ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックライブレポート
2009年11月30日
LIVE REPORT
コブクロ
小渕がヒデキに!? 1万人が沸いたコブクロライブ!

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スタンディングオベーションが巻き起こる、コブクロがみせた“完成形”
 人気デュオ・コブクロが、8月に発表したオリジナルアルバム『CALLING』を引っさげたライブツアーのファイナルを、11月28日に東京・日本武道館で迎えた。会場を埋め尽くす約1万人のファンを前に全19曲を熱唱した。

 ステージに星空が映し出され、観客の拍手が手拍子に変わる。大歓声のなかコブクロが登場した。ライブのスタートはアルバムの1曲目と同じ「サヨナラHERO」。そして、シングル曲の「虹」や、軽快なテンポの「Summer rain」などアルバム曲を中心に披露していく。

 この日のライブでは、バンドを引き連れた構成だけでなく、小渕健太郎が奏でるギター1本、2人だけのハーモニーで聴かせるシーンも。インディーズ時代に作ったという「君といたいのに」、そして「コブクロを組んだときの気持ち、音楽を始めたときの気持ちを忘れないように」(小渕)という想いをこめて、この日のために選んだ楽曲「そばにいれるなら…」の2曲をしっとりと歌い上げ、会場を感動に包んだ。

 その流れのまま「ルルル」「恋心」など、切ない楽曲がならび、新しいアレンジで披露された「To calling of love」では、その素晴らしい演奏に、大きな拍手を贈る観客たちが次々と立っていく現象も起こった。そんな観客たちを目の前に、ボーカルの黒田俊介は「スタンディングオベーションって!欧米か!」と照れ隠し(?)のツッコミを入れ、笑いを誘った。

 コブクロのライブといえば、その楽曲、歌唱・演奏力もそうだが、お笑いライブを観ているかのような、2人のかけあいも大きな魅力。仲が良いんだろうなと伝わる2人のやりとりは、見ているだけで面白く、自然と笑顔になってしまう。

 そんな楽しいライブのなかで、今回1番の爆笑をさらったのが、小渕まさかの“大変身”。事の発端は、会場全体でウエーブをしようという流れから。小渕が「ウエーブにあった曲がある」と話しだすと、突然、ステージ上で“生着替え”を始め、着替え終わった小渕の姿は「YOUNG MAN」時代の西城秀樹をイメージした、アメリカ国旗柄の衣装とカツラ!そして、「YOUNG MAN」の曲が流れ小渕が歌いだすと、ステージ脇から32名のチアガールが登場するサプライズも。観客たちウエーブと、<Y.M.C.A>の掛け声がこだまするなど、大盛り上がりとなった。

 そんな演出を、なにも聞かされてなかったという黒田は「(チアガールたちに)君ら誰や!(小渕に)俺に何も言わんとおいてけぼりにすな!」とツッコミを入れ、小渕は「黒田をビックリさせる企画やったんや」としてやったり顔をしてみせ、笑いを誘った。

 その後は怒涛のアゲソングゾーンに突入。スピード感のある楽曲に、小渕がエレキギターをかき鳴らす。勢いそのまま、ハイテンポの「轍−わだち−」では会場全員で大合唱。そして、バラード曲「赤い糸」「STAY」を歌いだすと、2人の美しいハーモニーに会場中が聞き入った。アンコールでは、夕暮れに染まるセットのなか「ここにしか咲かない花」を熱唱。ラストは「時の足音」を明るく、そして力強く歌い上げると大歓声が巻き起こっていた。

 この日、約3ヶ月にわたって行われたライブツアー『KOBUKURO LIVE TOUR’09“CALLING”』の“完成系”をみせたコブクロ。「大切なモノは握り締めて、新しいモノを作っていきたい」と語る彼らが、次にみせてくれる作品、ライブはどんな素敵なモノになのか、期待が高まるばかりだ。

【KOBUKURO LIVE TOUR’09“CALLING”】<11/28 武道館>
1.サヨナラHERO
2.虹
3.NOTE
4.Sunday kitchen
5.Summer rain
6.君といたいのに
7.そばにいれるなら…
8.ルルル
9.恋心
10.天使達の歌
11.To calling of love
12.MoonLightParty!
13.LOVER’S SURF
14.神風
15.轍
16.赤い糸
17.STAY
<アンコール>
18.ここにしか咲かない花
19.時の足音
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