お笑い芸人・鉄拳の名作パラパラ漫画『振り子』が、中村獅童主演で実写映画化されることが19日、明らかになった。東京・吉本興業東京本部で行われた『第6回沖縄国際映画祭』のイベントで発表された。

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　原作者の鉄拳は「どういう感じになるか今からワクワクしています」と喜びつつも、「（映画について）全然知らされていなかった」と告白。司会を務めた藤井隆から「あまりね〜、そういうコメントは控えていただいて」とたしなめられると、焦りながら「楽しみです！」と呼びかけた。

　夫婦の物語を描いた『振り子』は、動画再生回数300万回以上を記録したほか、ロックバンド・MUSEの楽曲で正式にプロモーションビデオとして採用されるなど話題を集めていた。実写映画『FURIKO ‐振り子‐』は、昭和から平成の“取り戻せない時間”をテーマに原作のなかに隠された壮大なストーリーを描く。

　獅童以外のキャストは、ヒロイン役で小西真奈美が出演するほか、板尾創路、SKE48とAKB48を兼任する松井珠理奈、研ナオコ、特別出演として武田鉄矢が脇を固める。松井は同作のなかでウエディングドレス姿を披露する。

　同映画祭は、2009年から沖縄県で開催されており、今年は“島ぜんぶでおーきなこと！”をテーマに3月20日から24日まで実施。『FURIKO ‐振り子‐』は、同映画祭の新設立部門『TV DIRECTOR'S MOVIE』で上映される。

　発表会にはそのほか、ガレッジセール、品川ヒロシ監督、NMB48の山本彩、渡辺美優紀、山田菜々、宇野祥平、ロバートの山本博、宮川たま子、近藤夏子、Rev. from DVL、佐藤麻衣が出席した。

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