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次世代・男女混合バンドに注目〜サカナクションらに続く新星とは!?

フェスでも話題☆次世代・男女混合バンドに注目〜サカナクションらに続く新星とは!?

 国民的な人気となった男女混合バンドのサカナクションやSEKAI NO OWARIらが活躍するなか、際立った個性とポピュラリティを併せ持った新人バンドが次々と登場し、久しぶりに活況を呈している現在のロックシーン。ORICON STYLEでは、魅力的な女性メンバーを擁する男女混合バンドに注目してみた。

バンドとしての新たな形を築いた2組――才能豊かな女性陣

  • 東京カランコロン(一番右、せんせい)

    東京カランコロン(一番右、せんせい)

 まずは昨年末、『第64回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしたロックバンド・サカナクションの草刈愛美(B)と岡崎英美(Key)。独特のファンクネスを感じさせるベースラインによってバンドグルーヴの軸を担っている草刈、そして、色彩豊かなシンセサウンドを自在に使いこなし、楽曲に深みを与える岡崎。このふたりの演奏が“ロックとダンスミュージックの融合”というサカナクションのコンセプトを支えていることは間違いないだろう(ちなみにフロントマンの山口一郎はMCの際、“僕たち、私たちサカナクションは〜”と言います)。

 続いては、いまや国民的な人気バンドになったSEKAI NO OWARIのSaori(Key)。クラシックの素養に裏付けられた作曲能力、ピアノの演奏力はもちろん、彼女はライブの演出でも才能を発揮。レーザーライト、ザイロバンド、ウォータースクリーンなどの最新のテクノロジーを積極的に取り入れながら、Fukase(Vo)を中心としたバンドのメッセージ性を増幅するようなステージ構成は、現在行われているアリーナツアーでもしっかりと機能している。

カラーもそれぞれ、魅力溢れるニューカマーに注目!

  • パスピエ(左から3番目、大胡田なつき)

    パスピエ(左から3番目、大胡田なつき)

  • ゲスの極み乙女。(左からちゃんMARI、ほな・いこか)

    ゲスの極み乙女。(左からちゃんMARI、ほな・いこか)

 そんな第一線で活躍する彼らに続く、勢いのある男女混合バンドが、いま音楽シーンを賑わしている。そのシーンの中で注目を集めているのは、オリジナリティ溢れるソングライティング&男女ツインボーカルによって、10代から20代を中心に支持を集めている東京カランコロンの“せんせい”(Vo&Key)。ユーモアと批評性をバランスよく兼ね備えた歌詞、‘90年代J-POPのエッセンスを感じさせるメロディーを軸にした彼らの楽曲は、現在のバンドシーンにおいても飛び抜けた個性を放っている。また、シアトリカルな要素を感じさせるステージング、ピュアな感性に貫かれたボーカルスタイルも、せんせいの魅力だと思う。そのせんせいがメインボーカルを務める最新シングル「恋のマシンガン」が、5月14日に発売された。その歌唱力と表現色で男性ボーカルのいちろーと女性ボーカルのせんせいのどちらもがリードを取ることができ、曲に合わせてボーカルをセレクトすることで、次に何が飛び出すてくるかが分からないところも彼らの魅力だ。

 2012年にメジャーデビューしたパスピエの大胡田なつみ(Vo)も、独自のセンスを備えたクリエイターだ。妄想と現実を自由に行き来するような歌詞、フェミニンなボーカルはもちろん、鋭いアート感覚を活かしたジャケット、ミュージックビデオの制作でも注目されている。ノスタルジックな空気感と洗練された音楽性を共存させたパスピエの世界観は、彼女の力によるところが大きいと思う。

 抜群の演奏力でオーディエンスを惹きつけているのがゲスの極み乙女。のちゃんMARI(Key)、ほな・いこか(Dr)。変拍子、ポリリズムなどを駆使したプログレッシブなアンサンブルを支えるふたりのプレイは、特にライブにおいて高い効果を発揮している。難易度の高い楽曲に心地よいダイナミズムを与えるふたりのパフォーマンスを見るだけでも、彼らのライブに足を運ぶ価値があるだろう。

 その他、エッジ−かつメロディアスなピアノのフレーズが印象的な飯野桃子(テスラは泣かない。)、カラフルなファッション性とブッ飛んだキャラクターを持つリンダdada(N‘夙川BOYS)なども注目を集めている。抜群のプレイや洗練された音楽センス、魅力あふれる女性ミュージシャンの活躍は、今後のロックシーンの大きなカギになりそうだ。
(文:森朋之)

東京カランコロンの最新シングル「恋のマシンガン」ミュージックビデオ

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