タレントの松村邦洋が1日、都内で映画『アウトレイジ ビヨンド』Blu-ray＆DVDのCM公開アフレコイベントに登場し、北野武らの物まね芸を披露した。松村は、俳優の市原隼人が自身の物まねに不快感を示したことを踏まえ、自身の物まねに対する気持ちを告白。基本は「ご本人への憧れ」といい、「愛することですね。ある意味、ストーカー。真似ることは学ぶことだと思っています」と持論を語り、大目に見てくれている“本人”たちへの感謝を何度も口にした。

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　松村は、同CMで本編映像に、北野武監督、西田敏行、小日向文世、中尾彬の物まねでBlu-ray＆DVDのプロモーション用のセリフをアテレコ。同映画に登場する“全員悪人”の大部分を物まねできるという松村は、シーンの再現も完璧で「映画館に15〜16回通いました。映画を見ながら何度も口ずさんでセリフを覚えるんです。好きな俳優さんのセリフは入ってくるんですよね」と愛情を吐露。

　さらに、「物まねしてもいいという許可をもらうのが大変な時代に、許していただいた感謝を忘れちゃいけない。好きでやっているだけなのに、本当にありがたいこと。幸せに感じています」と謙虚に語った。

　西田とはバラエティー番組で顔を合わせる機会も多いようで、本人から「松ちゃんの津川（雅彦）さんは似ているけど、俺はヒヒヒヒッなんて笑い方しないよ」と指摘があったといい、それでも「それ以来、感謝の気持ちを込めて、必ずお中元とお歳暮を送るようにしたら、西田さんから『ヒヒヒヒッと笑えばいい？』と歩み寄ってきてくれた」と円満の秘けつを明かし、「半分はご本人が似させてくれる。自分の物まねは他力本願なところがある」と感謝していた。

　映画『アウトレイジ ビヨンド』Blu-ray＆DVDは４月12日発売。

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