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flumpool『1人ひとりが強い意志を持って……flumpoolが進む新たなステージ』

 現在行われている全国ツアーと同タイトルを掲げた新曲「Because... I am」は、彼らの強い意志と固い決意が鮮やかに伝わってくる1曲だ。今作に込められている想い、制作エピソード、近況などについて4人に語ってもらった。

1人ひとりが強い意志を持ち行動する

――「Because... I am」が生まれた経緯を教えてください。
山村隆太去年の秋、メンバーと「2012年はどういう音楽を放っていくか?」ということを話していた時に、震災をはじめ、とても大変な状況が多かった2011年と同じように“みんなで頑張る”ということも大切だけど、「まずは1人ひとりが頑張るべきじゃないか?」という想いを抱いたんです。その意志が今回のツアーやこの曲のテーマに繋がっていきました。

――歌詞にはどういう想いを込めました?
山村1人ひとりが強い意志を持って行動していくこと。そして、その力が個を磨き、バンドや社会全体のボトムアップにも繋がる。多様な価値観のある世界のなかで何が正しいとか、何が間違いだとか正解を求めずに、「これが自分なんだからもうしょうがない」というある種、開き直りのような強さを持って、自分が描いた夢や理想に胸を張って立ち向かえたらいいなという想いを込めました。

――<生まれてごめん これが僕です>という歌詞のフレーズが、とても印象に残ります。
山村我が道をゆく。そうやって自分らしさを失わないように戦っているたくさんの人たちがいる。だけど、日本という国で今の時代を生きる人たちは、優しすぎて空気を読みすぎるところも多い。そして、我欲を抑制することだけが美徳とされがちで、出る杭は打たれてしまう。ほんのわずかでもそんな風潮に抗い続ける人たちの勇気になってほしいなと思います。

――サウンドもとてもエネルギッシュですね。どんな意識で取り組みました?
阪井一生曲を作る上でまずメンバーと話し合ったんですけど、「4人の個々の音が主張される曲を作りたい」ということになったんです。それぞれが思いを叫んでるようなイメージで楽曲制作に取り組みました。

――すごく臨場感のあるサウンドです。
小倉誠司ドラムレコーディングの時、ライブ感を出すためにライブのテンションで叩いていたらヘッドホンが取れて仕方なかったんです(笑)。なので、ライブで使用しているインナー型のイヤホンを使ってレコーディングしました。
山村ミュージックビデオの撮影でストレートのマイクスタンドを使ったんですけど、何度も激しく扱っていたら撮影終盤にはマイクスタンドが曲がってしまいました(笑)。ミュージックビデオは、監督が歌詞のなかにある<マテリアルワールド>という言葉をイメージして制作してくれたオブジェが僕らの後方にあるので、ぜひ注目して下さい。楽曲のイメージにとても合っているので。

たった1人にだけでも心から震えるほどの感動を

――現在は、過去最大規模のツアーの真っ只中ですけど、息抜きって何かしていますか?メンバー内で流行っていることとかはありますか?
尼川元気『カルドセプト』というゲームですね。ライブ後などにメンバー4人でホテルの一室に集まって、長い時間一緒にやってめちゃくちゃ盛り上がっています。

――個人的な息抜きは?
尼川ツアー先から一旦東京に帰ってきた時に、友達とお酒を呑むことが息抜きになっていますね。

――CDの初回限定盤のDVD『ふらよん 〜新曲制作 日帰り合宿編〜』が、とても気になっているんですけど、どういう内容なんですか?
阪井僕主催の楽曲制作の旅で、4人だけで目的地を決めてドライブする、なかなかゆるい企画です(笑)。メンバーの普段あまり見せないプライベートな部分満載の1時間になりましたので、楽しんでもらえると思います。

――『ふらよん』の旅や、全国ツアーで改めて知ったメンバーの以外な一面は何かあります?
小倉ツアーでは、一生のモニターの音が想像以上にデカイことを改めて知りました。『ふらよん』では、隆太の歌詞の出所が垣間見えたり、元気は改めてオッチョコチョイなところがあるなと思いました(笑)。

――このツアーは追加公演を含めると9月まで続きますけど、全公演が終わった時、flumpoolはどのような進化・成長を遂げているとイメージしていますか?
山村みんなに“何となくいいね”と言われるような、広くて浅い大衆音楽をやるバンドではなく、たった1人にだけでも心から震えるほどの感動を味わってもらったり、希望を見い出してもらえるようなバンドでありたいんです。そして、その数が増えていき、マイノリティがマジョリティに向かい、本来の意味での大衆性を持つ本当のポップスを打ち立てていきたいです。
(文:田中大)

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