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『第6回好きなスポーツ選手』イチローが4連覇&女性部門は澤穂希が初首位

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 10月8日の“体育の日”にちなみ、ORICON STYLEでは今回で6度目の調査となる『2012年 好きな男性・女性スポーツ選手ランキング』を発表。各首位には、米ニューヨーク・ヤンキースの【イチロー】選手、女子サッカー・INAC神戸レオネッサの【澤穂希】選手が選ばれた。イチロー選手は4連覇、澤選手は初の栄冠に輝いた。

「女性部門」1位の澤穂希選手 (C)ORICON DD inc.

「女性部門」1位の澤穂希選手 (C)ORICON DD inc.

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■限界説を吹き飛ばし新天地・ヤンキースでの活躍に脱帽

 イチロー選手といえば、同ランキングの常連であり、常に「男性部門」の首位を定位置としてきた日本が誇る至宝。だが昨年は、連続200本安打を逃し、今年も開幕時は調子が上がらず38歳という年齢を考えても“限界説”が飛び交っていた。さらに7月には電撃トレードで長年チームの顔として活躍してきたシアトル・マリナーズを離れ、ヤンキースに移籍したことも、ファンには衝撃を与えた。

 だが、孤高の天才バッターは世間からの風評をものともせず、実力者ひしめくヤンキース打線で数少ないチャンスで結果を残す。特に9月19日のブルージェイズ相手のダブルヘッダーで8打数7安打と爆発したのをきっかけに、驚異的な絶好調期間に突入。9月19日〜23日には6試合で25打数15安打、2本塁打、6盗塁の大活躍で週間MVPも獲得。ヤンキース移籍以降の通算成績も、67試合で打率3割2分2厘、5本塁打、27打点、14盗塁と全盛期をほうふつさせる見事な結果を残し、アメリカン・リーグ東地区制覇の立役者として貢献した。

 イチローを支持した理由として「最近調子がよくないから静かに引退するのかしらと思っていたら、新しい球団で、また活躍を見せてくれたから。すごい人だなあと思う」(愛知県/30代/女性)と、限界説を吹き飛ばす大躍進に脱帽する声が圧倒的。さらに「自分の限界を超えようと努力している姿勢がいいですね」(北海道/40代/女性)と天性のバットコントロールがありながら、年齢を重ねてもなお努力を惜しまぬ姿勢は、老若男女問わず“生き様のお手本”となっている。

■なでしこの象徴・澤にも男女問わず賞賛の声

 女性部門で1位になった澤選手といえば、言わずと知れた“なでしこJAPAN”の象徴的存在。1993年に初めて日本女子代表に選ばれ、長年に渡り日本女子サッカーをけん引。『2011 FIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会』では日本サッカー史上初のW杯優勝に大きく貢献、自身も日本人初となるW杯での得点王とMVPの二冠を達成。さらに、先頃のロンドン五輪では、決勝戦でアメリカに敗れるも、自身4度目のオリンピック出場で日本女子サッカーチーム史上初のメダル(銀メダル)獲得に貢献するなど、その偉業は枚挙に暇がない。

 女子サッカー黎明(れいめい)期から約20年に渡ってけん引し、“なでしこ”ブームを巻き起こした澤選手には「女子サッカー界をずっと支えてきた人だと思うから」(秋田県/10代/男性)という声がやはり多い。さらに「女子サッカーをここまで大きくした人だし、人柄やプレーもすごく好き」(大分県/10代/女性)と、後輩選手にも偉ぶらず常にチームに明るい光を灯す人間的な魅力も彼女の人気の要因といえる。

■ポスト・イチロー&澤 〜新世代アスリートの台頭

 上位にはベテラン勢だけでなく次世代を担う若きアスリートも数多くランクイン。「男性部門」には、男子体操でロンドン五輪個人総合金メダルを獲得した【内村航平 】(2位)選手や、男子競泳で、ロンドン五輪・男子100メートル背泳ぎで銅メダル、男子200メートル背泳ぎで銀メダルを獲得した【入江陵介】(4位)選手。「女性部門」でも長年同ランキング首位を獲得してきたフィギュアスケートの【浅田真央】(2位)選手、天才卓球少女として幼少の頃から卓球界を盛り上げ、ロンドン五輪・女子団体で日本卓球史上初となる銀メダルを獲得した【福原愛】(3位)選手など、今後の日本アスリート界の支柱となるべく選手たちが顔を揃えた。

 いずれの選手たちも20代前半とまだまだ若く、長期に渡り各競技の中心的選手として活躍が期待できることも強み。今後はイチロー選手や澤選手に代わり日本人アスリートをけん引していく存在になっていくことが予想される。

 今回のランキングを振り返ると、男女首位を獲得したイチロー選手や澤選手を筆頭に、男子競泳の【北島康介】(男性部門3位)、女子レスリングで長年“女王”として君臨する【吉田沙保里】選手(女性部門4位)など、“LIVING LEGEND”と呼ぶに相応しいアスリートたちの台頭が目立つ結果となった。年齢を感じさせない彼らの活躍や努力を惜しまぬ姿勢は、同世代はもちろん若い世代からも尊敬の眼差しが向けられる。彼らの今後の活躍はもちろん、彼らの背中を見てきた次世代を担う若いアスリートたちの活躍にも熱視線を送りたい。

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【調査概要】
調査時期:2012年9月26日(水)〜10月1日(月)
調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

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関連写真

  • 「女性部門」1位の澤穂希選手 (C)ORICON DD inc.
  • 「男性部門」2位の内村航平選手 (C)ORICON DD inc.
  • 「女性部門」2位の浅田真央選手 (C)ORICON DD inc.

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