたら、裏表紙にボールペンで字が書いてあったんですよ! 「絶対あきらめないで頑張ってね」って。 
秋山ドラマみたい!

「アイドル戦国時代」に埋もれたくない

――まもなくデビュー1周年。今年は新潟でNGT48が生まれるなど、地方アイドル界がますますにぎやかになりそうですが…。
西岡他のアイドルの方が出てくると、最初はライバル心を持って動画を見たりするんです。でも、見てるうちにノッてきて、ハマっちゃいます(笑)。
環奈でもアイドル戦国時代って言われるなかで、その中に埋もれたくないなとは思います。
秋山私たちの強みは、ファンの方たちとの絆。そこは誰にも負けたくないですね。
四宮メンバーひとりひとりの熱意も! みんな熱いんです。
西岡あと、ライブでやっていることもRev.でしか見られない特別なことだと思いたいし、そう思われたいですね。
四宮いろんな企画をやってるんです。この前は“チャレンジ”をテーマに、メンバーがピアノを弾きました。
幸奈ステージの裏で聴いてて感動しちゃいました!

――最近は期待の地方アイドルがいると、“ポスト橋本環奈”と呼ばれたりしますね。
環奈そう言っていただけるのは嬉しいですけど…。もっと自分を確立して、もっともっと挑戦していきたいので、“ポスト”なんてまだまだ早いです!

――そんななか、2月には環奈さんが16歳の誕生日を迎えました。お祝いはしましたか?
秋山しました! 当日にみんなで色紙を書いて渡したんですけど、「ハッピーバースデー♪」って歌おうとしたら、なぜか「パパパパーン♪」って歌っちゃって…。
幸奈結婚式になっちゃった(笑)。
環奈その次の日もお祝いしてもらったんです。収録後、一緒にいた3人(四宮、秋山、幸奈)がマネージャーさんに怒られる感じで呼び出されたんですよ。後から私もライブのことで話があるって呼ばれて、“怒られる!”と思ったら部屋に入ったらケーキがあってビックリ! ユッキーも半泣きだったんでしょ?
幸奈私もサプライズのために呼ばれたって知らなかったから。なんかやらかしたと思っちゃいました(笑)。

――最後に、この春からプライベートでやりたいことを教えてください。
鷲尾大学4年生になるので卒論を書かないと…(笑)。あと、大学が英語の学部なので、ネイティブな英語をしゃべれるようになりたいと思っているんです。だからこれからは、聴く曲を全部洋楽にします!
西岡私はよく岩盤浴に行ってて、美容にハマりつつあるので、次は空中ヨガに挑戦したいです。
秋山私は日本地図を見て、地図の形で何県かを当てるっていう特技があるんですけど、次は全国の空港の名前を覚えようと思います。“高知龍馬空港”とか“米子鬼太郎空港”とか、面白いなって。
環奈私はスポーツ観戦かな。野球ファンだから、ソフトバンクホークスさんの始球式をやらせていただいたときは頭真っ白になっちゃいました。ほかにもサッカーとかテニスとか、卓球も好き!
四宮私はジムに行きたいですね。メンバーの誰よりも筋肉はあるけど(笑)、今度は体力を鍛えたいなと思ってるんです。
幸奈私はメンバーみんなで旅行がしたいです。福岡はいつでも行けるから、県外。青森に行ってリンゴ狩りしましょう!
5人行きたーい!!

(文/加藤恵)

Rev.from DVLインタビュー動画

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