オリコン2009年年間ランキングのアーティストトータルセールスが発表された。アーティストトータルセールスは、シングル、アルバム、ミュージックDVD、ミュージックBlu-ray Discの年間総売上金額に基づくもので、首位を獲得したのは、144.6億円を売り上げた嵐。嵐は、年間シングル、アルバム、ミュージックDVDの3部門に続いての首位獲得で、史上初の4冠を達成した。2位には129.3億円でEXILE、3位には69.0億円で東方神起がランクインした。

　首位を獲得した嵐は、シングル「Believe／曇りのち、快晴」「明日の記憶／Crazy Moon〜キミ・ハ・ムテキ〜」「マイガール」の3作品がシングル部門TOP3を独占。また、ベストアルバム『All The BEST! 1999-2009』はアルバム部門、DVD『5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009』はミュージックDVD部門の首位を獲得。デビュー10周年にふさわしい大活躍をみせた。

　2位は、今年3月に14人の新体制となったEXILE。アルバム、DVD部門で各2作品がTOP10入りした。今年は、日本テレビ系『EXILE GENERATION』、TBS系『EXH』の2本のレギュラー番組がスタートしたほか、メンバーが個別で映画やドラマ、CMに出演するなど、音楽のみにとどまらない幅広い活動が話題を集めた。

　外国人アーティストとしては、各部門でバランスのよいセールスを記録した東方神起が3位。全アルバムのデジタル・リマスター盤をリリースしたザ・ビートルズが5位。今年6月に急逝したマイケル・ジャクソンが8位にランクインした。