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清水翔太『初のカバーアルバムが登場☆自分のルーツにある名曲を知ってほしい!』

 清水翔太のカバーアルバム『MELODY』は、温かさが恋しい今の季節に聴きたい邦楽ラブソングがいっぱい。大好きな人へのプレゼントにもピッタリです。

原曲を壊さないことが一番大事なことで難しかった

――カバーアルバムという発想はいつからあったんですか?
清水翔太デビューの頃からずっとありましたね。当時から毎年、学園祭に出させていただいているんですけど、毎回カバーをやっているんですよ。途中からは曲も決めなくなって、その場でお客さんからのリクエストで即興で弾き語りをしていました。尾崎豊さんの「Forget-me-not」(アルバム『COLORS』に収録)だったり、中島みゆきさんの「化粧」(シングル「君さえいれば」に収録)、最近だと「366日feat.仲宗根泉(HY)」をアルバムの先行としてリリースしたり。いろいろと出してきましたが、いずれカバーアルバムを出すんだろうなと思っていて、それが今のタイミングだったんです。ただ、思っていた以上にカバーアルバムブームが来ちゃったんで、流れに乗っかってると思われたらイヤだなと(笑)。

――時代の流れってどうなるかわかりませんよね。ただ言えるのは、翔太くんの場合は自分自身のルーツであったり愛する音楽を伝えていくというコンセプトがあるし、聴かせていただいて楽曲へのリスペクトの気持ちが伝わってきました。
清水そうですね。僕の場合はカバーするのが好きというシンプルな理由と、自分のファンであったりCDを買ってくれる世代の人たちに、自分のルーツにある名曲を知ってほしいなという想いがあるからなんです。

――今作には同世代の加藤ミリヤさんやHYさん、絢香さんなど、翔太くんとともにこれからの時代をけん引していくアーティストの方々の曲も入っていますね。
清水さっき言ったこととは逆に、過去の名曲にしばられて最近の邦楽は聴かないっていう人たちもいるじゃないですか。でも決して邦楽がダメになったわけではなく、いい曲を書く人たちはいっぱいいるし、いい音楽はいっぱいあるんだよっていう、清水翔太的な邦楽のよさの提示なのかな?と思っています。

――選曲には学園祭でのリクエストの影響もありましたか?
清水もちろんすごく参考にさせていただきました。加藤ミリヤさんの「Aitai」も、“清水翔太の歌う「Aitai」を聴きたい”という声がけっこうあって、それで入れることにしました。

――原曲の雰囲気を大事にしている曲と、翔太くん自身の感性で遊んでいる曲のバランスがいいですね。
清水原曲を壊さないことが僕にとって一番大事なことだから非常に難しかったです。このアルバムで一番遊んでいるのは、古内東子さんの「誰より好きなのに」のカバーだと思うんですけど、どういうことが原曲を壊さないことかというと、曲を作った本人の“どういう楽曲にしたいか”という意志を守るってことだと思うんですよ。この曲は最終的にJ-POPの雰囲気にアレンジされていますけど、原曲の時点で相当おしゃれでカッコいいブラックミュージックの匂いを感じたんですよね。そのポテンシャルを感じた時点で、思いっきりそっちに行っても大丈夫だろうと僕は判断しました。

カバーアルバムを作ることで自分のなかで整理したかった

――「夏の終りのハーモニー」はスキマスイッチの大橋卓弥さんとコラボされていますね。
清水僕、音楽業界に友達がいなくて(笑)。大橋さんとは『クリスマスの約束』(TBS系)という番組でお会いして、仲よくさせていただいたんですよ。なので大橋さんは本当に数少ない友達のひとりなんです。大橋さんは僕の音楽もすごい聴いてくださっていて、趣味もけっこう似ていて。そういうところで仲良くなってもらったんですけれど、いつか一緒に作品を作れたらいいなという気持ちがあったんですよ。この「夏の終りのハーモニー」は僕の大好きな曲で、カバーアルバムを出すなら一番入れかった曲なんです。それで誰とやるか?となったときに大橋さん意外に思いつきませんでした。アレンジもそうですけど、自分が思うヴィジョンをいいバランスでやってくれるのは大橋さんしかいませんでしたしね。

――個人的になんですけど、平井堅さんの「even if」はとても好きな歌です……。
清水僕のなかでは、カバーといえば平井さんのKen’s Barのイメージが強くて。Ken’s Bar自体もすごく好きなので、それに対する僕なりのアンサーという気持ちで平井さんの曲をやりたかったんですよ。それでKen’s Barが持つコンセプトから生まれた「even if」をカバーさせてもらいました。

――(笑)!
清水Ken's Barのテーマソングのような曲をカバーするのはおもしろいのかな?というユーモアな気持ちから歌い方にしても完コピというか、けっこう似せてみました。

――今回のカバーアルバムは、翔太くんの次のステップへのきっかけとなるんでしょうか。
清水もちろんなると思いますし、考える時間がほしかったというのもあります。ネガティヴな意味ではなく、なにをするべきかということをね。もちろんやりたいことはいっぱいあるんですけれど、一度カバーアルバムを作ることで自分のなかで整理したかったっていうのもちょっとはありますね。

――『Naturally』でひと区切りという感もありましたね。
清水うん。本当にそうだと思いますよ。いつもこういう言い方をしているんですけれど、“なにもかもやり尽くした気がしているけど、まだなにもやっていない気もしている”という不思議な感覚。ただ間違いなく『Naturally』を出して武道館を辿りついてひと区切りついたので、また同じことをやっても仕方がないですからね。変わらないと……と思っているし、でも変わっちゃいけない部分もたくさんあるのでね。がんばります。

――最後に……今、もっとも興味のあることは?
清水一番興味があることは、車に乗ることですね。まさに今、免許を取ろうと思って教習所に通い始めようと思ってます。今年中に取れたらいいなと思っています。

――安全運転ってイメージですけど。
清水なんの根拠もないですけど、絶対に運転上手いと思いますよ。これは勘でわかる(笑)。
(文:三沢千晶)

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