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スマイレージ『高校卒業☆和田&福田が学生時代・門出の心境までを語る!』

 桜が咲く季節にピッタリの曲が、スマイレージから届いた。13枚目のシングルとなる「旅立ちの春が来た」は、前向きに新たな道へと歩き出していく想いが歌われている。メンバーのなかから、自らも高校を卒業する和田彩花と福田花音に、いまの心境も含めて聞いた。

祝☆高校卒業!3年前と変わったことは?

――新曲「旅立ちの春が来た」は、ちょうど高校を卒業する2人のいまの心境に重なる感じ?
福田いまだに高校を卒業する実感が全然ないので(笑)、そこまで自分と重ね合わせることはないですね。前向きで強い歌詞だから、寂しくなったときに聴くと、元気を出してもらえるとは思います。
和田私も高校の卒業は(中学の時よりも)寂しさが薄いです(笑)。中学の卒業のときだったら悲し過ぎて、この歌を聴いても「それどころじゃないよ!」って元気になれないかも(笑)。

――高校での思い出がよみがえったりもしません?
福田私はあまりないですね。高校に入るときに、スマイレージのメジャーデビューのための『笑顔キャンペーン』をしていたので、“お仕事を頑張るぞ!”という気持ちのほうが強くて。
和田私もいまは、番組で3年間一緒だった友だちと別れる方が寂しいかな?

――なるほど。
福田この曲は“旅立ち”の季節を抜きにしても、<自分のスケール決めちゃ勿体ない>の部分とかは1年を通して言えることなので、勇気をもらえる曲だと思います。
和田“旅立ち”にもいろいろあるじゃないですか。会社の転勤とか、お引っ越しとか。寂しい気持ちになったときに聴いてもらいたいですね。

――さっき花音さんから話が出たように、メジャーデビューと高校入学はほぼ同じタイミングでしたが、“3年前”と“いま”とで自分が変わったと思う部分ってあります?
福田高校生になったばかりの頃は、ものごとの考え方がすごく子どもでした。頭が悪いと思われちゃうけど、お花屋さんとお肉屋さんとクレープ屋さんが一緒になったお店を経営しようと、本気で考えていたんですよ(笑)。幼稚園生のときの夢をそのまま引きずっていた感じ。いまはもっと現実的に、考え過ぎなぐらい考えちゃいます。
和田“高校生”という響きだけで、自分はもう大人だと思ってましたけど、高校を卒業するいまでもまだ子どもなのに、あのときはバカらしかったというか(笑)。何を考えていたのか全然思い出せないし、たぶんポーッとしながら人生を過ごしていたんだと思います(笑)。
福田楽屋でもペチャクチャしゃべっていて、よく「うるさい!」と怒られました。そのときは子どもだったからムッとしちゃいましたが、いま考えたら、お仕事でやらなきゃいけないことがあるのにしゃべっていたら、怒られるのは当たり前。誰でもわかることなのに、できてなかったんですよね。
和田いつも「周りに感謝しなさい」と言われて、“そうだな”と思いながら、実際は意味がわからなかったんです。いまは何人もの方たちが私たちのために働いてくれているのを実感して、毎日感謝してます。

――花音さんは“シンデレラの生まれ変わり”と言っていたのが、最近は“元”を付けてますが(笑)。
福田それをキャラとして始めたことが、子どもだったと思うんです。前世はシンデレラだったと本気で思っているのに、そんな重大なことを軽はずみに言ってしまったなって。

――生まれ変わりだと思っていたこと自体でなく、軽く言ってしまったことが子どもだったと?
福田はい。前世がシンデレラだったことは、いまも信じてます(笑)!

――この曲の歌詞に出てくる<女の華盛り>は、どんなイメージで歌っていますか?
福田キャリアウーマンが思い浮かびました。大手企業に就職が決まっていて(笑)、バリバリに働く気マンマンだから<寂しそな 顔をしないでよ>って感じなのかもしれないなって。
和田あまりわからなかったんですけど、「女子力があるね」とか言われたら華盛り?料理とかできたり。私は「昔と変わってない」という意見を多く聞くんですけど(笑)、<女の華盛り ここから始まるの>と歌っているので、私もここから始まるんだと思います(笑)。

もしも、アイドル以外の仕事に就くなら?

――カップリングの「どうしよう」も卒業前の歌ですが、こっちは<社会人>とか<就職>とか、よりリアルなフレーズも出てきて。2人がもし芸能界以外で働くなら、こんな仕事に就職したいとかあります?
和田美術館で働きたいです!あと、お花屋さん。学校で園芸委員でした(笑)。休み時間にお花にお水をあげに行ったり、教室のお花が枯れちゃったら新しいのに代えたりしてましたね。
福田あやちょ(和田)が一般社会で働いたら、人気過ぎてアブないと思う(笑)。でも、ジュエリー系のお店で働いたら、見た目がすごく清楚だから、高級な感じと合いそう。私は絶対、テーマパークで働きたいです!アトラクションの誘導とかをやりたいので(笑)。
和田花音ちゃんはいつも楽屋で、テーマパークの人のモノマネをしているんですよ(笑)。
福田みんなに「シートベルト締めましたか?」とか(笑)。私、家でもひとりでやっているんです。録音したり、たまに映像も撮りながら(笑)。
和田へー。楽屋で遊んでるだけかと思った(笑)。
福田意外と本格的に(笑)。お母さんに映像を観せたら、「ひとりでやるのはやめなさい」と言われました(笑)。もし私が実際にテーマパークで働いたら、ぜひ遊びに来て欲しいです(笑)。
和田私も行く!
福田私、自分では意識してなかったけど、人前に出ること自体より、人に夢を与える仕事が好きなんだと思います。洋服のショップ店員さんもやってみたいし。

――まぁ、実際は芸能活動が続いていくわけですが、スマイレージは2人が高校を卒業して、中学を卒業するメンバーも2人いて、グループとして何か変わっていきますかね?
福田タケちゃん(竹内朱莉)や、ななん(中西香菜)が高校生になるので、もっと個性を出してくるかなと思います。
和田この前、2期メンバーが「高校生になったら大人だから、髪を染めたいな」とか話しているのを聞いて、“わーっ、キター!”みたいな(笑)。私にもそんな時期があったなって。でも、意外とそんなに変わらないぞと思ったり(笑)。

――グループがさらに飛躍するために、必要だと思うことは?
福田もっとプロ意識を持ちたいです。いまはいい意味でも悪い意味でも楽しい気持ちばかりが出ちゃっているので、ちゃんとお仕事って意識も持たないと。
和田モーニング娘。さんは、みんな先輩をマネすると聞いてます。先輩がちゃんとしていたら、“ここはふざけられない”と絶対に思うらしいんです。私も2期メンバーに「ダメだよ」と言う前に、自分がちゃんとしようと思います。
福田あやちょはちゃんとしてます。私は結構ふざけちゃって、いまの話のように、あやちょを見て“ヤバイ!”と思うんです。そこはリーダーを見習いたいと思います。


――プライベート的には、学生じゃなくなっても続けたい勉強はありますか?
福田最近、英語の勉強をすごくやりたくなりました。学校ではイヤイヤやっていたんですけど、『プラダを着た悪魔』とかの洋画やディズニー映画を字幕で観たら、吹き替えよりも主人公の気持ちが入ってくるなと思って。だから勉強をして、帰国子女と間違えられるぐらいになりたいです(笑)。
和田私は高校生のときも、ずっと自分で美術史とかを勉強していたので、それは続けたいです。ひとりでも出来ることなので。


――では、春に5日ぐらい休みがあったらどう過ごしたいですか?
福田海外に行きたいですね。まだ日本から出たことがないので。考え方が変わるかもしれないし、歌の表現方法も変わってくると思います。シンガポールに行きたいんですけど、初心者なので、まずは無難にハワイから(笑)。だから、英語の勉強も早くやらないと。
和田私は京都に行きたいです。この前も行ったんですけど、全然まわりきれていないので。お寺は清水寺しか行けなくて、仏像を見てないんですよ。東寺で密教の曼荼羅(まんだら)とか見てみたいです。ただの趣味ですけど、仏像は好きなので(笑)。
(インタビュー&文:斉藤貴志)

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