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大泉洋『作り込んだおもしろいビジュアル? いつもと同じ?』

ウルトラ溺愛タイプです(笑)

――ユウタロウがおもしろくない落語家だってことで工夫されたことはありますか?
大泉 どうしたら笑えないかなと考えたら、トゥーマッチで力が抜けていない感じがいいのかなと。一生懸命でがんばりすぎな感じをイメージしました。

――大泉さんご自身は、笑いのことを考えるとユウタロウとは逆になりますか?
大泉 そうですね、脱力系かもしれないですね。昔はイベントで2時間トークだけってときもありましたけど、力を抜いてわりとダラダラって感じでしたね。

――ユウタロウは幽霊なのに、ほんとに恨みとかジェラシーのない役でしたね。
大泉 ユウタロウ自身のセリフにもありますけれど、車に轢かれても「飛び出した私が悪いんだ」ってくらいで、ほんとにいい人です。もし自分だったら……今は娘もいますし、やっぱり(幽霊になって)出てきたくなるでしょうねえ。

――ユウタロウには「気になって、気になって……」というセリフがありますが、やっぱり気になることというと……。
大泉 真面目に答えるとやっぱり娘の成長です。今後どう育っていくのかな、この現代をどう生きていくのかなと。この先、何を学んでいくのかも、ある程度は道筋を考えていかないとと思うと、とても気になりますね。

――大泉さんは溺愛タイプなんですか?
大泉 ウルトラ溺愛タイプです(笑)。でも、もうそろそろ、頬ずりをいやがりだすんじゃないですかね〜。家では髭をそらないことも多いので、髭が当たって痛くならないようにしていますけど、いずれ「もうやめてよパパ」ってなるでしょうねえ。

――この先、NHKの連続テレビ小説『まれ』でもお父さんを演じられますし、今年もお父さん役が続きましたよね。でも、ヤクルトのCMで演じられているような、会社にいる気になるサラリーマンみたいな役もまだまだ見たい気持ちもあります。大泉さんとしてはどう思われてますか?
大泉 確かにお父さん役が増えてきましたよね。41歳になって、自分の年齢でできる役が減ってくるのかなっていう気持ちもあるけど、まだまだ後輩的な役でコミカルにやってもいいのかなとも思いますよ。
(文:西森路代/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

トワイライト ささらさや

 突然の事故で夫・ユウタロウを失った妻・サヤと、生まれたばかりの息子。「この子は絶対に私が守る!」(サヤ)。だけど、身寄りのないサヤが親子二人で生きていくのは苦労の連続。
 そんな二人を残して逝けない!
 やがてユウタロウは、いろんな人の体を借りてサヤを助けはじめる……。不思議な町「ささら」で起こる少しユーモラスな奇跡が、やがて世にも切ない夫婦の愛の物語となる――。

監督:深川栄洋
出演:新垣結衣、大泉洋、中村蒼、福島リラ、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋凌、富司純子
11月8日(土)より全国公開(C)2014「トワイライト ささらさや」製作委員会
【映画公式サイト】(外部サイト)

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