ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックライブレポート
2008年11月17日
LIVE REPORT
Perfume
会場がPerfume色に染まった初の武道館ライブ

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クールなパフォーマンスとホットなMCで会場を熱狂の渦に
 11月6日、7日、日本武道館全体がPerfume色に染まった!代表曲の数々が、スリリングなサウンド、抜群のダンス、ダイナミックな演出と共にカラフルに展開!!2日間の公演のうち、最終日の模様をレポートする。

 場内が暗転し、ステージ後方のビジョンでカウントダウンがスタートすると、場内一体はハチ切れんばかりの拍手と歓声の嵐!“3、2、1・・・”、そしてステージ中央からせり出した花道の突端にある円形ステージの床に穴が開き、ついにPerfumeの3人が登場した。1曲目を飾ったナンバーは「コンピューターシティ」。明るい笑顔を輝かせながらも、一糸乱れぬシャープなダンスを繰り広げて歌う彼女達は、あっという間にお客さんを巻き込んでいく。「edge」「エレクトロ・ワールド」と続いた冒頭の3曲で、既に日本武道館全体は間違いなくこの瞬間、世界で一番大きな興奮の輪が広がった空間であった。

 歌っている時は非常にクールな3人だが、MCになると、やたらとおもしろい。あ〜ちゃんがグッズの説明している横で、お客さんに愛想を振りまく、かしゆか。それを見て、あ〜ちゃんは「ねえ、聞いているの?」と怒り出すのだが、そんな2人をフォローすることなく「修羅場じゃ・・・」と突っ込む、のっち。まさに絶妙のコンビネーションだ(笑)。これは、ずっと一緒にいる3人だからこそ出せる味なのだろう。

 この日のステージで特に印象的だったのは中盤の「Take me Take me」と「GAME」。椅子を使ったダンスで、大人っぽいムードを醸し出した「Take me Take me」。青く光るバーを振りながら踊り、近未来的な空間を生み出した「GAME」。この2曲は、Perfumeの魅力を裏打ちしている高い表現力と無敵のダンススキルを示した圧巻の場面であった。

 終盤は「ジェニーはご機嫌ななめ」「チョコレイト・ディスコ」「ポリリズム」など、新旧の代表曲の連続。「Puppy love」で本編は終了したが、客席からはアンコールの拍手が巻き起こる。再登場した3人は客席に向かって深々と一礼。あ〜ちゃんは「ありがとう!っていう以上の言葉があればいいのに」と感泣し、かしゆかは優しい笑顔をキラキラと光らせ、のっちは幸福感を大きな瞳に浮かべながら客席を見つめている。歌っている時は精悍な3人だが、お客さんに話しかけたり、喜んだり、感謝の気持ちを伝える時はとことん素朴。そこもやっぱり愛すべきところなのだ。支えてくれたファンと共に歩んできて、この素晴らしい日を迎えたことを精一杯喜ぶ彼女たちの姿は、清々しい感動を届けてくれた。

 アンコールのラスト「wonder2」が終わり、最高の熱気で場内はどよめく。そして、そんな客席に向けて、来年の5月9日、10日に代々木第一体育館でライブが行われることが、ステージ上のスクリーンでアナウンスされると、さらなる拍手と歓声が生まれていた。“心から応援するファン×全力投球のステージで応える3人”、このエネルギーの交わし合いは、今後ますます素敵な何かを生み出してゆくことだろう。
(文:田中大)
【過去のインタビュー】
■シングル「love the world」インタビュー
 『“J-POP度”増加中!ライブでダンスと一緒に観たい1枚』(2008/07/09)
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