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(更新: ORICON NEWS

佐藤二朗&南沢奈央 …&マメシバ犬・一郎!? SPECIAL INTERVIEW リアルな部分を知ることができた ほんのちょっとの後押しになる物語

かわいいだけの映画じゃない!『マメシバ一郎 フーテンの芝二郎』は“生きる”ことを考えさせる物語。しょせん犬は犬、というと誤解を招きそうだけど、“人と動物の距離感”をきちんと描き、でもハートが芯から温まる、心地よい魅力にあふれる!そんな本作を、主演の佐藤二朗&ヒロインの南沢奈央が撮影現場の空気そのままに(!?)おもしろおかしく語ってくれた!! そして芸人の直撃動画インタビューには、マメシバ犬の一郎くんも登場!芸人VS一郎&二朗&奈央のトーク(!?)をご覧ください!

唯一好感が持てる部分!? それ以外は…

──先ほども少し触れましたが、芝二郎は相手に応じて態度や見方を変えることがない、ブレない部分がありますよね。
【佐藤】 誰に対しても、年上にも年下にもこびたりはせず、同じ目線で話すという彼の性格は、唯一好感が持てる部分なんですよね。すべての人に対してのストロークが同じ。ただ、それ以外の部分は全然好感持てないんだけどね、ちゃんと働けよって(笑)。

──劇中での子どもとのやり取りも、実に芝二郎らしさが出ていますよね。
【佐藤】 子どもと接する芝二郎は、個人的に好きですね。相対しておもしろくなる2ショットで、関係性は子ども同士なんです。真剣にお菓子をゆずれとかいっちゃう。そういう性格が表れたりするシーンが、すごくおもしろいなと思います。「犬はしょせん犬である」っていうセリフが劇中で出てきたんだけど、それは見下しているわけじゃなくて、きちんと距離感をわきまえていることの表れなんです。このシリーズならではで、とても好きなセリフなんですよね。そしてこれは映画のテーマにも通じている、意味深い言葉でもあるんです。

──「しつけは戦いである」という言葉も出てきますね。
【佐藤】 いうことをきかなかったら“なめんなよ”って思ったり、頭に来たりする。その気持ちは大事ですよね。“かわいいね〜”だけじゃダメだよ、と。そういう要素をストーリーにしっかり投影しているという意味で、この作品はほかの動物シリーズとは一線を画しているんじゃないかと思っています。
【南沢】 この作品に出演させていただいて、完成した映画も観て、改めて好きなだけじゃ犬と付き合えないんだなって考えさせられました。いろいろリアルな部分を知ることができたので。この先もし犬を飼うことになっても、向き合い方が変わりそうだと思いましたね。本当にいい作品だなあと感じました。
【佐藤】 犬に興味がない人にも観てほしいですよね。ほんのちょっとのこと、前を向くとか一歩踏み出すとか、そういった些細なことの後押しになる物語が、中心にあるんです。この映画が、観た人の前を向くときのわずかな首の筋肉の助けになればいい、そんな気持ちです。
(文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

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⇒ 芸人ジェントルの直撃動画インタビュー【二朗さんの厳しいダメ出し(笑)】

映画情報

マメシバ一郎 フーテンの芝二郎

  周りの協力よって、脱ニートに成功したかに見えた38歳、芝二郎。相棒のマメシバ・一郎と共に一人と一匹のアパート暮らしを満喫していた。二郎はペットショップに勤務していたが、すぐに駄菓子屋に行ってはサボるし、客に対しても相変わらずの減らず口で、同僚の真田まちことも衝突ばかりしていた。ある日、店長の影虎から次のステップの為にしつけ教室の担当を言い渡される……。

監督:亀井亨
出演:佐藤二朗 南沢奈央 高橋洋 高橋直純
【映画予告編】 【OFFICIAL SITE】
2013年2月9日(土)シネマート新宿ほかにて全国ロードショー
(C)2013「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」製作委員会

関連リンク

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映画予告編
映画公式サイト

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