美輪明宏（ミワ アキヒロ） 歌手、俳優。1935年生まれ、長崎県出身。オフィスミワ所属。16歳にしてプロの歌手として活動を始め、クラシック・シャンソン・タンゴ・ラテン・ジャズを歌い、銀座のシャンソン喫茶『銀巴里』やテレビに出演。1957年、シングル「メケ・メケ」が大ヒット。日本におけるシンガーソングライターの元祖として、シングル「ヨイトマケの唄」ほか多数の唄を作り出す。俳優として、67年、寺山修司の『演劇実験室◎天井棧敷』の旗揚公演『青森県のせむし男』、『毛皮のマリー』に出演。その後、三島由紀夫に熱望され『黒蜥蜴』に出演し、大絶賛を受ける。97年、『双頭の鷲』の再演で演じたエリザベート王妃に対して、『読売演劇大賞優秀賞』を受賞。近年では、NHK大河ドラマ『義経』（05年）や映画『TAKESHIS’』に出演。アニメーション映画『もののけ姫』（97年）や『ハウルの動く城』（04年）などで声優を務める。09年9月に終了した『オーラの泉』では話題を集めるなど、数々の番組やCMなどで活躍。また、12年、シングル「ヨイトマケの唄」で『第63回紅白歌合戦』に初出場。14年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』の語りを担当。バラエティ番組『ありえへん∞世界』や、NHK・Eテレ『美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室』に出演。雑誌『婦人公論』で『美輪明宏のごきげんレッスン』を連載中。