• ホーム
  • 音楽
  • Saku『SNSやまとめサイトでも“リアル看板娘”で話題!現役タワレコ店員アーティストに迫る』

Saku『SNSやまとめサイトでも“リアル看板娘”で話題!現役タワレコ店員アーティストに迫る』

アイドルっぽいキュートなルックス、萌え系のボーカル、ネオアコ、ギターポップ、エレクトロなどをセンス良く共存させたサウンドによって、大きな注目を集めつつある“タワーレコード渋谷店の現役スタッフ”のシンガー&ギタリスト、Saku。7月9日に2ndミニアルバム『ZOMBIE MORNING e.p』をリリースした彼女に本作のコンセプト、タワレコ店員とアーティスト活動の関わり方などについて語ってもらった。

“リアル看板娘”とネットで話題に!タワレコ仲間からのプレッシャーも――

 今年2月にリリースされたデビュー作『Bed Room e.p.』が、タワーレコード渋谷店のJ-INDIESチャートで1位を記録。90年代のポップミュージックをルーツに持った音楽性、愛らしい感情とヒネくれた視線がひとつになった歌、そして、「タワレコ渋谷店 外販部の現役スタッフ」というプロフィールによって、確実に知名度を上げているシンガー&ギタリストのSaku。様々な活動を通して、アーティストとしてのスタンスがさらに明確になってきたという。

「『Bed Room e.p.』の制作中は、“まず、タワレコのスタッフのみなさんに気に入ってもらえるアルバムを作ろう”と思っていました。タワレコの店員としてCDをリリースさせてもらうわけだし、良いアルバムが作れなかったら、働きづらいじゃないですか(笑)。渋谷店の店長からも『タワレコの看板を背負ってるから、(Sakuの音楽に対しては)こっちも嘘は言わないよ』って言われてたので、かなりプレッシャーを感じていて。だから、みなさんから『すごくいいね。これは売れるよ』って評価してもらったときはすごく嬉しかったですね。タワレコの方々に認めてもらえたら、きっとお客さんにも伝わっていくと思っていたので」

 目利きのタワーレコードスタッフも太鼓判を押し、2シーズン連続でタワーレコード全店舗で展開の「まとめ買いセール」メインアイコンに抜擢されるなど、全面的なサポートを受ける。また、SNSを利用したファンとのコミュニケーションも活性化。さらに“NAVERまとめ”でも「リアル看板娘?最近CDデビューしたタワレコ店員が可愛い」として取り上げられるなど、その存在はネット上でも拡散しつつあるようだ。

「実際、リスナーの方からも、SNSなどを通して、たくさんの反響をいただいています。リード曲の『あたしを好きだなんて天才かも』は、“タイトルがいい!”って言ってもらいました(笑)。そういうふうに注目してもらえるのも、すごく嬉しいです。高校生のときに路上ライブをやってたんですけど、そのときはなかなか立ち止まってもらえなくて。そのことを思うと、こうやって自分の音楽に興味を持ってもらえるのはすごいことだなって。インストアライブ、即売会にもたくさんの人が来てくれたんですよ。CDの会計も自分でやって、サインも書いて(笑)」

 また、タワレコ店員としての経験もアーティスト活動に良い影響を与えているとか。
「私は外販部なので、ライブハウスやイベント会場でCDを販売させてもらっています。アイドルのイベントに行くこともあるんですが、CDの特典の付け方とか、すごく勉強になります。例えば、“ファンの人たちは、こういうモノを欲しいと思うんだな”とか、CDに付加価値を付けることもすごく大事なんですよね」

元祖・渋谷系アーティストがバックアップで、クオリティの高い良質なポップス

 Sakuの音楽的ルーツは、90年代のギターポップ、ネオアコ、スウェディッシュ・ポップ、そして、渋谷系。音楽的なクオリティの高さとカラフルなポップ感覚をバランスよく共存させたサウンドは、10〜20代の若いリスナーはもちろん、90年代をリアルタイムで経験した30代後半〜40代にもアピールしているようだ。そのポイントは、彼女自身のフェイバリットを現代的なポップミュージックへと結びつけるサウンドプロダクションだ。

「私は、1992年生まれなんですが、父親が渋谷系の音楽が好きだったこともあって、90年代の音楽は小さい頃からよく耳にしていました。幼稚園の頃にピチカート・ファイブの『東京は夜の7時』を聴いてたり。大学(昭和音楽大学)の課題でカーディガンズの『カーニバル』を演奏したのも、大きなきっかけでした。そこからUKインディーズロック、スウェディッシュ・ポップにすごくハマって。ティーンエイジ・ファンクラブ、ザ・スミス、最近だとザ・ロイヤルコンセプトとかチャーチズも。自分の好きな音楽を取り入れつつ、“2014年感”を表現できたらなって思っています」

 7月9日にリリースされた2ndミニアルバム『ZOMBIE MORING e.p.』にも、彼女の際立ったポップセンスが瑞々しく表現されている。リードトラックの「Zonbie Morning」は4つ打ちのビート、キラキラのシンセサウンドを取り入れたキュートなロックチューン。<絶望に「おはよう」Yeah!>というユニークな歌詞もきわめて魅力的だ。

「“Zonbie Morning”はプロデューサーの野村陽一郎さんといっしょに作りました。実際に顔を合わせながら、“こういうシンセの音、いいですね”とか話して。いまはパソコンでやりとりできちゃいますけど、同じ場所に集まって作ることで、温度感とか熱の入り方も違ってくるんじゃないかなって。歌詞に関しては、朝、電車に乗ってるときに“みんな、ゾンビみたいな顔してるな”と思ったことがきっかけです(笑)。曲はすごくキャッチーだけど、歌詞はダークなんですよね〜。あと、(前作のリードトラック)『あたしを好きだなんて天才かも』に負けないインパクトのタイトルにしたかったんですよ。流行語になったら嬉しいですね。オール明けの大学生とかに“ゾンビモーニングだね〜”みたいな感じで使ってもらって(笑)」

 2曲目の「走る少女」は、スウェディッシュ・ポップのテイストを取り入れたポップナンバー。カジヒデキや堀江博久などがレコーディングに参加し、ミックスを吉田仁(サロンミュージック)が手がけていることも話題を集めそうだ。

「カジさん、堀江さんといっしょに“せーの”でレコーディングさせてもらったんですよ!私はアコギを弾いてたんですけど、“こういうアレンジはどうですか?”っていう提案もさせてもらって。おふたりとも“レジェンド”なので、本当に嬉しかったですね。カジさんと“ニューオーダーが好きなんですよ”みたいな話ができたのも楽しかったです」

 さらに80年代テクノポップの名曲「ジェニーはご機嫌ななめ」(ジューシーフルーツ)のカバー、「電車のなかのひと目ぼれがテーマ。“気づいてるの?どうなの?”と答え合わせできない感じを描いてみました」という「1st Q&A」を収録。本作によってSakuのポップミュージックは、さらに多くの音楽ファンの心を捉えることになりそうだ。

「“絶対に前作を上回るアルバムにしたい”と思って作ったので、ぜひたくさんの方に聴いてほしいですね。来年の夏には、フェスにたくさん出られるようになりたいので……『SUMMER SONIC』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』に(タワレコ店員として)CDの販売に行くと、どうしても“あっち(ステージ)に出たいな”って思っちゃうんですよね」
(文:森朋之)

【動画インタビュー】スタッフとアーティスト両方の気持ちがわかる……

EVENT INFORMATIONS

『ZOMBIE MORNING e.p.』発売記念インストアイベント
7月9日 東京・タワーレコード渋谷店 17:00〜/19:30〜/21:00〜/21:30〜
7月11日 東京・タワーレコード新宿店 21:00〜
7月12日 東京・タワーレコード渋谷店 12:00〜
7月13日 東京・タワーレコード渋谷店 20:00〜/21:00〜
7月21日 埼玉・越谷イオンレイクタウンmori 1F・水の広場 15:00〜
7月26日 埼玉県・タワーレコードアリオ川口店・店内 13:00〜/15:00〜

イベント「笑って、歌って、恋をして」
8月4日 音霊OTODAMA SEA STUDIO(鎌倉市由比ヶ浜海岸) 15:45〜

関連リンク

【フォトギャラリー】タワレコ店頭での姿も!
プロフィール
オフィシャルサイト

オリコンニュース公式SNS

Facebook、Twitterからもオリコンニュースの最新情報を受け取ることができます!