人形メーカーの久月は5日、今年1年を振り返り話題となった人物を題材にした恒例の『変わり羽子板』をお披露目した。羽子板のモデルに起用されたのは、2020年東京五輪開催を手繰り寄せた、猪瀬直樹東京都知事、滝川クリステルら招致チームや主演ドラマで脚光を浴び、「倍返し」「じぇじぇじぇ」といった流行語を生み出した、堺雅人と能年玲奈ら合計13人をデザインした全7点の“今年の顔”がズラリと並んだ。

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　2020年東京五輪開催決定をはじめ、今年はスポーツの明るい話題が多い。球団創設9年目で初のリーグ優勝と日本シリーズ制覇を達成し、東北に明るい希望を与えた東北楽天ゴールデンイーグルスから田中将大投手と星野仙一監督がモデルに起用され、日本球界に輝かしい功績を残した長嶋茂雄氏と松井秀喜氏、さらに「巨人・大鵬・卵焼き」と親しまれた大横綱の故・大鵬、と国民栄誉賞を授与された“国民的スター”たちも顔を揃えた。

　そのほか、「アベノミクス」で日本国民の期待を集めている安倍晋三内閣総理大臣や、56年ぶりとなる東京五輪開催を発表したジャック・ロゲ国際オリンピック委員会会長など、国内外で注目を集めた人物も選出された。

　今年はスポーツ分野から5人2点、国際分野から5人3点、芸能分野から2人1点、経済・政治分野から1人1点と合計7点・13名が今年の題材に選ばれた。『2013年変わり羽子板』は、8日まで東京・浅草橋の久月本社にて展示される。

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