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芸歴8年目の西内まりや、念願の歌手活動で『レコ大』新人賞「自信をなくした時期も」

 モデル、女優として活動しながら、昨年の夏、音楽という新たな世界に飛び込んだ西内まりや。実は彼女にとって歌はファッションや芝居以前から深く関わってきたなじみのあるジャンルで、歌手デビューに向けて何年も前から準備をしていたとか。そんな自身のバックボーンと世間の目とのギャップ、それぞれの仕事の立ち位置、そして新曲「7 WONDERS」についてインタビュー。西内まりやの魅力もたっぷりとお届けします!

歌手デビューが決まり、やっと歌える喜びの反面、焦りと不安も

――まず、『第56回輝く!日本レコード大賞』の最優秀新人賞受賞、おめでとうございます。
西内 ありがとうございます!

――賞をもらった瞬間はどんな気持ちでした?
西内 これまでの出来事がフラッシュバックしました。私はこの世界に入って8年目になりますが、歌手になりたいという気持ちをずっと持っていて。そのためのレッスンやレコーディングもしていて、でもなかなか認めてもらえる機会がなくて自信をなくした時期もあったんですね。その頃の想いや今まで支えてくれた方たちの顔が、賞をいただいた瞬間バッと浮かんできてしまって。

――8年間の想いが叶ったと。
西内 そうですね。ただ、そう言ってしまうと、今までやってきたことが自分の希望と違うみたいだし、じゃあ歌手中心でやるのかといえばそれもまたちょっと違っていて……。でもひとつだけはっきり言えるのは、音楽の仕事は自分がやりたくてやっているということ。モデルと演技のお仕事をやっている流れで歌もやろうってことではなく、音楽もずっと準備をしてきて、ここにきてやっとスタートさせてもらえた。本気でやりたいと思える仕事がまたひとつ増えたという感覚です。

――モデルも女優もアーティストもすべてが全力と。ちなみに西内さんといえば2013年に「10代の女の子がなりたい顔」で20歳代以下の女優の第1位にも選ばれましたが、それはどう思いました?
西内 いや、ウソでしょ?って(笑)。8年間、モデルとしてキレイにしていなきゃって意識でやってきたのでその結果、たまたまそういう形で言ってもらえたのかなと。でも、素の私は梅干しをバリバリ食べながらゴロゴロするみたいな、そんな感じですよ(笑)。

――そのおおらかでナチュラルな魅力も含めての“なりたい顔”だと思いますよ。
西内 でも実は私、自然な笑顔になれない時期があったんです。元々は何も考えず笑ったり泣いたりする性格なんですが、あるときからそんな自分をどこかで客観視するようになって。気持ちをストレートに出せなくなってしまったんです。でも、“それじゃ楽しくない!”と思って、最近は感情を隠してしまう自分を全部吹き飛ばしちゃいました(笑)。

――どうやって吹き飛ばしたの?
西内 歌手デビューしたおかげですね。歌うって自分自身から出てくるものだから、曲と向き合っていると、自ずと自分と向き合う時間も増えます。それで、“私はどうしていきたいのか?”“何をしたいのか?”突き詰めて考えているうちに自然と自信が湧いてきて。何も怖がらなくていい、そのままの自分でいいんだって思えるようになったんです。

――歌うことで、自分の中に芯ができたという感じ?
西内 そう。でもそれはあくまで自分自身の心の問題で、実力はもちろんまだまだで自信は全然ないですよ。歌手デビューが決まったときも、いきなりだったので焦りと不安がすごくて。「やっと歌える!」って喜びと同時に、実力が追いつかなくて必死でした。でもそれから4〜5ヶ月たった今、やっぱり音楽は自分がやりたいことだったなと確信できたんです。

歌手は“素のまま”の自分でいいと思った

――それを一番、強く感じたのは?
西内 ライブですね。モデルや演技のお仕事はファンの方と直接会える機会があまりないけど、歌手は直接会いに行って、音楽を通していろんな感情を共有できるじゃないですか。そのとき聴いてくれる人の顔が楽しそうだと本当に嬉しくなっちゃう。MCも最初は緊張してお客さんとの距離を感じたけど、回数を重ねていくうちに、感じたことを素直に話せば反応がすごく返ってくるっていうことがわかってきて。そういうときは、お客さんが何人いようと1対1の関係というか。心が通じ合って、ひとつになっている感覚になれる。自分が心を開けば開くほど、相手も心を開いてくれるんですよね。

――なるほど。
西内 あと、インタビューでも、今まではファッションや演じる役について聞かれることが多かったけど、歌手はとにかく自分自身のことを聞かれるじゃないですか。だから、“素のままでいいんだ!”って思ったし、その分、内面を豊かにしていかないとダメなんだなってすごく感じました。

――素を出すことで、新たに発見した自分の中の意外な一面とかありました?
西内 私、自分のことを生真面目だと思っていたけど、結構、抜けてるんだなって。インタビューやMCで話していても、意味がよくわかんないってよく突っ込まれるんですよ。自分では一生懸命話しているつもりなんだけど、支離滅裂なときがあるみたい(笑)。あと楽器を触っていると、夢中になって気づいたら3〜4時間たっていることがあって。昔からピアノとギターはやっていたけど、改めて楽器が好きなんだなって思いましたね。

――楽器歴はどれくらい?
西内 ピアノは6年間習っていて、ギターも子どもの頃から父親にコードやアルペジオを習っていました。井上陽水さんの曲とか、よく真似して弾いてたんですよ。

――シブい!(笑)。
西内 私の家では、家族みんな音楽とスポーツが好きな家系で、お正月とかに集まると必ずセッションをしていたんです。だから生活の中に音楽があるのは普通のことで、楽器をやったり、メロディーが浮かんだらボイスレコーダーに吹き込んだり、仕事と関係なく音楽とは関わっていて。歌手デビューしたときも周りからは「意外だね」って言われましたが、家族や友だちで私をよく知っている人たちは「やっと歌えるようになったね」って言われました。

――では“意外”って言われるのは、ちょっと心外だった?
西内 いえいえ、歌手としては全くの新人なので当然だなと。ただ“意外”っていうのがいい意味なのか、マイナスなのか最初はすごく気になってしまって。モデルのイメージがあるから、歌わないほうがいいと思う人が多いのかなって不安でした。でも、貫き通せばいつか受け入れてもらえると思うし、そのためにももっと勉強して実力と実績を積んでいきたいです。

(文:若松正子/撮り下ろし写真:草刈雅之)

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