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安室奈美恵『あの幻の名曲も!20周年の締めくくりを飾ったドーム公演!!』

 2012年にデビュー20周年を迎えた、安室奈美恵。その記念すべき年に、彼女のキャリア初となる5大ドームツアーを敢行した。あの幻の名曲まで登場した、ステージ。その興奮と感動の様子を大公開!!

出し惜しみのないヒット曲の嵐に興奮!

 デビュー20周年を迎えた2012年は、6月にリリースしたオリジナルアルバム『Uncontrolled』が、週間アルバムランキングで3週連続1位(年間で11位)を記録、さらにアジア地域でも軒並みナンバー1を獲得。残念ながら9月に開催予定だった沖縄でのライブは悪天候のため中止となってしまったものの、以降も勢力的な活動を続け、どれも話題に。現在も日本の音楽シーンの最前線を走り続ける存在感を示した、安室奈美恵。そんな記念すべき1年の総決算というべき、彼女のキャリア初となる全国5大ドームツアー公演(※過去に開催された際は札幌ドームが無かったため)が11月より敢行された。その最終公演となった東京ドームには、性別、世代、国境をこえて多数のファンが集結。開演前から「奈美恵」コールがやむことがなかった。

 そんななかステージに登場した彼女が、最初に披露したのが、自身初のミリオンヒット曲となった1995年リリースのシングル「Body Feels EXIT」だ。ここ最近のツアーではめったに聴くことのできなかった名曲の披露に、観客は大騒然に!実は今回のドームツアー、ファン投票を実施して、そのなかから人気の高かった上位25曲をセットリストとしてセレクトしているのだ(ちなみにこの曲はファン投票で第8位)。ゆえに、その後も「Hot Girls」や「Sit! Stay! Wait! Down!」などの最近のヒットチューンから、「You're my sunshine」や「Don't wanna cry」といった懐かしのナンバーまで、出し惜しみなく誰もの心に残っているはずの名曲を披露してくれた。

 また、ドームという広い会場だけあって、仕掛けもダイナミック。ストロングなダンスチューンのときは炎が吹き出し、また静かなバラードでは光や映像を駆使して幻想的にみせる。さらに、アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の主題歌に起用された「Fight Together」ではルフィをはじめとする登場キャラクターたちと共演、96年発表の大ヒット曲「a walk in the park」では19歳のときに初めて立った東京ドーム公演の映像を流し、当時の髪をかきあげる仕草までをも完コピしたパフォーマンスで、会場をさらにヒートアップ!もちろん衣装でも、ガーリーなピンクのワンピから、ゴールドやシルバーをあしらったセクシーなスタイルまで、さまざまなスタイルで我々を魅了させた。

 特にドキッとさせられたのが、今回のファン投票で1位を獲得したバラード「Love Story」だ。シックな黒のドレスをまとい、曲の世界を噛み締めるように歌い上げる彼女。どちらかと言うと、ダンサブルなイメージの強い彼女だが、今後はこういうしっとりとした一面も表現していくような予感がした。

これから20年、彼女はさらに進化のスピードをあげる

 しかし、何といっても彼女のステージの魅力は、華麗なダンスシーンにある。映画『黄金を抱いて翔べ』の主題歌である「Damage」や、最新アルバムに収録された「In The Spotlight(TOKYO)」などでは、最先端のクールなパフォーマンスを披露(しかも「In The Spotlight(TOKYO)」では「東京ドーーーム!!」とシャウトする珍しい場面も)。さらに終盤に披露した「Chase the Chance」では、ステージの端から端までを猛ダッシュ!勢いはデビュー当時から変わっていない、いやさらにパワーアップしている彼女の姿を多くの人の瞳に焼き付けた。

 アンコール前には、バックステージにいる彼女の映像が公開。「いつもMCがなくてごめんね」と書かれたボードを持ち挨拶、そして「懐かしい曲をやるよ」とステージに再び登場すると、「TRY ME 〜私を信じて〜」や「愛してマスカット」など、デビュー当時にスーパーモンキーズ名義でリリースした楽曲を披露!彼女自身も歌うことで当時にタイムトリップしたのか、いつも聴く歌声よりキュートな印象。こういうサプライズを経験できるのは、アニバーサリーライブならでは、と言えるだろう。

 その後「Baby Don't Cry」、ダブルミリオンをセールスした現段階における最大のヒット曲「CAN YOU CELEBRATE?」という不朽の名曲を披露。改めて彼女は、時代に残る音楽の数々を20年のキャリアのなかで残していたことを、再確認できた。

 だが、安室奈美恵はここで勢いや歩みを止めることはしない。さらに前進し、より加速度をつけて走り続ける。それが、ラストに披露した「Say the word」にこめられていると思う。この曲を歌いきった瞬間<もうこれで過去には振り返らない、自分にとって新しい20年が今から始まる>そんな彼女の強い意思を、充実した笑顔のなかから感じることができた。

 2月の台湾を皮切りにアジアツアーが決定するなど、2013年は日本だけでなく世界に活動の幅を広げていきそうな予感。ここから始まる20年でどう進化を遂げていくのか?ますます見逃せなくなりそうだ。
(文:松永尚久)

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