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ドラクエ生みの親・堀井雄二氏、最新作『IX』に絶対的自信

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 「やりたいゲームがあれば戻ってくる」――。11日朝7時半すぎ、国民的ゲーム最新作『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の発売カウントダウンを終えると、「ゲーム離れ」を危惧する報道陣の質問に対し、同ゲームデザイナーの堀井雄二氏は静かに断言した。目の前には“敢えて”並ぶことを選んだファンの大行列が続いている。

(写真左から)ルイーダ、リッカ、ゲームデザイナーの堀井雄二氏、ゲームプロデューサーの市村龍太郎氏、ラヴィエル (C)ORICON DD inc. 

(写真左から)ルイーダ、リッカ、ゲームデザイナーの堀井雄二氏、ゲームプロデューサーの市村龍太郎氏、ラヴィエル (C)ORICON DD inc. 

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 早朝6時40分、東京・SHIBUYA TSUTAYAには約300人のファンと約50社80名程度の報道陣が集結。お祭りムードは最高潮に達した。購入を待ちわびるファンを前に堀井氏は「今から23年前に『ドラクエ』を作り始めたが、23年経った今でも注目されて嬉しい」とドラクエが定着したことに満面の笑み。

 過去の移殖作を除き、ナンバリングタイトルの新作としては初めての携帯ゲーム機専用ソフトにした。「いろんなスタッフが出した案がいっぱい詰まってる。やりたいことは全部入れた」とボリューム感のある内容に自信をみせる。DSワイヤレスプレイにより、最大4人までの協力プレイが楽しめるのも“一人プレイ”に親しんできたドラクエファンには新しい試みだ。

 その一方、お祭りムードに水を差すように9日夜、発売を前に同作が違法アップロードされる事態が発生したことに同ゲームプロデューサーの市村竜太郎氏は「遺憾な問題」として「どこが出所かなどを調査してます。しっかりと対応して行きたい」と断固たる処置をとると語気を強めた。

 “愛息”の発売を見守った堀井氏は、ゲーム離れでは?という声に「それはゲームが携帯など、日常に入り込んできているだけ。やりたいゲームがあれば戻ってくると思う」と説き、市村氏も「『VIII』の時よりも熱気を感じる」と前作以上の反響に確かな手応えを感じていた。

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