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UVERworld『初の横浜アリーナ公演をレポート!』

 デビュー8年目を迎えたUVERworldのセミファイナルステージを完全レポート。彼らにとって初となる横浜アリーナで見せた怒濤のアクトとサプライズ連発の貴重な演出まで。スペシャルなステージをまるごとお届けします!

普段観ることができない演出も!

 7月6日でデビュー7周年を迎え、8年目一発目のライブとなったこの日。TAKUYA∞の「カモン!」の掛け声を合図にオープニング「KINJITO」でガツンと攻め込み、「GOLD」や「BABY BORN&G0」と、テンションの高い楽曲で会場を一気に巻き込む滑り出しの良さは相変わらず。理性を砕き頭を真っ白にしていく怒涛の連打は彼らならではで、そこには初の横浜アリーナというプレッシャーはまったくない。むしろ「こういうごっついとこホンマ、シビれる!」と思う存分、エネルギーを発散できる大きなキャパが嬉しくてしょうがないといった感じ。フロントマン、TAKUYA∞の表情も挑発的に揺さぶるアクトとは裏腹に、「楽しんでくれ」と何度もいいながら柔らかく笑顔で歌う姿が印象的で、そんな彼を骨太な音でガッチリと支える演奏隊の、頼もしい安定感もまた心地よい。

 そして中盤、「6つの風」や「ace of ace」などライブの定番曲でさらに一体感を高めたところで、変化球を投入。「何年前にやったかもわからないぐらい古い曲」というコアファンにはたまらない初期ナンバー「couniting song-H」や、透明感のある美しい旋律で酔わせたストリングス演奏など、今ツアーならではの新たなプログラムでオーディエンスを喜ばせる。だが観客がもっとも驚き湧いたのはインストナンバー「Massive」で、いつもはステージから下がるTAKUYA∞が突如ドラムを叩きながら登場したことだろう。真太郎とWドラムで叩き合う“夢のコラボ”に“うっそ〜”と感激の叫び声が次々と挙がり、終了後はもちろん拍手喝采。さらに「一石を投じる Tokyo midnight sun」ではイントロ部分でキーボード演奏を披露し、多彩ぶりをアピール。演奏後は「緊張する場が終わった。やっぱりマイク一本のほうが心地よい。俺のドラムは今ツアーだけのサプライスです」(TAKUYA∞)とレア感満載のコメントをし、貴重なシーンを共有できたことで観客とステージの距離がさらに縮まる。

ファンへの感謝の想いが詰まったスペシャルな一夜

 でも今ライブの醍醐味がもっとも表れたのは後半だろう。「7th Trigger」や「NO.1」など攻撃力のあるシングル曲を次々と繰り出す高いバイブレーションは前半の連打と同様だが彼らの場合、その温度が落ちるどころか時間が経つごとにますます上がっていく。演奏のキレは鋭くタイトになり、歌声はますます熱くなる。そんな両者が惜しげもなく放出するエネルギーは扇情的かつ心地よく、すべてを解き放つようなラストの「UNKNOWN ORCHESTRA」の爆発力は秀逸。

 さらに今回は演奏後に、メンバー全員がコメントするというラストサプライブもあり。「何でここに立てるのかリアルに考えた」(信人)、「8年目もゼロから頑張ります」(克哉)、「新曲をいっぱい持ってまたきます」(彰)とステージではめったにしゃべらないメンバーたちの少し照れたような肉声にファンは大喜び。そこには8年目のスタートを切ったUVER worldの新たな覚悟と、常に忘れないファンへの感謝の想いが詰まっていた。
(文:若松正子/撮り下ろし写真:鳥居洋介&dRII)

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