ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックライブレポート
2010年3月8日
LIVE REPORT
B’z
WEB独占レポート!東京ドームで繰り広げた最高の音楽時空間!!

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B’zB’zB’zB’zB’z
タネもシカケもない歌と演奏&驚愕と感動のシーン
 歌と演奏には、タネもシカケもない――。全身全霊でライブに臨むその姿勢をツアータイトルに掲げた『B’z LIVE-GYM 2010 “Ain't No Magic”』。驚愕と感動を呼ぶシーンの連続で、東京ドームにはすさまじいまでの歓喜の渦が沸き起こった。

 轟音のようなギターの音色が導火線に火をつけ、疾走感溢れる「DIVE」で一気に起爆。まさに“攻め”のアルバム『MAGIC』を主軸としたライブらしく、幕開けからもうその高揚感は尋常ではない。唸るバンド、うねるオーディエンス。ますますパワーアップしているB'zの求心力に、誰もの心と身体が躍動し続ける。そこにはもはや、息衝く間もまばたきする隙も存在しない。そこに鳴り響く音楽に飛び込んで飲み込まれたなら、あとはめくるめくようなロック・エンターテインメントの世界に身をゆだねるのみ、だった。

 楽曲の並びの妙を映像との相乗効果で“そこにしか生まれないストーリー”をドラマティックに紡ぎ出し、非常に創造的な世界観が繰り広げられていった、前半のステージング。ライブそのものをモチーフとしたエネルギッシュなナンバー「IT'S SHOWTIME!!」から、たたみかけるような勢いで沸点を何度も超えていった、後半戦。いわゆる“定番”と思われるような楽曲がメニューに組み込まれていないにも関わらず、鮮烈なハイライトの連続となったのは、やはりB'zのショウに対する愛情と情熱、そして尽力の賜物ではないか、と思う。

 そう。一瞬一瞬が至福、だった。しかも、「Mayday!」「love me, I love you」「ultra soul」の流れでは、可動式のフライングステージがさながら空飛ぶじゅうたんのように(MAGIC!?)アリーナ最後方に向けてドームを縦断するという、目を見張るような心遣い演出も。B'zのツアーは毎回常に画期的な“何か”が起きるのだが、フルセットのバンドを乗せたステージが宙を舞うというのは、彼らのライブの歴史においても最も斬新なシーンのひとつではないだろうか。

 気がつけば、“音楽の魔法”にすっかり酔いしれていた、約2時間半。オリジナル・バージョンと“Ballad Version”を組み合わせるスタイルで披露された、ラストを飾る「イチブトゼンブ」の余韻のその果てまで……。最高の音楽時空間は、そこに集まったすべての人の心を幸福感でいっぱいにしてくれた。
(文:竹内美保)
【過去の特集】
■アルバム『MAGIC』
 『新たなステージに立つ、B’zのマジック!!』(09/11/18)
■シングル「MY LONELY TOWN」
 『待望の未発表新曲がついに登場!長崎・軍艦島で撮影のPVも!!』(09/10/14)
■ドラマ&主題歌特集
 『今の世に打ち勝つ処方箋番組が満載!注目作を紹介』(10/01/27)
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