女優・有村架純（23）が25日、都内で行われた映画『僕だけがいない街』完成披露試写会に登壇した。同作は藤原竜也（33）演じる主人公が、ある事件を止めなければ時間が巻き戻る“リバイバル”現象に巻き込まれることから、藤原とともに幼少期の写真を公開。画面いっぱいに「小学生くらい」だという自分の姿が映し出されると思わず赤面した。

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　まだあどけなさが残りつつも、顔のパーツは現在のままの美少女だが、有村は「なにこれ！」と声をあげ「恥ずかしいですね。全然変わってない」と大照れ。もし当時に戻るなら「髪型を変えたい。毎日おなじ髪型していたので違う髪型にしたい」と恥ずかしそうに語り、手を大きく前に出したポーズについて藤原から突っ込まれると「当時はこれが最高の決めポーズだったんです」と苦笑した。

　一方、幼稚園の頃だという写真をお披露目した藤原は「好きな食べものも夢とかも本当に記憶がない。何も覚えてない」ときっぱり。若かりし頃の自分に「33歳になって、人ってやっぱり成長するんだなとしみじみと感じています」と感慨深げに明かした。

　また、この日は人気子役の鈴木梨央（11）も登場。鈴木の18年後のアラサーとなった姿を予想した写真が公開され、会場からは「大人っぽい」「かわいい」の歓声。「自分が悪いことした時、素直に謝りたい。勇気を持って間違った人に意見を言える大人になりたい」と抱負を語る鈴木に、有村は「次、同じことを聞かれたら全く同じことを言いたい」と感心しきりだった。

　同作は三部けい氏原作の人気マンガを実写化。売れない漫画家・藤沼悟（藤原）が、リバイバル現象によって2006年と1988年を行き来しながら、連続児童誘拐殺人事件の真犯人を追うサスペンス。この他、及川光博（46）、中川翼（10）、杉本哲太（50）、石田ゆり子（46）、平川雄一朗監督（44）が登壇した。