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マツダ特集『ユニーク制度が成功のカギ? マツダ好調の秘訣とは?』

2年連続でクライマックスシリーズに進出した広島東洋カープ同様、現在“地域の顔”として好調な動きを見せているのが、自動車メーカー「マツダ」。気運が高まる同社の秘密を探るべく、広島の本社工場に潜入!

いざ、広島のマツダ本社工場へ!


 企業の規模や職種によって、社内制度はさまざま。最近では、誕生日に休暇が取れたり、まるでカフェのようなリラックスできるミーティングスペースを設けたりと、ユニークな取り組みで社員の士気を高める企業がチラホラ。そんななか、2010年秋にデザインテーマを“魂動(こどう)”に統一して以来、一段と好調な自動車メーカー「マツダ」も独自の発想で現場の“チャレンジ精神”を育んでいるんだとか。もしかしたら、そこにマツダ好調の秘密が隠されているのかも!? ということで、Mazda Zoom-Zoom スタジアム97個分の広さを誇る、広島の本社工場にお邪魔しました。

【その1】従業員の知恵から生まれる“手作り”の改善制度

  • 『ボルト戦隊 取れるんじゃー』は、UFOキャッチャーのクレーンゲームから生まれたんだとか

    『ボルト戦隊 取れるんじゃー』は、UFOキャッチャーのクレーンゲームから生まれたんだとか

  • おもりの力で歩行数を減らす改善を行った『からくり同期台車』

    おもりの力で歩行数を減らす改善を行った『からくり同期台車』

  • 箱に入ったガスケットを確実に2枚取り出せるよう改善した『あっかんべー太郎君』

    箱に入ったガスケットを確実に2枚取り出せるよう改善した『あっかんべー太郎君』

 同社では、古くから日本のモノ作り精神を支えてきた“お金をかけない、創造性に優れた、楽しい作業改善=からくり改善”を約20年前から積極的に行っているそう。動力は一切使用せず、単純な仕組みと自由な発想で技術を生み出すこの改善は現在、多くの製造現場で実施。一般的には、専門のチームが行っている企業が多いようですが、同社では従業員1人ひとりが知恵を絞り出す“全員参加の手作り”にこだわります。

 「少ない投資でスピーディーに実現できますし、壊れた時の修復やさらなる改良も簡単にできる。何より自分たちで作ることで愛着も湧くと思いますしね」と語るのは、本社工場主幹の池原浩三さん。現場の声を取り入れることで、見えにくい問題を炙り出すのはもちろん、根底にはイキイキとした職場を作るという狙いもあるんだそう。

■ヒントはUFOキャッチャー!? 豊かな発想で作業効率アップ

 現在、本社工場内で導入されているからくり改善は、なんと1000件以上! ソケットからボルトを抜き取る作業の効率化を狙った「ボルト戦隊 取れるんじゃー」は、UFOキャッチャーのクレーンゲームからヒントを得たそうで、開発に携わった本社組立係の俵賢一さんは、「アイデアが生まれてから1週間程度で形になり、改良を重ねて1ヶ月後くらいには機能しはじめました」。この改善によって、1個あたり0.6秒も作業効率がアップしたんだとか。

 「からくり同期台車」も絶賛活躍中のからくりのひとつ。こちらは、生産ラインでの作業者の歩行数を減らすため、おもりの力で人と工具箱の移動タイミングが同期するように工夫したもの。装置には、人気キャラクターの切り抜きが貼ってあったりと、愛着を持って楽しみながら改善に取り組んでいる様子が伺えました。

 過去にも、確実に2枚のガスケットを取り出すことができる「あっかんべー太郎君」や作業者の歩行・振り向き回数を減らす目的で作られた「カメレオン」。障害物を乗り越えて直進できる台車「バッタ君1号」など、ひらめきを元に作られたユニークな改善が多数。1つひとつは小さなアイデアかもしれませんが、積み重なることで大きな原動力になっているんですね。

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