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稲川淳二監修「怪談×クラシック」じわり

 23年連続で“怪談”の全国ツアーを行っているタレントの稲川淳二が、怪談とクラシック音楽を融合させたCD『稲川怪談クラシック』(7月8日発売)を監修。怪談シーズンまっただ中、じわじわと口コミを広げている。

CD『稲川怪談クラシック』を監修した稲川淳二

CD『稲川怪談クラシック』を監修した稲川淳二

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 怪談とクラシック――接点がなさそうな組み合わせだが、父親の影響で幼少時からクラシック音楽に親しんできたという稲川は「これほどうまく合うのかと思いましたよ。驚きましたよね。確かにクラシックって重い感じや怖い感じ、魔力があるのは知っていましたけどね。曲って結構怖いですね」と相性の良さに熱を込める。

 “恐怖”をイメージして作られた名曲を集めたCDには、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」、ベートーベンのピアノ三重奏曲第5番「幽霊」など全15曲を収録。スペシャルトラックとして、シェーンベルクの「浄められた夜 Op.4」第1楽章をBGMにした稲川怪談「高架橋」が収められている。

 今月7日放送のテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』では、稲川が怪談風にクラシックを紹介したVTRを紹介。Mステと稲川、怪談とクラシックという異色の組み合わせに、SNSでも話題となった。

 すっかり“夏の風物詩”となった長年の活動が認められ、日本記念日協会から「怪談の日」に制定された8月13日には、東京・タワーレコード渋谷店でCD発売記念イベントを開催。ゲストに作曲家でピアニストの新垣隆氏を迎え、ピアノ伴奏に乗せて稲川が怪談の代表作を披露する。

 稲川は「私の怪談にクラシックなんて本当にありがたすぎて、申し訳なくてしょうがない」と感激。「ある意味親孝行ですよね。親父は亡くなっていますけど、親父が好きだったクラシックで私が怪談を語ってるなんて」としみじみしていた。


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  • CD『稲川怪談クラシック』を監修した稲川淳二
  • クラシックをBGMにした怪談の代表作も収録
  • CD『稲川怪談クラシック』(発売中)を監修した稲川淳二

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