ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックライブレポート
2009年01月14日
LIVE REPORT
福山雅治
約5年ぶりとなる“冬の大感謝祭”だワッショイ!ワッショイ!

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最愛の人に“CHANGE”させることを誓います!
 福山雅治は嘘をつかない。期待も裏切らない。まさに、有言実行型のアーティストだ。約5年ぶりに(横浜アリーナに)帰ってきた『冬の大感謝祭 その九』は、『エッ!またするの?後ろから前から、そして横からも♡ 福山祭りだ ワッショイ!ワッショイ!』というタイトル通り、ステージの後ろも前も横も、福山をぐるっと360°取り囲む客席が用意されていた。また、冒頭でスクリーンに「ただいま、お前ら♡いつも以上に走ります。いつも以上に近づきます」というあいさつが映し出された通り、2曲目の「それがすべてさ」で客席に急接近し、「ぼくのはじまりのうたです」というMCのあとに歌いだしたデビュー曲「追憶の雨の中」では拳を振り上げ、会場を駆け抜け、客席と一緒にハイジャンプもみせた。

 さらに、「私、福山雅治をみなさんの最愛の人にCHANGEさせることを誓います」と宣言したように、「Peach(!!)」でつけた尻づらで悩殺し、最新シングル「想 –new love world(-)」で天井から♡の紙飛行機を送り、アンコールの「KISSして」では、セクシーサイリウムが暗闇をピンクで染め、会場全体が愛で包まれることとなった。また、ライブで演奏するのは16年ぶりとなるノスタルジックなバラード「ひとりきり歩いてく帰り道で」などの懐かしの曲や、映画『容疑者Xの献身』の劇中歌で、ライブ初演奏となるインストナンバー「99」、本編の最後に初披露した新曲「道標」、KO(H)+としてリリースした「最愛」のセルフカバーに続き、10周年のときにリリースして大ヒットした「桜坂」を、アコギの弾き語りで歌った。

 この日のライブは、彼がミュージシャンとして歩んできた軌跡とともに、彼がデビュー以来、ずっと変わらない本質も感じさせてくれる構成でもあったのだ。それは、ひと言で言えば、“つながりを大事にする”ということ。自身の心に正直に向き合った歌を通して、人と人をつなぎ、それぞれの想いをつなぎ、今日の命を明日につないでいくこと。「アラフォーどころか、ジャスフォー」(福山)に突入する彼は、09年に20周年を迎え、キャリア史上最大の全国アリーナツアーと、地元・長崎県にある稲佐山公園で9年ぶりに行われる野外ライブに加え、2010年放送のNHK大河ドラマ『龍馬伝』の撮影が控えている。不惑を迎えた彼は、今年も迷うことなく、人と人の大切な想いをつなぐために走り抜けていくはずだ。
(文:永堀アツオ)
【過去の特集】
■シングル『想 -new love new world-』特集
 『秋風の心地よさを鮮やかに感じさせる3編のスケッチ』(2008/10/22)
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