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第27回東京国際映画祭『装いも新たに開幕☆映画祭ならではの映画を楽しみたい』

映画が東京の街を華やかに彩る、第27回東京国際映画祭(TIFF)が装いも新たに今年も開幕! アニメをメインに据えた、例年以上に盛り上がりそうな作品ラインナップや特集上映のほか、豪華ゲストによるイベントなども盛りだくさん。そんなTIFFで堪能したい、映画祭ならではの映画とは!? 恒例のオープニングセレモニー・レッドカーペットもフォト中継☆

映画祭ならでは!要チェックのアジア映画

 オープニング作品のディズニー・アニメーション『ベイマックス』、クロージング作品の『寄生獣』、話題沸騰中の『劇場版「進撃の巨人」前編〜紅蓮の弓矢〜』などをはじめ、多くの注目作がワールド・プレミア上映。さらに『エヴァンゲリオン』シリーズで世界から注目される庵野秀明監督がこれまでに関わった50作品以上が『庵野秀明の世界』として特集上映されるなど、例年以上に大作、話題作がラインナップし、映画ファンの枠を超えて熱い視線を集めている今年の東京国際映画祭。

 そんな選りすぐりの作品が世界中から集まるなかで、日本では公開されないかもしれない、映画祭だからこそ観ておきたい気になるアジアの作品をピックアップ!

 まずは、日本でも熱烈なファンを持つキム・ギドク監督が脚本を手がけ、パク・ギウンが兵役前に出演した韓国映画『メイド・イン・チャイナ』。韓国の品質検査で輸出が禁止されてしまう、中国で養殖ウナギの輸出業を営む男が主人公。中国の食品に関する時事的なテーマが盛り込まれる。ギドク監督が脚本を手がけ、現在日本で公開中の『レッド・ファミリー』は、昨年のTIFFで観客賞を受賞している。

 台湾映画では、『光にふれる』で注目されたチャン・ロンジー監督の新作『共犯』。通学途中に女子同級生の変死を目撃した高校生3人が事件の真相を探る物語。台北映画祭のオープニング作品で上映され話題になった。

 また、ベネチア映画祭クロージング作品であり、釜山国際映画祭でも映画ファンの間で話題になった巨匠アン・ホイ監督作『黄金時代』(中国=香港映画)も注目。人気女優タン・ウェイが、20世紀の激動を生きた作家シャオ・ホンを演じる。

 邦画では、女優兼プロデューサーとして活動し、キム・ギドク監督をはじめアジアの映画界とのネットワークを持つ杉野希妃の長編初監督作『マンガ肉と僕』。女による女のためのR-18文学賞の同名受賞作を映画化。ある青年が3人の女と出会う8年間の遍歴から、男と女の孤独、支配、過去の断片を描いていく。

一風変った個性派映画…つないだ36のシーン、プノンペンの少女

 日本の名優・浅野忠信が、世界的に評価を得るフィリピンのケヴィン監督と組んだ『壊れた心』(フィリピン=ドイツ)も要注目。フィリピンのスラム街を舞台に、冷酷な殺し屋が暴力をふるわれている娼婦を助けることから始まる逃避行を描く。カオスな描写のなかの疾走感、混沌と過激なロマンが漂う絶望的な愛の物語。

 タイトルから印象に残るのが、マレーシアの新人監督が硬軟を使い分け、港町に暮らす高校生たちの姿を詩的に描く『破裂するドリアン河の記憶』(マレーシア)。社会や歴史への意識を盛り込み、話の奥深さとスケールがある社会派青春映画。

 ヨーロッパからの注目作は、ベネチア映画祭でグランプリを受賞した『実存を省みる枝の上の鳩』(スウェーデン=ノルウェー=フランス=ドイツ)。ブラックでシュールなユーモアや、恐ろしいエピソード、不条理な要素などをちりばめた、生きた絵画のような芸術世界。人間についての深い観察が展開される。

 一風変った作品としては、男女の映画スタッフの恋の行方が、ワンシーン・ワンショットによる36シーンから構成される『36のシーン』(タイ)。緩やかなリズムと実験的な映像表現がミックスした、ナワポン・タムロンラタナリット監督の独特の世界が展開される。2012年釜山国際映画祭ニューカレント賞受賞作。

 ドキュメンタリーの良作で定評があるカンボジアからは、国の歴史とそこに生きる人々の生き様をまざまざと映し出す劇映画『残されたフィルム』(カンボジア)が要注目。プノンペンの少女が、ふとしたきっかけで1970年代のカンボジア映画と出会い、ポル・ポト派に蹂躙された祖国の映画史を発掘し、新たな形の“再生”を仲間と試みていく。

 そのほかにも、世界各地からこの秋の秀作を集め最高賞を競う『コンペティション』部門の15作品、海外の有名映画祭受賞作や名匠監督作を集めた『ワールド・フォーカス』部門の21作品、アジアの新鋭監督の新作をフィーチャーする『アジアの未来』の10作品はどれも一見の価値あり。日本の映画館では見つからなかったような、観る人の好みによっての掘り出し物が必ず見つかるはず。公式サイトでラインナップ作品詳細をCHECK!

『ベイマックス』『進撃の巨人』…主なTIFF出品作を映像でCHECK☆

庵野秀明構成・編集 : 特集上映『庵野秀明の世界』特別映像

第27回東京国際映画祭 概要

■開催期間:10月23日(木)〜10月31日(金)
■会場:六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ日本橋(中央区)ほか
■公式サイト:http://www.tiff-jp.net/
■チケット:10月11日(土)からticket boardにて発売開始

※特集上映「庵野秀明の世界」:
上映作品ラインナップはこちら

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