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センター試験直前!! 大学が受験生を支援!?

 東日本大震災における助け合いの精神やワールドカップ等のスポーツ応援におけるノーサイドの精神…。日本人の支援や応援に対して世界が注目する中、大学受験生への応援合戦も活発化している。企業においては、味の素の「受験生応援レシピメニュー」や、ネスレの「キットカット受験生応援キャンペーン」などの応援活動が、アーティストは、miwaやMay’J、片平里菜が受験生応援ソングをリリース。このように、企業や著名人が様々な形で受験生を応援している中、学生を受け入れる当の大学は、どのような支援活動をしているのだろうか。大学の取り組み状況や、その効果について調査してみた。

大学による受験生応援の形「Net割出願」

 昨今では毎年約65万人が大学へ進学している。そして、今年も1月17日(土)・18(日)のセンター試験を皮切りに大学受験が開始となる。この追い込みの時期に、受験生の手を煩わせるのが出願である。願書を取り寄せることから始まり、その内容を親や教師に確認、ミスのないよう細心の注意を払いながらボールペンで清書し、願書と必要書類の送付・支払を済ませてようやく受験票を手にすることができる。少し考えただけでも手間がかかることが分かる。

 この現状を受けて、一部の先進的な大学が受験生の手間を減らそうと努力してきたことをご存知だろうか。それは、従来の紙の出願をインターネットへ移行した「インターネット出願」である。この出願手法により、受験生の多くの手間が軽減されるだけでなく、願書記入の誤りが自動的にチェックできるため、願書処理にかかる人件費が削減につながり、普及すれば大学側にとってもメリットが大きいものとなる。
 しかし、このインターネット出願は、2001年に導入されてから10年あまり、なかなか浸透しなかった。その状況を打開したのが、当初からインターネット出願を導入していた中京大学である。その方法は、インターネット出願導入で削減した上記コストを検定料の割引によって受験生に還元する『Net割出願』という新たな試みだ。インターネット経由で出願した際に、検定料が大幅に安くなるというもので、これにより受験者の10%程度だった利用率が、約90%にまで急増したのだ。これが起爆剤となり、現在ではインターネット出願を導入し受験生を応援する大学が急増している。

Net割出願を初導入した中京大学の試み

 『Net割出願』を日本で初めて導入した中京大学に改めてお話しを伺った。同大学では2011年度に「Net割出願」を導入し、2014年度の一般入試においては紙願書を廃止し、インターネット出願に完全移行している。

 導入の背景には、「すべての受験生の皆さまに、安心でスムーズ、なおかつコストを抑えた出願で試験に集中し、日頃の成果を十分に発揮してほしい」という受験生を応援する想いがあった。自分本位の考え方ではなく、受験生のことを真剣に考えたからこそここまでの成果を得られたのではないだろうか。

 割り引きのルールは大学によって異なるが、中京大学「Net割出願」の具体的な内容はというと、直近で実施されるセンター試験を含めた3回分の受験をまとめて出願する「3受験Pack」を活用することで、通常5万5000円かかる費用が2万5000円になるという。これは、従来の1回分の検定料で3回の受験が可能になるということであり、「Net割出願」によりどれだけ検定料負担が抑えられるかが見て取れる。
 利便性の向上という点では、願書を取り寄せずに出願できることや、クレジットカード等の即時決済が可能なこと、記入ミスの修正が容易なこと、記載漏れを防止できることなど多岐に渡っており、紙による出願の手間の大半を解消し、出願に要する時間を大幅に短縮することができているという。その結果、後期試験等を急遽受験する必要性が出た場合にも出願が間に合う可能性が高まったのではなだろうか。

 この『Net割出願』の流れが東海を中心に関西、そして関東へと伝播しているという。『Net割出願』はあらゆる側面から見ても利用しない手はないサービスであり、すでにこの出願方法が当たり前の時代になりつつある。近い将来、導入していない大学にとっては大きなリスクになるかもしれない。

今回取材協力をいただいた中京大学についてのご紹介

先進的な大学 中京大学
 2014年に開学60周年を迎えた、東海地区No.1の学部数を誇る11学部18学科大学院11研究科の全国型総合大学である。社会の要請、変化に対応するために、常に挑戦と改革を続けている。
大学名:中京大学
所在地:名古屋キャンパス/愛知県名古屋市昭和区八事本町101-2
    豊田キャンパス/愛知県豊田市貝津町床立101
開学:1954年
学部:国際英語学部・国際教養学部・文学部・心理学部・法学部・経済学部
   ・経営学部・総合政策学部・工学部・現代社会学部・スポーツ科学部
【名古屋キャンパス】
 八事駅5番出口直結で、名古屋駅から約25分という好立地にあり、バイトやサークル活動、インターンシップなど様々な活動がしやすく、充実したキャンパスライフを送ることができる。
 
 また、名古屋キャンパスの図書館は、大学関係者以外でも登録すれば利用可能である。2013年4月の新棟完成に伴い80万冊が収蔵可能な国内有数の自動書庫と、貴重書庫を導入した。自動書庫により、読みたい本を検索すればわずか5分足らずで窓口にて受け取れるとの事。また、ラーニングアドバイザーを配置している「ラーニング・スクエア」や、館内で長時間学習ができるようにリラックスして会話ができる「リフレッシュ・スクエア」も備えている。学生が学ぶために素晴らしい設備が整っている。
【豊田キャンパス】
 名古屋キャンパスから約40分、名古屋駅からも60分。トヨタ自動車をはじめとした多様なものづくり企業のお膝もとである豊田市に展開する豊田キャンパス。学内にはフィギュアスケート専用のアイススケートリンクや日本水泳連盟公認の50M屋外温水プール、バルセロナ五輪のメイン競技場と同じ素材を使用した全天候型トラックを有する陸上競技場など、広大な敷地にトップアスリート達が使用する最先端の施設が並んでいる。また「人工知能高等研究所」をはじめとした工学研究・実験施設やラジオブース・AVスタジオなど学生の研究活動に欠かせない数多くの施設・設備がある。

 また、名古屋・豊田キャンパスを結ぶ連絡バスは約一時間でキャンパス間を移動することができる。

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