平原綾香、ずっと歌い続けていきたい

昨年デビュー10周年を迎えた平原の全国ツアー『平原綾香 CONCERT TOUR 2014「What I am -未来の私へ-」』から9月27日の東京・Bunkamura オーチャードホールでの模様をWOWOWで放送される。本公演では、アルバム『Winter Songbook』(11月12日発売)に収録された新曲をいち早く披露するなど、ツアーとはひと味違ったまさにプレミアムな一夜になった。スケールの大きな歌声と感動が、臨場感たっぷりによみがえる放送だ。

平原綾香 WOWOW番組詳細(外部サイト)

世界中でコンサートができるアーティストになりたい

――Bunkamuraオーチャードホールでのステージは、平原さん自身どのような気持ちで臨みましたか?
平原 最近は、ツアー中何度も足を運んでくださる方が多くいらっしゃって。仙台でのファイナル公演まで、全公演に来てくれた人もいるほどです。そういう方にもまた新鮮な気持ちで楽しんでいただけるように、ツアーの29公演で積み重ねたものプラス、新しいこともお見せしようという企画で、29公演で披露したものとは少し変えた内容になりました。父もゲスト出演し、ストリングスチームも音に花を添えてくれて、新曲も披露したりと、とても豪華なものになりました。なので、ツアー最終日という寂しさがありながら、初めてのことも多かったので、初日を迎えるような緊張感もありましたね。

――平原さんとしては、見どころはどんなところですか?
平原 第二部の冒頭で、一生懸命頑張って歌った「Love Never Dies」は、最大の見どころです!この10年ずっと一部構成だったのですが、「Love Never Dies」はオペラの歌曲なのでポップスの歌唱方法とは違っていて。歌うためにはノドを一度リセットしないといけなくて、初めて二部構成にさせていただきました。第二部からは、舞台セットも大きくチェンジするので、見ごたえがあると思います。

――ご自身のコンサートのなかで「Love Never Dies」を歌うのは、どういった難しさがあったのでしょうか。
平原 「Love Never Dies」は、今年の初頭に初めて出演させていただいたミュージカルオペラ『ラブ・ネバー・ダイ』で、私がヒロインのクリスティーヌ役で歌わせていただいた曲です。見ていただいた方からご好評をいただいて、ツアーでもぜひ歌ってほしいとたくさんの要望をいただき、セットリストに採り入れることを決めました。ですが、果たして自分にできるのか?という不安も怖さもあって、大げさではなく命がけのチャレンジという気持ちでした。ツアーで連日ポップスを歌うこと自体、ノドに大きな負担がかかるものなのに、そこへよりノドを酷使するオペラを交えたら、私のノドはどうなってしまうのか?と。今回のツアーは本数も多くけっこう過密なスケジュールで、徐々に疲れが蓄積しているのを感じていました。リハーサルでは声が全然出なかったという日もありました。でも本番になると、不思議なもので声が出るんですよね。ステージの高揚感によるマジックもありますし、みんなのために歌いたいという気持ちやアドレナリンとか……。人間の底力ってすごい!と改めて実感することが、何度もありました。

――そこまで頑張れる原動力になっていたものは何でしたか?
平原 みなさんの要望にお応えしたいという気持ちはもちろん、もっとやらなきゃとかこんなんじゃダメだという気持ちもあるし。何事にも興味を持って接する姿勢とか、まだまだ憧れとする自分像もあるし、夢も持っているとか、頑張れる理由は、たくさんあります。私の夢は、まだまだずっと歌い続けていきたいということと、世界中でコンサートができるアーティストになりたいということです。そういう夢を持っているからこそ、どんなに大変なことにもチャレンジしていかなきゃという気持ちになれるのだと思います。

緊張感もありつつ、父が傍にいてくれるという安心感も

――そんな未来をも見据えた、命がけの「Love Never Dies」は注目ですね。また、親子共演という部分では、どんなお気持ちでしたか?
平原 毎年『平原さんちのコンサート』というファミリーコンサートを開催しているので、親子共演自体はそれほど珍しいわけではありませんが、私のコンサートに父が参加したのは、この10年間で実は2回目なんです。そういう意味では、『平原さんちのコンサート』とは違った感慨がありました。緊張感もありつつ、父が傍にいてくれるという安心感もありましたね。

――このプレミアムアンコール公演では、11月12日にリリースのアルバム『Winter Songbook』から、ひと足先に新曲も披露していましたね。
平原 その日は「HAPPY」と「Auld Lang Syne〜蛍の光」を披露しました。「蛍の光」は、アンコールの最後に歌おうと決めていましたね。お別れのときに歌うことでお馴染みですが、原曲のスコットランド民謡では再会を祝うことを歌った曲なので、またお会いしましょうという気持ちを込めて歌いました。「HAPPY」のときは、冒頭に父である平原まことのサックスソロがあって、そのときはみなさん立ち上がって手拍子も沸き起こってとても盛り上がりました。

――その2曲と「Love Never Dies」も収録したアルバム『Winter Songbook』は、どんな作品でしょうか?
平原 冬をテーマにした洋楽のカバーアルバムです。自分で買って聴いていただいてもいいですし、大切な人にプレゼントしても喜ばれるような作品をコンセプトにして制作しました。放送前に聴いて、予習していただいてもいいと思います。冬に聴くのにぴったりの選曲で、季節的な部分では、ジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」を私が日本語訳させていただいたカバーも収録しています。「アルジャーノンに花束を〜Song of Bernadette」も、ぜひ聴いてほしいです。同名小説を原作にしたドラマの主題歌として初めて聴いて以来大好きな楽曲で、いつかカバーしたいと憧れていました。今回原作小説を改めて読んで、「アルジャーノンに花束を」という物語の世界観を身体に取り込んで、日本語詞を私が書かせていただいています。

――では最後に、放送を楽しみにしているみなさんにメッセージをお願いします。
平原 遠方だったり仕事の都合などで、見たくても見に来られなかった方がたくさんいらっしゃったと聞いています。そういう方はもちろん、この放送で初めて私のコンサートを見る方もいらっしゃると思いますが、そういう方は次のコンサートのときはぜひ生で見たいと思ってもらえたら嬉しいですね。ぜひ多くの方に見ていただきたいです!

(文:榑林史章)

平原綾香のライブは、WOWOWで観よう!!

『平原綾香CONCERT TOUR 2014「What I am -未来の私へ-」』
【放送日】11月23日(日・祝日)午後7時〜 [WOWOWライブ]

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