AKINA『17年間の芸能生活を振り返って…』

沖縄を舞台にした大人気特撮ドラマ『ハルサーエイカー2』が待望のDVD化。ORCION STYLEでは、同作に出演するAKINAにインタビューを敢行。同作への並々ならぬ想い、さらにFolderのメンバーとしてデビューしてから17年、かけがえのないメンバーたちとの邂逅や自身の結婚など、これまでに起きた変化についても真摯に語ってくれた。

『ハルサーエイカー2』撮影時に女優としての考え方や姿勢に変化が

――今回、AKINAさんが出演する特撮ドラマ『ハルサーエイカー2』が標準語字幕付きの完全版としてDVD化されました。地元である沖縄では2012年に放送されたんですよね。
AKINAそうですね。あの時は今よりも髪が短くて。

――この2年間は、髪形以外にも様々な変化がありましたよね。
AKINA結婚もしましたし(※2013年5月にビビる大木と結婚)。ずいぶん昔のことのように思います。

――久々に作品を観ると、当時の気持ちも蘇ってくる?
AKINAありますね! 私自身、この『ハルサーエイカー2』の撮影時に考え方や姿勢が変わっていった時期だったので…。

――転機となる作品だったんですね。
AKINAはい。凄くシンプルなんですけど、自分の意見を周りに言うようになった時期なんです。今までだったら、台本に書いてあることが全てで、それを全力でやり抜くというスタンスだったんですけど、『ハルサーエイカー2』から、この場面ではこういう台詞より、こうした方がいいんじゃないかって自分なりの意見を言うようになりました。

――それは女優としてかなり大きな変化だったんでしょうね。
AKINAそうですね。この作品でハルという役を演じたんですけど、ハルという女の子にとことんなりきっていたので、誰よりもハルのことを理解しているのは自分だという思いが強くなっていったんです。そうすると、台本に書かれている台詞を見て「あ、こんな風にはハルは言わないかも…」っていう思いが出てきて。

――細かい仕草や動作も?
AKINAそうです。例えば、うなずく動作ひとつでも「ハルだったらこうするなぁ」っていう気持ちがどんどん芽生えてきて。

――女優としてさらに役に入り込んで、さらに感情移入しようという気持ちが芽生えたと。
AKINA『ハルサーエイカー2』が私の地元である沖縄が舞台で、スタッフも沖縄の方ばかりだったことも大きかったと思いますね。

――地元の方言で台詞を言う分だけ、余計にその意識が高くなったんですね。
AKINAはい。ですから、『ハルサーエイカー2』に出会えたからこそ、自分が変われたと思います。もちろん、すばらしい脚本なんですけど、さらに現場内で詰めることによって、もっともっと素晴らしい作品になる。そのために自分の意見を言うことは、決して間違いじゃないんだって気付かされました。監督も私の意見を凄く尊重してくれたので。今までは、自分の意見を言ったら変な空気になるかも!?って怖がっていたのかも知れないですね。

――でも、自分の殻を破るのって、正直怖いですよね?
AKINA怖いですよ〜。自分の意見を言ったら「ふざけんな!!」って怒られるかもって(笑)。でも、『ハルサーエイカー2』のスタッフさんは皆温かくて、天気が快晴なら皆で喜んで、皆で作品を良くしようという団結心が凄く強かったですね。

――なるほど。じゃあ殻を破る、一歩踏み出すタイミングとしてはバッチリだったと。
AKINAそうですね! ただ、個人的には10年前に踏み出しておけよ!! とも思いますけど(笑)。

――いやいや、黙々と歩んできた歳月があるからこそ、殻を破れたとも言えるワケで。
AKINAそうですね。一概に何が正解かは分からないですけど、少なくとも2年前に変わることが出来たので、それは自分にとって凄く大きなことですね。変わらなくちゃ! と思っているなかで、素晴らしいスタッフの方と出会えたことも運がよかったです。

地元だけど、沖縄の方言は難しい!?

――『ハルサーエイカー2』は沖縄が舞台という事で、沖縄の方言で台詞を喋ります。AKINAさんにとって、“劇中”で沖縄の方言を喋るのは難しかったのかなって思うんです。
AKINA難しかったですねぇ(しみじみ)。私はデビューが割と早くて上京したのも早かったので、方言も自分流になってしまっていたんです。どれくらい自分の方言が正しいのか分からなかったですね。ですから、イントネーションが違っていたら、教えて頂いたり(笑)。

――定期的に地元に里帰りをしているとは思いますけど、それでも衰えるものなんですね。
AKINA衰えます(笑)。あと、家族間での会話なら成立しても、ドラマの台詞になるとしっかりと言い切らなくてはいけないので、成立しないこともあって。長台詞ほど苦労しましたけど、やっぱり地元ですから! 気合が入りましたね。

――やっぱり地元に根付いた作品だけに思い入れも相当なものだったんですね。
AKINAそうですね! 本当はもっと早い時期に沖縄を舞台にした作品に出演したかっただけに、特別な思いはあります。沖縄で、故郷で仕事が出来ることが何よりも嬉しいんです。

――作品からも沖縄の良さ、素晴らしさが滲み出てますよね。基本的に子供番組なので、教養という面も大事にしているし、ちょっぴり笑える部分もある。
AKINA仮に音を止めても、景色だけでも美しいので。ふと、ネイルサロンなんかで流れていても違和感がないというか(笑)。

――アハハハハ! ネイルサロンは多少違和感が(笑)。
AKINAそうですかね? 天気予報のバックに『ハルサーエイカー2』の映像が流れていても違和感ないと思うんですけど。

――なるほど(笑)。とっかかりは人それぞれですけど、幅広い世代で楽しめますよね。特にAKINAさん演じるハルは物語でもキーとなる役どころですよね。妹である主人公・アイを大切に思いながらも同時にコンプレックスを抱いている。
AKINAはい。物語が進むごとにどんどんハルが変わっていくんです。演じている私自身、ハルの変化に凄く驚きました。戦わずに悪と向き合っていくというか。アクション作品ではありますけど、人としての正しい生き方や他者との向き合い方がハルを通して描かれていると思います。 

――待望のDVD化もされ、来春には『エイカーズ』として劇場版も公開されるんですよね? 撮影も既に終了しているとか。
AKINAはい! 劇場版ではスーツも変化していて、全く違う雰囲気になってます。1、2ときて劇場版なので、スタッフ、キャスト全員が進化した作品にしたいという思いが強いですね。1年後という設定なので、弱々しいハルはあまり見せたくないですけど、ちゃんと地続きであるということは大切にしようとは思いましたね。

――手ごたえは?
AKINAはい! アクションもパワーアップしていますし、沖縄の美しい映像ももちろんあります。よりシンプルに作品としての面白さを追求している作品だと思います。

―― 一応、劇場版で完結になるんですよね?
AKINAそうですね……。でも、どうなんでしょうかね(笑)。元々テレビもパート1で終わっていたのに続編が制作されましたし。個人的には続けて欲しいですね!!

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『ハルサーエイカー2』(完全版)

 全国で大ヒットを記録した『琉神マブヤー』の初代スタッフが新たに創り上げた、沖縄発特撮ドラマのシリーズ第2弾のDVDが全国解禁!! 沖縄出身の人気バンド・MONGOL800の書き下ろし楽曲であるオープニングも必見だ。

 <あらすじ>永遠の不作をめぐる戦いから1年。アイ(福田萌子)とノーグ・ヘラー、ノーグ・カマーの活躍によって破滅を免れた沖縄だが、何も知らない人々は原因不明の不作に悩まされていた。そんな中、アイは、ヘラーとカマーをよみがえらせるべく、南部で鍛冶屋を営む<カンジャーエイカー>を訪ねる。<カンジャ―エイカー>の秀善と、その弟子であり、アイの姉でもあるハル(AKINA)は、ヘラーとカマーを無事よみがえらせることができるのか? 一方、人間界では天才科学者・灰間教授によって大地を必要としない野菜<クガニフード>が発明された。クガニ野菜にそっくりな<クガニフード>は、本当に世界を、人々を救う食べ物なのか? ハルサーエイカーの新たな戦いが始まる。

【公式サイト】
http://halser-acre2.com/
http://halser-acre.com/

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≪Interview2≫17年間の芸能生活を振り返って…
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