大阪の人気ラジオステーション・FM802の人気番組との連動型ライブ『ROCK KIDS 802 SPECIAL LIVE-REQUESTAGE7-』が4月29日、大阪城ホールで行われた。リクエスト主体で、今年で開局20周年を迎えた同局の看板番組との連動で「リスナーから多くリクエストされるアーティストのライブを届ける」ことをコンセプトに構成され今回で7回目。番組の人気DJによる司会や、ライブ&映像を取り入れた演出に、集まった約1万2000人のファンは熱狂した。
ライブはまず、オープニングアクトに07年にメジャーデビューし今年3月リリースの「My SunShine」が
榮倉奈々、
水嶋ヒロ主演のドラマ『メイちゃんの執事』(CX系)の主題歌で起用され、一気に火がついたバンド・
ROCK’A’TRENCHが登場。1年前に“観客”として同ライブを観覧し「無理だと思いつつも『凄い!来年は是非出たいね』って話していて、そのまま走っていたらここにたどり着けました」と夢を実現させたことにメンバーも感無量の様子。自らを人気バンドへと一歩でも近づけた「My〜」を含む2曲を熱唱し「信じることの強さ」を観客にアピールした。
続いて登場した
木村カエラは自身の体を終始ポップに躍らせながら新曲「BANZAI」をライブ初披露。その後も「リルラ リルハ」「Magic Music」など定番のヒット曲で会場をカエラ色に染め上げた。
徳島県出身の
チャットモンチーは3年前にオープニングアクトで出演以来、久々の“凱旋”を果たしたことに感無量の様子。ライブ前に訪れた大阪城で、母子の何気ない会話の中でも“大阪ならでは”のコミカルなやり取りを発見し、驚いたことを告白。ライブでは、CM曲に起用された「風吹けば恋」など5曲をファンに届けた。
中盤にはビジュアルと独特の曲調で人気の3人組テクノポップユニット・
Perfumeが登場。コミカルで彼女たちのかわいらしさが前面に出た、独特のダンスやパフォーマンスで、まずは「シークレットシークレット」を披露。会場の熱気が一気にヒートアップし、そのままの勢いで最新曲「ワンルーム・ディスコ」や、彼女らを全国区へと押し上げた「ポリリズム」などを熱唱。また、曲の合間に交わされるMCの部分も魅力のひとつ。この日は以前からその天然ボケぶりで数々の珍エピソードを世に放っている“あ〜ちゃん”こと西脇綾香が突如、モテ男の条件として「Vネックは“魔法”よ〜。さらに黒縁のメガネとジーンズを履けば大体カッコいい!」と個性的なコメントで会場は大爆笑。さらには、はじける笑顔を見せながらtrfやB’zのヒット曲のサビ部分を3人で口ずさみ、終始会場を“Perfumeワールド”へと引き込んで盛り上げた。
女性アーティストのラストには
Superflyが出演。2年前のデビューしたその月に出演した際を懐かしそうに振り返り「凄く緊張していたけど、ここから見た眺めは最高だったことは覚えています!」とコメント。その後、数々のライブやフェスの舞台に立ちながら徐々に自信を掴んでいった彼女らしく、胸を張って「愛をこめて花束を」を歌い聴かせて、さらに「Hi-Five」では会場総立ちに。その一方、
天海祐希主演のドラマ『BOSS』(CX系)の主題歌として注目の集まる「My Best Of My Life」では、しっとりとした表情や歌唱で観客を酔わせた。
そして、ラストにはメジャーデビューしてから今年で11年目に突入した
ポルノグラフィティ。冒頭で「大阪!盛りあがっとるか?」と関西弁のイントネーションで呼びかけると観客は大声援。元々、インディーズ時代に地元・広島を離れて大阪を拠点に活動していたことから2人共「憧れの放送局でした」と、音楽に力を入れて発信し続ける同局に敬意を表しつつも、男性ファンを意識してか「今回は女性アーティストの出演が多いなか、最後のトリが男性でスミマセン・・・」とあいさつ。さらに、大会場でのライブ経験が豊富なアーティストらしく、ステージの両端までダッシュし「よろしくお願いします!」と全てのファンに気遣いながら「今宵、月が見えずとも」「Mugen」「ハネウマライダー」などを息をつく間もなく一気に歌い、最後には恒例の(!?)ダンスで観客と一体になりながら「ミュージック・アワー」で熱狂させて、圧倒的なパフォーマンスで、およそ4時間のライブを締めた。
この模様は6月8日〜11日放送の『FM802STILL20sunstarOra2 presentsROCK KIDS 802 SPECIAL−REQUESTAGE 7−』でライブの一部をオンエアする(後10:10〜10:40)。