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東京カランコロン『注目のバンドが登場!遊び心豊かなサウンドの魅力に迫る!!』

 あのリリー・フランキー氏も作詞提供&絶賛する、注目のバンドがメジャー進出!遊び心豊かな“仕掛け”をふんだんに盛り込んで聴き手の琴線を刺激する男女ツインボーカルバンド、東京カランコロン。そのユニークな世界観をいちろー(Vo&G)&せんせい(Vo&Key)に語ってもらいました!

メジャーデビューしたからハデな感じでやってみたかった

――前作が『ゆらめき☆ロマンティック』で今回が『きらめき☆ドラマティック』と、まるで連作のような2タイトルが続きましたね。
いちろーまさに、おっしゃるとおりでございます(笑)。前作と今作で、“ニコイチ”的な作品です。僕とせんせい、どっちかがメインでどっちかがコーラスっていうのではなく、2人とも完全にメインで歌う男女ツインボーカルのバンドっていう僕たちの一番の見せどころを、今回メジャーするに当たって改めて名刺代わりに自己紹介をし直そうっていうテーマがあって。しかも、せっかくメジャーレーベルからのデビューなので、メジャーぽいことしようぜってことで、曲調も含めて、夏と冬に出す“季節盤”というテーマも掲げて。そういう作品を出すことは、インディーズではあんまり聞いたことがないので、ハデな感じでやってみたかったんです(笑)。

――季節的っていうところだと、前作は「夏 Part1」、今回は「冬 Part2」っていう曲があって。じゃあ「夏 Part2」もあるの?そもそも「冬 Part1」はあるの?みたいな疑問も浮んだり(笑)。
せんせい(笑)タイトルにしばられたくないんですよね、イメージを。例えば「夏、恋した……」みたいな感じだと、そのタイトルで曲調が全部イメージできちゃうじゃないですか。だから、前回は“夏盤”だったから「夏 Part1」ってタイトルが自然と浮んで、今回は、いちろーさんはそういう季節感がある歌詞を書かない人だから私の書く歌詞で季節感が出せたらいいなと思ってこの歌詞を持っていったら、いちろーさんに「これ、“冬 Part2”にしよう!」って言われて(笑)。そうしたら、2つのアルバムがニコイチっていう色もちょっと強くなったり。
いちろー意味深だね!“ニコイチ”のアルバムで、“Part1”と“Part2”があったらそこにどんな意味があるのかと(笑)。逆に、そこを我々が答えを提示しないで、聴いてくれる人達が考える“余白”があるのも楽しいんじゃないかと思うんです。
せんせいそうそう。聴いてくれる人達が勝手に想像してくれそうなのが面白い(笑)。
いちろーそういう“仕掛け”みたいなものは、すごくたくさんあると思います。例えば「フォークダンスが踊れない」は、クラブミュージックとか、いわゆるダンスロックみたいなのが作りたいっていうのが最初にあって。なので、自分のなかでは踊れる“熱量”みたいなものを詰め込んでる曲にしたかったんですよね。で、曲がそういうふうに結構カッコよくなっちゃったんで、舞台は体育祭とか何なのか分からないけど、“フォークダンス”っていうダサいテーマで歌詞を書いたんです。

メロディーにこだわって、プライドを持ってやってます!

――(笑)曲がカッコ良いなら歌詞もカッコ良く、的な方向にしないのが面白いですね。
いちろー(笑)この曲には、もうそのまんま、“ダンス”っていうテーマがあったんですけど……。最初は、何だっけ?“踊ろうよ TOGETHER!”とか歌ってたかな?
せんせい“踊ろうよ TONIGHT!”みたいな(笑)。
いちろー(笑)そういうダサい仮歌詞で最初歌ってたんですよ。曲調がオシャレだったので逆にオシャレじゃないものを入れたくて、歌詞は“フォークダンス”っていう泥くさい感じになり、しかも主人公はフォークダンスが上手く踊れない男の子にしようって。

――ほかにも、例えば「サヨナラ バイバイ マルチーズ」を作詞されたElvis Woodstockさん(リリー・フランキー)は、「カラオケに入ったら、ボクは歌います。そして、泣くでしょう。おそらく」というコメントを寄せていたり。決してカッコ良いわけじゃない主人公とか、ちょっと切ない感覚がが描かれている曲が多いですよね?
せんせいそういう感じがあるほうが、なんか、楽しいじゃないですか。愛らしいっていうか。もともとカランコロンを結成したときから、バンド自体を“楽しんでやりたい”っていうのがあって。で、それをまわりの人にも楽しんでもらいたいなって。だから歌詞でも、全部が全部“キメキメ”でカッコいいよりも、なんかちょっとクスッとさせたいところがあったり。曲がカッコいいからちょっとまぬけな主人公とか、ちょっとダサい主人公が入ったほうが面白いよね?
いちろー面白い!それでいて、メロディーにはこだわって。僕は、90年代のポップスがすごく好きで。あの頃のポップスって、メロディーが華やかできらびやかで、切なくて、でも聴いてると気持ちが明るくなるみたいな“上質感”がすごくて。だから、いま改めて聴いても全然色あせないし、スケールがデカいんですよね。大人になって洋楽とかも好きになって色んな音楽が取り込まれてるんですけど、“J-POP黄金期”みたいな時代のメロディーがルーツにあって。だから、今の僕たちもメロディーにはとにかくこだわって、プライドを持ってやってます!
(文:道明利友)

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