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Perfume『新曲は、今の私たちにはかわいすぎる……Perfumeとして長く活動をして来れた秘訣とは!?』

Perfumeが、20thシングル「Cling Cling」をリリース。どこかエキゾチックな雰囲気の漂うタイトル曲のほか、温かい想いにあふれた「Hold Your Hand」、4Kミュージックビデオが早くも話題となっている「DISPLAY」、キュートで小悪魔的な女の子の姿が浮かぶ「いじわるなハロー」を収録。Perfumeの多彩な魅力がきらめく1枚だ。3人に本作について語ってもらった。

(新曲での)音の厚みに中田さんの気合いを感じました

――「Cling Cling」がタイトル曲ですね。
のっちはい。今回の4曲の内、最後に収録した曲なんです。その時点ではどれが表題曲になるのか決まっていなかったんですけど、「Cling Cling」を聴いた瞬間に「これが表題曲なんですね。中田さん?」って思いました(笑)。キャッチーさを今一度Perfumeに当ててきてくださったなというのを感じたので。
あ〜ちゃん私ものっちと同じく「これがA面なんだろうな〜」って思いました(笑)。音の厚みに中田(ヤスタカ)さんの気合いを感じました。
かしゆかちょっと童謡っぽい気持ちになる部分もある曲ですね。最初「ちょっと今の私たちにはかわい過ぎるのかな?」っていう印象もあったんですけど、完成したものを聴いたら、「このかわいい感じがギャップになって曲の魅力につながっているんだな」って思いました。

――「Cling Cling」ってかわいい響きですよね。
かしゆかかわいいですよね。
のっち「Cling」ってあまり馴染みのない英語ですけど、意味が分からなくてもすごく楽しくなる言葉ですね。中田さんってそういう言葉を今までもいろんな曲に入れてくれましたが、そういうの、ずっと考えているんですかね?
あ〜ちゃん多分、ずっと考えているんだと思うよ。「こういう言葉ってかわいい」とか「こう言ったらかわいい」とか。
かしゆかメロディーにオリエンタルな感じがあるのもこの曲の独特さですね。私、Perfumeの夏ってオリエンタルなイメージがあるんですよ。

――オリエンタルな部分は衣装とか、ミュージックビデオ(MV)にも反映されていますね。
かしゆかMVのセットが映画みたいですごかったです。すぐにあの世界に入り込めちゃう感じでした。

――ダンスもベリーダンスとか、いろんな国の要素が入っていますよね?
のっちたしかに、特定の国の要素だけじゃないダンスですね。

――みなさんはいろんな国のダンスのレッスンとかも受けてきたんですか?
かしゆかあんまりそういうのはなかったです。
あ〜ちゃんあっ、でも先生のなかでひとり、ジャマイカが大好きな人がいたじゃない?
かしゆかいたね(笑)。
あ〜ちゃんこの間ね、代々木公園でジャマイカフェスをやっていて。その先生が踊ってて。
かしゆかええ〜っ!
のっちほんとに?
あ〜ちゃんうん。12、13年前に広島からジャマイカへ行っていたくらいだから、今や日本で第一人者みたいな存在になっているみたいなんですよ。
のっちそういう先生にも教わっていました。

――その経験が今回活かせた?
あ〜ちゃんどうなんですかね(笑)。でも、今回、こういうダンスを踊るのは昔を思い出してとても楽しかったです。

――秋にワールドツアーがありますけど、海外の方はこういうダンスにエキゾチックな魅力を感じるんじゃないですかね?
かしゆか感じて頂けたら嬉しいです。アメリカは初めてですし。

――<Cling Cling>の大合唱が起こりますよ。
のっち英語の本場の発音で?(笑)。
かしゆか<I will cling to your chest>とかも叫ぶのかな?
あ〜ちゃんわたしたちとは発音が違うんでしょうね(笑)。

――(笑)カップリングのお話に移りましょう。「Hold Your Hand」は、すごく優しさにあふれている曲ですね。
のっちリリックビデオもすごく温かいものを作ることができました。Perfumeを「Hold Your Hand」してくれる方々の「手」をお借りして完成しましたので。ファンのみなさんの力もお借りしました。この歌、わたしもすごく好きです。

――頑張っている人への優しいメッセージを感じます。Perfumeの3人もお互いにこういう気持ちでいるのかなと。そんなことも想像しましたよ。
かしゆかなるほど。新しい解釈です。でも、たしかに言葉に出さなくても、いろんな辛い気持ちとかを抱えているのは伝わってきますよ。もう14年くらい一緒にいますからね。お互いに察して、程良い距離感でいるっていうのをやってこられたので、Perfumeはこうして続いているんだと思います。

――実際、Perfumeはこの曲みたいな3人ですか?
のっちえへへ、どうかなあ〜?
あ〜ちゃん照れてるんじゃないよ(笑)。でも、そんなふうに思って聴いて頂けるのは嬉しいです。なんとなくの阿吽の呼吸とか、空気を読み取って相手のことを思い遣るっていうのは、グループをやっていく上での秘訣だと思うので。

MVは、4Kのきれいな映像で観て頂きたいです

――では、「DISPLAY」のお話も。ミュージックビデオのショートVer.がちょっと前から公開されていますけど、最高にカッコいいですね。
かしゆかパナソニックさんとの共同制作の4Kミュージックビデオなんですけど、お話を頂けて嬉しかったです。
あ〜ちゃん「日本にはこんな技術があるんです!」と世界に発信するときに選んで頂けるのって幸せです。だからお話を頂いたとき、ノリノリでした。
のっちぜひ、4Kのきれいな映像で観て頂きたいです。本当にそこにいるみたいな映像なんですよ。チャックの細かいところとか、縫い目の糸まで見えるんです。

――最新の技術やすごいクリエイターさんの感性との化学反応があるのが、最近のPerfumeの面白さの1つですよ。僕、東京ドームでの360°のプロジェクションマッピングが忘れられなくて。
のっちあれ、すごかったです。そうなんですよ。36°の……。
あ〜ちゃん360°ね(笑)。
かしゆか36°じゃ小さ過ぎ(笑)。
あ〜ちゃんそれじゃあ他のふたりがマッピングされないね(笑)。
のっちごめん(笑)。最初は前からだけの予定だったんですけど、「後ろにもお客さんがいらっしゃるので、後ろからも写るようにできませんか?」ってお願いしたら、機材をもうひとつ用意してくださったんです。すごく贅沢なことでした。

――そして、4曲目が「いじわるなハロー」。懐かしいPerfumeのテイストを感じました。
かしゆかそういう曲かもしれないですね。「ファンデーション」とかみたいな。
のっち『?』とかに入っていそうな曲かもしれないですね。この曲の感想は、とにかく「かわいい」です。
かしゆか小悪魔(笑)。<濃いめのリップをかむ>っていうのが印象的です。
あ〜ちゃんいろいろ気になるフレーズがある曲ですね。
のっち今回、すごい量のコーラスも録ったので、この曲もそうですけど、声の温かみを今まで以上に感じて頂けるシングルになっていると思います。
あ〜ちゃんハモりを1つひとつ入れさせて頂いたことですごく表情が出ていて、「自分の曲!」っていう情がすごく移っています。

――このシングルのリリース後はツアーですね。
のっち今度のアリーナツアーの『ぐるんぐるん』は、久しぶりに日本国内を回るツアーなので、楽しみです。ちょっとゆるめのツアータイトルの時は、ゆるめのPerfumeを見せてもいいんじゃないかなという気持ちがあるので、多分、楽しいものになるでしょうね。
かしゆか昔の曲も結構できるツアーになるのかなと思っています。アルバムのツアーだとその作品の曲をメインにやることになるので、やりたくてもやれない曲がどうしても出てきてしまうんですけど、今回はシングルの4曲以外の余白の部分がいろいろあるんですよね。

――昔の曲をいろいろ復習しないと?
かしゆか私たちも思い出しますのでみなさんも(笑)。
あ〜ちゃん最近、どんどんいろんなやりたかったことが順調に叶っているんです。慎重に、かつ斬新にいろんなことができています。そういうなかで、久々に日本を回れるのが嬉しいです。いいライブをしながら回りたいと思っています。
(文:田中大/撮り下ろし写真:鈴木健太)

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