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三浦祐太朗『三浦友和&山口百恵の長男、三浦祐太朗が松山千春の名曲カバーでソロデビュー!』

 俳優・三浦友和と元歌手・山口百恵の長男で、バンド・Peaky Saltのボーカルとしても活躍した三浦祐太朗が、松山千春さんの名曲「旅立ち」のカバーでソロデビュー。また、同時に松山千春の自伝小説の舞台化『旅立ち〜足寄より〜』で主演も務める。

シンガーとして確立したら、両親と仕事の話ができたら嬉しい

――まずソロデビューについてですが。
三浦祐太朗あるときから、もっと自分の声を活かせる歌をやってみたいという欲が出てきて。バンドではあまりバラードを歌ってこなかったので、ソロでは自分の声に合った楽曲をやって行きたいと思いました。そうして自分がやりたかったことが、ようやく形になりつつあるわけで、今ソロとして旅立って行くんだ!という気持ちです。

――ソロでやって行きたいと考えた時点で、役者の方向性は?
三浦まったく考えていませんでした。

――では、松山千春さんの舞台のオーディションを受けたのは?
三浦ソロでやって行くと決めた頃、たまたまオーディションのお話を頂いて。松山さんはソロシンガーとして長年第一線で活躍されて来た方なので、松山さんのことを知ることが、今後の自分の音楽人生においてすごく刺激になると思いました。なので、松山千春さんの舞台でなければ、きっとオーディションを受けなかったと思います。

――松山千春さんの舞台に出演、また楽曲をカバーするにあたって、自伝小説を読まれたり楽曲を聴かれて感じたことは?
三浦オーディションに受かってから、千春さんのライブにお邪魔させて頂いたり、ご本人にご挨拶もさせていただいて。そのときの印象は、テレビで観た千春さん像とはまったく違って、すごく気遣いの人でした。話の端々からシャイな素顔も見えてきました。そうした印象で、改めて千春さんの楽曲を聴いたときに思ったのは、千春さんの音楽は丸裸なんだ、自分の感情や経験をすべて音楽にさらけ出しているんだということ。さらに生い立ちを描いたDVDを観たり本を読んだりしていくうちに、人間・松山千春の単なるファンになっていましたね。

――ご両親からは、松山千春さんの話を聞いたりしましたか?
三浦父がやっていたラジオに、ゲストで来てくれたことがあったと聞きました。でもそれ以上深くは聞いていません。自分で感じるのが一番だと思ったので。

――お父さんも昔は、忌野清志郎さんらとフォークをやられていた。その部分でアドバイスを受けたりは?
三浦父は、家庭では絶対に仕事の匂いを出さない人。台本を読んでいるところを見たことがなく、いつもどこで覚えているんだろう?と思うほどで。あまり話したがらないので、その空気を感じて僕から聞くこともなくて(笑)。僕自身がもっとしっかり自立して、シンガーとしての個性を発揮できるようになったときは、両親と仕事の話ができたら嬉しいですね。

両親が舞台を見に来たら――嬉しいけど余計に緊張が増しそう……

――ソロデビュー曲「旅立ち」の印象は?
三浦オーディションに受かってすぐ、千春さんが生まれた足寄の街に行き、千春さんのお母様やご友人の方とお話をさせていただいたのですが、広大な自然に囲まれ、あまり裕福ではない家庭に育ってという生い立ちを聞き、今の自分とはあまりに違いすぎると思いました。それで、この歌を当時の千春さんの気持ちに成り切って歌うことはムリだと感じて。それなら、自分の中にある北海道や旅立ちのイメージを出して歌ったほうが、伝わるんじゃないかと思い、自分のフィルターを通してカバーすることを心がけました。楽曲のアレンジも、オーケストラを入れたりとか大胆に変えさせていただいて。それは自分の中にある、北海道の雄大さや力強さ、千春さんの温かさを表現しています。ただ千春さんの歌声は非常に個性的なので、最初はどうしても引っ張られてしまって。オリジナルのイメージで歌うのは、とても苦労しました。

――しかし、すごく憂いがあるピュアな歌声ですね。やはりお母さんのDNAでしょう。
三浦さあ、どうでしょうね(笑)。実は、今回千春さんの曲をカバーするということは、母には直接話してなくて。マスコミに取り上げていただいたのを見て、知ってくれたというレベルだと思います。舞台は暇があったら2人で来てくれると言っていましたが、嬉しいけどそれはそれで余計に緊張が増しそうで怖いです。

――カップリングには「季節の中で」も。これも名曲中の名曲。プレッシャーはありますか?
三浦はい。もう、プレッシャーとの戦いです。タイムリーで聴いて来た人たちにも絶対に「良い」と言ってもらいたいし、かといってそっちの方向ばかりではダメで。どの世代にも伝わるような、広い視野で歌うことを心がけました。実際にみなさんからどんな反応が返って来るのか、マジでドキドキです。長年のファンの方は「こんなんじゃねーよ」と言うかもしれないんですが、それは愛情と思って受け止めるつもりです。

――「旅立ち」と言うことで、祐太朗さん自身の旅立ちは?
三浦バンドでメジャーデビューしたときもそうだと思いますが、でも今のほうが旅立ち感は強いです。バンド時代は、流されるように進んできたようなところがあって、周りがまったく見えていなかった。でも、それがあったからこそ今は、俯瞰(ふかん)で物事を見ることができるようになって。だから、旅立つんだなとすごく思えるんです。やりたいことをやるには責任感が伴いますが、今はそれも心地よく感じられています。自分のソロという旅立ちのときに「旅立ち」をカバーさせていただく……これも何かの縁だとすごく感じています。
(文:榑林史章)

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