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吉木りさ『念願の初ワンマンライブをレポート☆“吉木ワールド”におじゃまします!』

 グラビアアイドルの第1人者であり、アーティストとして歌唱力に評価も高い吉木りさが、初のワンマンライブを行った。生バンドで10数曲歌うのは初めて。出番前は「緊張で手が震えて“こんなに汗かくか?”というぐらいだった」というが、そのステージは実に爽快だった。

世界の方にも吉木りさを知ってほしい!

 「イエーイ!」。突き上げた左手のこぶしを回しながら、吉木りさがステージに登場した。ポニーテールに銀色のきらめくミニスカ衣裳で。均整のとれたスタイルと、しなやかな美脚。愛らしい顔立ち。何より現れただけで場がパッと明るくなる華は、さすが人気No.1グラビアアイドルだ。

 だが、右手に持ったマイクで最新シングル「世界は教室だけじゃない」を歌い出すと、また別のインパクトが弾ける。言葉をバシバシぶつけてくるようなパンチの効いたボーカルが、生バンドのビートにライドして。幼少の頃からの民謡仕込みの歌唱力は本格派。グラドルが歌ってるというより、シンガーがグラビアもやってると思ったほうが、ステージではしっくりくる。

 「吉木ワールドへようこそ!」「おじゃましまーす」と、レギュラー出演中のラジオ番組『おに魂』(FM NACK5)で募ったコール&レスポンスをさっそく交わすと、「君が待つ世界の果て」、「A Risa In WonderLand」とアップテンポな2曲をたたみ込む。客席で振られるサイリウムと一緒にこぶしを振って、軽やかにステップも踏みながら、武器であるハイトーンやファルセットを伸びやかに響かせて。

 「ずっとこの日の占いを気にしてました。今朝の『めざましテレビ』(フジテレビ系)では、(自分の星座の)獅子座が1位でした!」とのMCを挟み、今度は低音域から熱を帯びる「ナビゲーション」やミディアムチューン「限りある世界で」を、じっくり丁寧に歌い上げる。安定感があり、かつ力強い歌声に彼女のポテンシャルが際立つ。「私の曲のタイトル、“世界”って文字が多くないですか?今年は世界のみなさんに、吉木りさという人と歌を知っていただけるようにがんばります」と話すと、「オーッ!」と歓声が起きた。

夢の実現に涙……さらに次のステージへ

 後半は、水樹奈々のカバー「DISCOTHEQUE」から。ディスコさながらミラーボールが回るなかで、跳ねながら動いて歌も弾むよう。パーティー感がたっぷり。最初の曲から一貫して、左手は小刻みに動かしたり、握ったり開いたりと、振りでも表情を付けて。4つ打ちナンバー「Over the rainbow!」では、突き刺さるようなロングトーンを聴かせながら「例のアレやっちゃいますか?」と、先のMCで観客と練習した2つ目の公募によるコール&レスポンスを。「みんなは〜?」「吉木ファミリー!」と何度も楽しげに繰り返し、飛び跳ねていた。

 確かに歌唱力は、いわゆる“アイドルの範ちゅう”を越えている吉木だが、かと言ってヘンにアーティスト志向を押し出してファンを置き去りにしたりもしない。一緒になってステージを楽しむスタンスが小気味良い。本編ラストは前山田健一(ヒャダイン)プロデュース第1弾だった「ボカロがライバル」。スカのリズムに体を揺らしながら、ボカロ風のデジタルチックな声から本気の民謡のこぶしまで披露した。

 そしてアンコール。盛り上がって突っ走ってきた本編から一転、ピアノメインのアレンジで、バラード「永久星座」を歌い上げる。彼女が「自分の25年の人生を物語ってるような歌」という1曲。微笑みを浮かべてしっとりと。サビでは熱い気持ちを乗せて力強く歌う。<どれだけ遠くに離れていても きっといつか光は届くよ……>。心が震えるような歌だった。大きな拍手が長く続いた。

 「小さい頃から歌手になりたくて。キラキラ輝いてる人たちを見て、たくさんの人を笑顔にできる姿に憧れて。右も左もわからずにカメさんのような足で歩いてきました。途中で何度も曲がって、それでも進んで来られたのは、みなさんの応援のおかげです。見守ってくださってるからがんばろうと、元気をいっぱいもらいました」

 想いの込もったMCに、また大きな拍手が起きた。笑顔ながら「涙が止まらな〜い」と声を張る。オーラスは本格デビュー曲だった「Destin Histoire」。会場は再び最高潮の盛り上がりを見せ、吉木もまたこぶしを突き上げながら、力の込もったハイトーンで熱唱した。最後はステージを右へ左へと、クルクル回りながら動く。

 「本当にありがとうございました!これからもいっぱいライブをやるので、また遊びに来てください!」と、何度も手を振ってフィナーレ。後から会見で「お客さん1人ひとりの笑顔がうれしくて、フワフワした良い気持ちでした」と語っていた。いま、憧れを抱いていた彼女自身が“キラキラ輝いて、たくさんの人を笑顔にする”存在になっていた。
(文:斉藤貴志)

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