損害保険各社がリリースするスマートフォン向け無料アプリが注目を集めている。どれも自動車事故の防止に役立ちそうなものばかりで、今年8月に提供を開始した三井住友海上火災保険の『スマ保』もそのひとつだ。また、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険も『Safety Sight』(セーフティサイト)を共同で開発し、提供開始。カーナビ代わりにスマホを使う人が増えている今、こうした損保会社のアプリも自動車内での新たな利用の形として定着するかもしれない。 三井住友海上の『スマ保』(iOS、Android対応)は、“保険をてのひらに。”をコンセプトに、自動車保険の契約管理や緊急時ナビゲート、事故に対する備えなどのサービスを提供。レッカーサービスが必要な際、同社コールセンターへ位置情報を送信したり、事故の衝撃を感知した場合、必要な対応や連絡先を自動的に画面表示するなど、急を要する事態のサポート機能を多く搭載している。また、ゲーム感覚で運転適性がチェックできるサイト“安全運転チェッカー”への接続機能も有する。
2012/09/11