TV、新聞、雑誌という巨大メディア上で、画面や紙面・誌面をにぎわす著名人たちのメディア露出度をトータルで見る『オリコン メディア登場数ランキング』(8/4付)。今週は、各メディアごとのランキングの一致が少ない週となった。
まずテレビの1位(6時間2分54秒)は谷垣禎一財務大臣。同4位(1時間49分5秒)の安倍晋三官房長官と並び、秋の自民党総裁選に向けて熾烈なマッチレースを繰り広げる2人の露出が目立った。ところがこのランキング、新聞では逆転し、安倍氏が2位(3899行)で谷垣氏が4位(2356行)。さらに雑誌となると、2人ともランキング外となり、7位(8面)に出馬を取りやめたと報道された福田康夫氏が入った。
さらに特徴がクッキリ表れたのが、テレビの5位(1時間36分50秒)、鄭明析(チョン・ミンソク)。韓国のカルト教団「摂理」を率いていたが、強姦容疑で韓国が国際指名手配したところ、教団内部の映像が大量に流出。格好の“絵素材”となった。速報性とビジュアルに強いテレビの特徴が色濃くあらわれた。
7位(1時間23分55秒)の知花くららは、ミスユニバースの2位というランキングには及ばなかったものの、「日本人至上4人目の入賞」というニュース性に加えて、その美貌にテレビが飛びついた形となった。
そして今週、3メディア横断で10位以内に入ったのは、ボクシングの亀田興毅選手。新聞で1位(5750行)となっただけでなく、テレビで6位(1時間34分50秒)、雑誌でも8位(8面)と世界戦直前の盛り上がりを反映した形となった。判定で世界チャンピオンになったものの、各メディアでは「微妙な判定」と侃々諤々の意見が噴出。「初世界戦」「プロ入り後初ダウン」「初の12ラウンド判定」など話題には事欠かず、次週以降も露出増が予想される。
そして先週に引き続き、今週も“札幌少女暴行疑惑”報道で「茨城ゴールデンゴールズ」関係者が上位に。テレビの2位(3時間31分)、新聞9位(1737行)に萩本欽一監督。事件を起こしたとされる“張本人”の元・極楽とんぼの山本圭一もテレビ10位(48分16秒)、新聞14位(964行)、雑誌ではなんと13面に掲載され2位となった。
ランキング上位入りの理由はさまざま。好むと好まざるとに関わらずメディアへの露出度は数字ではかることができる。次週の上位陣はどんな顔ぶれになるか、世相を映すこのランキングから目が離せない。

(※8/4付:集計期間 7/24(月)〜7/30(日))
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