ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックライブレポート
2009年02月25日
LIVE REPORT
榎本くるみ
榎本くるみと“歌”の関係がより深まる瞬間!

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榎本くるみ    
“歌”とともに人生を冒険する決意!
 2月9日にShibuya O-nestで行われた『榎本くるみライブツアー2009 NOTBOOK II〜冒険ノート中〜』は、“歌”とともに人生を冒険する決意をした榎本くるみの姿が印象的なライブだった。

 開演時間を過ぎたところで、白いシャツに身を包んだ榎本くるみらが登場。ビジネスマンから学生まで多くの観客ですしずめ状態の会場は、歓喜の声と拍手で溢れ祝福ムードに。が、音が鳴ると同時に張り詰めた空気に一変。“歌”を伝えようとする彼女の姿勢、そして声に会場にいる全員が引き込まれ、必死で“歌”を受け止めようとステージを見つめる。前半は、バンド編成を生かしアップテンポなナンバーを中心に一気に聴かせる構成。ときおり挟まれるバラードでは、暗闇の中で光を掴もうともがく彼女自身の心の深淵をもしっかりと見せてくれた。

 『自分の中から溢れ出てくる思いを曲に詰め込むことができました。心の深いところで感じて頂けたら』とアルバムへの思いを口にし後半がスタート。ラストへ向かってより加速する彼女の“歌”は激しい気迫で彩られ、神々しさすら感じさせる。涙を流す観客も多数、歌が伝わる瞬間が何度もあった。本編ラストは『冒険彗星』。終わりと始まり、光と闇、希望、すべてを内包するこの楽曲は彼女の転機となった作品だ。演奏後見せた榎本の笑顔がすべてを物語っているだろう。最後に「歌に自分の人生と心を全部込めていきたい」と話し、全15曲1時間弱の公演はダブルアンコールを求める観客の拍手の中、幕を閉じた。

 新作で彼女にとっての“歌”は生きることなのだと証明してくれたが、ライブでは、どう向き合い進んでいくのか今後の方向性を見せてくれた。また“歌”との関係性がより深まっていく瞬間もはっきり見えた。まだまだ彼女の冒険は続く。その途中で鳴らされる進化した榎本くるみと“歌”をもっと聴きたい。そう思える素晴らしいパフォーマンスを目撃できたことに感謝したい。
(文:相川真由美)
【ライブインフォメーション】
■2009年2月25日(水)
GRAPEFRUIT MOON (三軒茶屋)
出演者:アオイ / pigstar / 榎本くるみ
OPEN:19:00 / START:19:30
※榎本くるみは21:30〜22:30出演予定

■2009年3月26日(木)
GRAPEFRUIT MOON (三軒茶屋)
出演者:matsueri / 池崎浩士 / 榎本くるみ
OPEN:19:00 / START:19:30
※榎本くるみは21:30〜22:30出演予定
お問合せ:GRAPEFRUIT MOON
TEL:03-3487-8159

榎本くるみ PROFILE
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