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橋本愛 SPECIAL INTRVIEW 苦しいことも含めて 幸せを感じる

「このミステリーがすごい」大賞を受賞した中山七里のシリーズ小説が待望の映画化!『さよならドビュッシー』は、数奇な運命にほんろうされる少女と、その周囲に渦巻く人々の奇妙な関係を描き出す人間ドラマ。そんな同作で主演を務めたのは、着実に成長を続ける新鋭女優・橋本愛!今まさに躍進を遂げる橋本に、女優として本音をじっくりと聞いた!

1年の変化の層をさらに厚くできたらいいな

──好きになったからこその悩みというのは?
【橋本】 何ていうか……、いってしまえばこれまでは、“うまく撮られてきた”と思うんです。もちろんその瞬間ごとに私なりに必死に取り組んではいましたけど、やっぱり周囲の方々の力は大きくて。だからそれを自覚できた今は、自分の足りない部分を実感すると辛くなります。才能ないんじゃないか、がんばる意味があるのかなって考えたりもするんです。だけどそれは、本当に限界を感じたときに考えればいい、そう割り切っています。“神様が許してくれるあいだは努力させて下さい”そんな想いでやっています。

──さまざまな葛藤も経験しながら成長してきたんですね。2013年はどういう年にしたいと考えてますか?
【橋本】 今、自分がやっと生まれたなと思っているんです。昨年までは、役者としてはまだ子宮のなかでお仕事をしていたイメージ。1歳になった今年は、赤ん坊ではありますけど、どんな風に自分を作って行こうかなって、自分を育てる親みたいな気持ちでいます。甘えじゃなく、前向きになるために「これからだから大丈夫だよ」って自分に言い聞かせながら、いい意味での“焦り”を与えるように意識しています。0歳から1歳になるまでの変化の層の厚みよりも、1歳から2歳になるこの1年の変化の層を、さらに厚くできたらいいなと思っています。
(文:奥浜有冴/撮り下ろし写真:逢坂 聡)

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【今振り返って考えると恥ずかしいことだけど…】
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【やりたいことをやっていそうな17歳!!】

映画情報

さよならドビュッシー

ピアニストを目指す遥は、両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な人生を送っていた。しかしある日、祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身の大怪我を負ってしまう。それでもピアニストになることを固く誓った遥は、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。そんな彼女の身の回りに、次々と不可解な出来事が起こる……。

監督:利重剛
出演:橋本愛 清塚信也 ミッキー・カーチス
【映画予告編】 【OFFICIAL SITE】
2013年1月26日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C)2013さよならドビュッシー製作委員会

関連リンク

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映画予告編
『さよならドビュッシー』公式サイト

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