WOOYOUNG (From 2PM)の大切な5つのこと

WOOYOUNG (From 2PM)が、メンバー3人目となる待望の日本ソロ活動をスタートさせた。いつもはメンバーたちと軽快なトークを繰り広げるウヨンだが、この日は終始、真剣な面持ちでシングル「R.O.S.E」から、ファン、愛についてまで……自身の想いをたっぷり語ってくれました。

嫌なことやストレスだったりを忘れさせてくれることとは

――日本ソロシングルがリリースされる今の気持ちを教えて下さい。
ウヨン ショーケースが一番心配で、時間が空けばずっと練習をしています。歌詞を覚えたりダンスの練習をしたり、1つひとつ見逃すことがないように気をつけながら準備をしました。

――ソロシングルリリースの喜びを感じているというよりは、すでにその先を見てると。ウヨンさんの性格的に、その瞬間を楽しんで調子に乗っちゃうことはない?
ウヨン そういう面もあるんですけど、心の中で喜んでいたとしても表にあんまり出ないタイプで、自分でもあんまりそれを出そうともしないかもしれないです。

――感情を抑えているってことですか?
ウヨン 感情をコントロールしようとするところがあると思います。なぜなら、うれしさをあまりにも表現しすぎてしまったり、喜びに浸ってしまうとそこから抜けられなくなったり、蒸発してどこかに飛んで行ってしまうような感じがするんです。きっと喜びや楽しさというのをこの気分だけで終えたくないという強い思いがあるんでしょうね。なので、今自分が感じていることをつねに記憶に留めようとしています。まさに歌が出来上がるまではその繰り返し、記憶の賜物です。自分がいろんな感じたことをちゃんとメモできたかどうかにかかってくるんです。

――メモというのは、紙に書くんですか?
ウヨン バッグにいつも入れているのが、歌詞が浮かんだときに書き留めることができるノートと、もうひとつは歌詞じゃなく、絵や何か表現したいことがあったときに書けるノート。あとメロディーが浮かんだときは携帯電話の音声メモで録音するようにしていますし、海外に行くときは小さいキーボードを持っていきます。使っても使わなくてもいつもこの3点。ノート2冊と携帯とキーボードは自分の身の回りにいつも置くようにしています。そして、そのメモをしたものが歌詞という形に発展して、熟成されて歌になる。で、歌が仕上がれば今度はそれを歌ってステージに降りるまで続いていく。だから、集中が途切れる瞬間が僕にはないですね。

――それは大変ですね。
ウヨン はい(苦笑)。でも、見方によっては大変とも言えますが、自分なりのコントロールの仕方をもう身に着けている気がします。作業するときはものすごく集中するんですけど、無理にやっていくらやってもできないとき、ダメなときはダメなんです。たから、そういうときは無理をしないようにしていますし、いつもマインドをオープンな状態に保つようにして、何かこう少し陶酔した感じの状態にいるんです(笑)。映画を観ているような感覚といいますか。あと、東京の夜景にはビルがたくさんありますよね。ビルの上の赤いランプが点滅しているのを見るのがすごく好きで、僕が東京で一番好きな光景なんです。あの夜景のビルの赤いランプを見ていると、疲れがすべて取れるんです。

――では、ソロシングル「R.O.S.E」について教えて下さい。
ウヨン 「R.O.S.E」は、薔薇を女性に例えた曲。いろんな花があるなかでなぜ薔薇はトゲがあるんだろうか? という疑問から出発しているんです。薔薇はとても美しいけれど、人が薔薇を掴もうすると、トゲに刺さって痛いじゃないですか? それは、薔薇が自らを守ろうとしているのかなと思ったんです。そして、バラを女性にたとえ、どうしてそんなトゲを持ってしまったんだろうか? なんか傷があるのかな? もう愛せないと思ってそんな風にトゲを身にまとってしまったのかな? と考えながら歌詞を書いていきました。多くの男たちは彼女の魅力にすっかりハマるけれど、トゲに刺さって跪間づいてしまう。でも、この曲の主人公は薔薇のような女性に自分は本当の恋を見せることができるという、前向きで自信に溢れた男なんです。また「COCKTAIL」は気楽に聴ける曲というイメージがあって。1日の仕事を終えたあとに、その日の疲れを取ってくれるものといえば何だろう? と思ったときに、好きな人と一緒に甘いカクテルを1杯飲めたら、自分の心の内を打ち明けることもできるだろうし、ほのかに酔ってその日あった嫌なことだったりストレスだったりを忘れさせてくれるんじゃないかなと思ったんです。

ウヨンは、2PMの中ではいたずらっ子のポジション?!

――ウヨンさんの願望?
ウヨン はい。相手の肩に寄りかかりたい、そのために僕は君とカクテルを飲む時間があればいいなという心を表現した曲です。また「Happy Birthday」は、僕からファンのみなさんへ向けた特別なプレゼントになればいいなと真心を込めて作りました。ハイタッチ会やサイン会で「今日私の誕生日なんです!」と言われることが多いのですが、僕に何ができるか考えた時、歌をプレゼントすることを思いつきました。世の中には暗いことや悲しいことも多いけれど、君には僕が美しい物語だけを見せてあげるよという気持ちを歌詞に表現しました。「Happy Birthday」というと単純に明るい曲調のバースデーソングが多いけど、僕がここで大事に考えたのは“感動を届けたい”ということだったんです。

――ファンの方は、この曲を聴いたら泣いちゃうんじゃないですか!
ウヨン (照笑)僕もこの曲を歌うときは、いつも泣きそうになります。

――ほかの楽曲でもウヨンさんのいろんな声、ボーカリストとしての新たなウヨンさんをまた感じることができたんですけど、なかでもこの曲は、近くでウヨンさんが語りかけているように感じられたんです。それが生のライブで披露されたら、どうなるんだろう?って。想像しただけでゾクッとしますね。
ウヨン 期待していてください。正直、ショーケースを準備しながらいろんなことを考えたり悩んだりしたんです。まだまだ至らないところも多いですし、自分自身もまだ満足はしていないですが、僕がどんなことを考えているのか、僕がどういう人間なのかを感じて、共有していただけるんじゃないかと思うんです。今回は1曲まるまる僕の声で曲を届けるわけで。たぶん感じ方や僕に対する見え方も変わってくるんじゃないかなという気がします。

――2PMのステージだとクールな印象があるので、ソロではどんなウヨンさんが見られるのか楽しみです。
ウヨン 僕は2PMの中ではいたずらっ子のポジションじゃないんですか?

――いたずらな面もありますが、対応がクールじゃないかと。それはクールな自分を見せたいから? それとも照れを隠すため?
ウヨン 最初に話したうれしいこととかを表現するのがあまり得意じゃないということもあると思うんですけど、ステージの上であえてクールな演出をしているというよりは、そのステージに集中しているからそうなってしまうんだと思うんです。もちろん僕はそれでもいたずら好きで、ちょっとくだけてしまうときもときどきあるんですけれど(笑)、でも、やっぱり歌を歌うことがメインじゃないですか。だから次のステージのことに絶えず思いを巡らせていて……ここでくだけすぎてしまうと次に行けなくなってしまうというのもあるので、絶えずそれは意識しているんです。でも、6人で役割が入れ替わったりすることが多くて、僕がちょっとくだけてしまったときには他のメンバーがまた引っ張って元に戻してくれたりとか、逆に他のメンバーが崩れ過ぎちゃったなというときには、僕がまたクールに対応して元に戻したりとか、そうやってバランスを取り合っている気がします。

――常に客観的に見てるんですね。でも、ステージに立ってるときのウヨンさんはカリスマ性がすごいですから。
ウヨン アハハハッ、そうですか?

――えっ! ご自身は感じてない?
ウヨン 僕はもっと可愛いイメージで受け止められているのかなと思っていました。

――ダンスとかパフォーマンスすると人が違います。何か降りてきてる!
ウヨン もっと頑張ります(笑)。

ウヨンの人生における大事な5つのこととは

――ところで、今作にはいろんな愛が描かれていますけど、ウヨンさんが思う愛とは?
ウヨン ワォ!!これはホント難しいですね……。僕が思うに、恋をすると間違いなく大きなパワーをもらうんですが、でもそこに中毒になってしまうようであれば、その恋は必要ないと思うんです。なぜかというと、僕は人生における大事なことが5つあって、家族、友達、異性、仕事、そして純粋に自分が好きでハマっていられること、趣味とか。この5つなんです。そして、それぞれがどれも欠けることなく僕にとっては重要なことで、5分の1ずつのパーセンテージでコントロールしていきたいといつも考えているんです。

――それもまた大変ですね。
ウヨン 大変です(苦笑)。でも、逆にどこかに偏り過ぎるとよくないと思うんです。例えば、家族も、もちろん自分にとっては特別な限られた人ですけど、だからといってここにすべてをオールインしてしまってもバランスが悪いわけで。自分自身もやはり大事なわけですから、それぞれいいバランスを取って、この5つが回っている状態というのが僕にとっては理想的なんです。でも、だからといってこの5分の1ずつをおろそかにするということではなく、それぞれに対してベストを尽くしていくという考え方なんですけど。それに、僕は当たり前なものはないと思っているのですが、例えば、恋においても与えられるのが当たり前ではなく、今一緒にいるからといって、この関係性が永遠に続くということではなく、明日になったら違う関係性になっているかも知れない、人は変わり続けていくものだと僕は思っているんです。こういう考え方をベースに持っていると、相手に対して必要以上に負担を与えることもないですし、執着したり未練を持ったり捕われたりすることがなく、その瞬間もっと幸せな状態を保つことができるんです。

――ウヨンさんは孤独、ひとりでいることは平気?
ウヨン メンバーといつも一緒にいることが生活となり習慣となっているので、ひとりの淋しさをより強く感じる面があると思うんです。でも、逆に曲作りをしたりするときはひとりのほうがはかどりますし、ひとりになることも大事だと思っています。ひとりになった時間をいかに集中させて作業に繋げていけるか、それは僕のある種の責任でもあると思うので。僕は男であるせいか、男であれば孤独というものについて、単純に退屈なものとして捉えるんではなく、孤独とは何なのか? というのを一度じっくり考えてみる必要がある気がします。

――時間を無駄にしないんですね。
ウヨン だから、夜あまり眠れません。でも、次の日にスケジュールがあるときは、少なくとも3時間くらいは寝るようにしています。

――3時間だけですか。では、最後に先ほど「男であれば」と言っていましたが、ウヨンさんが描く理想の男性像とは?
ウヨン 強くなるべきときにその力を発揮することができる男。周囲の人々にとってなのか、愛する人のためなのか、または家族や友達のためなのか、本当に勇気を持って立ち向かうときが必要なときに強くあることができる男。好きな人の前では無邪気でピュアで、その人だけを見つめているような。だから、普段から男だからといってむやみに強く見せたりする必要はないと思います。よく恋の歌詞とかで「僕がいつも君の後ろにいるね」というような表現が使われますが、僕は絶えず後ろにいてずっと見守っているような存在でありたいとも思います。でも、本当に前に出なければならないときには出るべきだと僕は思います。

――今日はウヨンさんの深い考え、人間性を知ることができました。何より責任感にあふれているなと、何事に対しても。
ウヨン 責任感の強い男になれるようにがんばります!

――いやいや。釜山の男だから、有言実行ですから!
ウヨン あっすみません……(笑)。

(文:星野彩乃)
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